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「上の空」とは、他のことに心が奪われて、そのことに注意が向かないこと

「上の空」とは、他のことに心が奪われて、そのことに注意が向かないことという意味があります。

  1. 他のことに心が奪われて、そのことに注意が向かないこと

これが最も一般的な意味です。考え事や心配事などで頭がいっぱいだったり、ボーッとしていたりしているときに、目の前のことに集中できない状態を指します。

例文

  • 授業中、彼は上の空だった。
  • 恋愛に夢中になって、仕事が上の空になっていた。
  • 眠不足で、頭がボーッとし、上の空だった。
  1. 天空。空中。そら

これは、「上の空」という言葉の本来の意味です。しかし、現代ではほとんど使われません。

例文

  • 上の空には、白い雲が浮かんでいた。
  • 鳥が、上の空を自由に飛んでいた。
  • 飛行機が、上の空を高く飛んでいった。

その他

「上の空」という言葉は、「あてにならないこと。根拠がなく不確かなこと。」という意味でも使われることがあります。しかし、これはあまり一般的ではありません。

まとめ

「上の空」という言葉は、主に「他のことに心が奪われていて注意が向かない状態」という意味で使われます。文脈によって、どちらの意味で使われているのかを判断する必要があります。

参考URL:
上の空(うわのそら)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「有象無象」とは、数は多いが、価値のない人や物のこと

「有象無象」とは、数は多いが、価値のない人や物のこと。

読み方: うぞうむぞう

意味:

  • 数は多いが、価値のない人や物。
  • ろくでもない連中。

語源:

  • 仏教用語の「有相無相」から。

例文:

  • 選挙に群がる有象無象に、うんざりしてしまう。
  • あの店は、いつも有象無象が出入りしている。
  • ネット上の書き込みは、有象無象の意見が混在している。

類義語:

  • 烏合の衆
  • 雑魚
  • 愚民
  • 凡庸
  • 劣等

対義語:

  • 優秀
  • 賢明
  • 高貴
  • 有能
  • 価値

補足:

  • 「有象無象」という言葉は、ネガティブな意味を持つ言葉です。
  • 人を軽蔑するときに使う言葉ですので、注意が必要です。

参考:

  • 故事成語辞典
  • ことわざ辞典
  • Wikipedia

その他

  • 「有象無象」は、日本語独特の表現です。英語では、「rabble」、「riffraff」、「the dregs of society」などの表現が近い意味になります。

参考URL:
有象無象(うぞうむぞう)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「馬の耳に念仏」とは、理解できない人にいくら説いても、理解してもらえないこと

「馬の耳に念仏」とは、理解できない人にいくら説いても、理解してもらえないこと。

読み方: うまのみみにねんぶつ

意味:

  • 理解できない人にいくら説いても、理解してもらえないこと。
  • 無駄な努力をすること。
  • 相手が聞く耳を持たないこと。

語源:

  • 馬は念仏の意味が理解できないことから。

類義語:

  • 犬に論語
  • 猫に小判
  • 鶏肋
  • 説法強盗
  • 木に花

対義語:

  • 分かりやすく説明する
  • 相手に理解してもらう
  • 説得する
  • 心を動かす
  • 共感を得る

例文:

  • 彼にいくら説明しても、馬の耳に念仏で理解してもらえない。
  • 馬の耳に念仏だと分かってはいるが、どうしても言わずにはいられない。
  • あの人はいつも馬の耳に念仏で、何を言っても無駄だ。

参考URL:
馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「浮足立つ」とは、落ち着かずそわそわしている様子のこと

「浮足立つ」とは、落ち着かずそわそわしている様子のこと。

意味:

  1. 不安や恐怖を感じ、落ち着かずそわそわしている様子
  2. 期待や喜びを感じ、落ち着かずそわそわしている様子

例文:

  1. 彼は試験の結果発表を前に浮足立っていた。
  2. 彼女は明日はデートだと浮足立っている。

類義語:

  1. そわそわする
  2. 落ち着かない
  3. 心が騒ぐ
  4. 胸が騒ぐ
  5. 逸る

対義語:

  1. 落ち着いている
  2. 泰然自若
  3. 冷静沈着
  4. 余裕がある

英語表現:

  1. be restless
  2. be fidgety
  3. be on tenterhooks
  4. be in a state of nervous excitement
  5. be filled with anticipation

注意点:

  • 「浮足立つ」は、本来は「不安や恐怖を感じて落ち着かずそわそわしている様子」という意味です。
  • 近年は「期待や喜びを感じ、落ち着かずそわそわしている様子」という意味で使われることも増えていますが、本来の意味とは異なるため、注意が必要です。
  • 使用する場面や文脈によっては、誤解を招く可能性があるため、注意が必要です。

参考資料:

補足:

  • 「浮足立つ」という漢字は、「足が浮くように落ち着かない様子」を表しています。

参考URL:
浮(き)足立つ(うきあしだつ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「後ろ指を指される」とは、陰口を言われたり、批判されたりすること。

「後ろ指を指される」とは、陰口を言われたり、批判されたりすること。

読み方: うしろゆびをさされる

意味:

  • 陰口を言われたり、批判されたりすること。
  • 人から悪く思われること。

語源:

  • 人が後ろを振り返って指を指す仕草から。
  • 陰で悪口を言う様子を表している。

例文:

  • 悪いことをすれば、後ろ指を指される。
  • 彼女は、派手な服装で後ろ指を指されることもある。
  • 会社で不正をしたら、社会から後ろ指を指されることになる。

類義語:

  • 陰口を言われる
  • 悪口を言われる
  • 批判される
  • 噂される
  • 悪評を受ける

対義語:

  • 褒められる
  • 尊敬される
  • 好かれる
  • 認められる
  • 称賛される

注意点:

  • 後ろ指を指されることは、誰にとっても不快なもの。
  • 自分の行動を振り返り、後ろ指を指されないように注意することが大切。

補足:

  • 後ろ指を指されるは、ことわざの一つ。

参考URL:
後ろ指を指される(うしろゆびをさされる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「恨み骨髄に徹す」は、深い恨みを抱くという意味のことわざ

「恨み骨髄に徹す」は、深い恨みを抱くという意味のことわざです。

意味

「恨み骨髄に徹す」は、骨の髄まで染み込むような深い恨みを抱いている様子を表現します。

由来

このことわざは、中国の戦国時代の史書『史記』秦本紀に由来します。秦の始皇帝が、幼い頃に趙の商人に虐待を受けたことを恨み、大人になってから趙を滅ぼしたという故事から、深い恨みを晴らすという意味で使用されるようになりました。

使い方

「恨み骨髄に徹す」は、主に以下の2つの意味合いで使われます。

  1. 個人的な恨み
  • 例えば、親友に裏切られたり、大切な人を亡くしたりしたときに、「恨み骨髄に徹す」という言葉が使われます。
  1. 国家間の恨み
  • 例えば、侵略を受けた国が、侵略国に対して「恨み骨髄に徹す」という言葉を使うことがあります。

例文

  • 彼は、幼い頃に両親を殺されたことを「恨み骨髄に徹し」ていた。
  • 国民は、長い間続いた戦争の被害を「恨み骨髄に徹し」ていた。

注意点

「恨み骨髄に徹す」は、非常に強い恨みを表す言葉であるため、軽々しく使うべきではありません。

類義語

  • 深仇大恨
  • 血の復讐
  • 仇を討つ
  • 敵視する
  • 憎悪する

対義語

  • 許す
  • 寛容
  • 慈悲
  • 思いやり
  • 愛情

参考URL:
恨み骨髄に徹す(うらみこつずいにてっす)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「腕に覚えがある」とは、ある分野において、自分の技量に自信を持っている様子を表す慣用句

「腕に覚えがある」とは、ある分野において、自分の技量に自信を持っている様子を表す慣用句。

意味:

  • ある分野において、自分の技量に自信を持っている様子を表す慣用句。
  • 得意なことや自信のある分野がある。
  • 英語では "be confident in one's skills" や "have a knack for something" と表現できます。

例:

  • 彼は、料理に腕に覚えがあるため、いつも美味しい料理を作ってくれる。
  • 彼女は、絵画に腕に覚えがあり、数々の賞を受賞している。
  • 彼らは、スポーツに腕に覚えがあり、常にチームの中心として活躍している。

類義語:

  • 自信がある
  • 得意である
  • 技量がある
  • 優秀である
  • 才能がある

対義語:

  • 自信がない
  • 苦手である
  • 技量が足りない
  • 不得手である
  • 無能である

補足:

  • 「腕」は、技術や技能を表す。
  • 「覚え」は、知識や経験を表す。
  • この慣用句は、謙遜しながらも自信を持っている様子を表すため、相手を不快にさせずに自分の能力をアピールすることができます。

参考:

参考URL:
腕に覚えがある(うでにおぼえがある)とは? 意味や使い方 - コトバンク

例文:

  • 彼には、プログラミングに腕に覚えがあるため、難しい案件も難なくこなしてしまう。

「腕に覚えがある」という言葉は、

自分の能力を

自信を持って

アピールしたいとき

効果的に使用できる言葉です。

状況に合わせて、適切に使用することが大切です。

「腕を買われる」は、日本語の慣用句で、その人の能力や技術を高く評価され、認められること

「腕を買われる」は、日本語の慣用句で、その人の能力や技術を高く評価され、認められることを意味します。

読み方

うでをかわれる

意味

  • その人の能力や技術を高く評価され、認められる
  • 実力を認められ、重用される
  • 引き抜かれる
  • ヘッドハンティングされる
  • 能力を評価されて、良い待遇を受ける
  • 才能を認められて、活躍の場を与えられる

類義語

  • 実力を認められる
  • 重用される
  • 引き抜かれる
  • ヘッドハンティングされる
  • 能力を評価される
  • 才能を認められる
  • 活躍の場を与えられる
  • 高く評価される
  • 認められる
  • 賞賛される

対義語

  • 能力が低い
  • 評価されない
  • 無視される
  • 冷遇される
  • 干される
  • 活躍の場を与えられない

例文

  • 彼は、その会社で腕を買われ、部長に昇進した。
  • 彼女は、優秀なプログラマーとして、多くの企業から腕を買われている。
  • その選手は、メジャーリーグから腕を買われ、アメリカに渡った。

使い方

「腕を買われる」は、以下のように使われます。

  • 彼は、若い頃からその才能を認められ、多くの企業から腕を買われていた。
  • 彼女は、努力を重ねて実力をつけ、ついに腕を買われるようになった。
  • その会社は、優秀な人材を引き抜くために、高額な報酬で腕を買っている。

参考URL:
【腕を買われる】の意味と使い方や例文(慣用句) – ことわざ・慣用句の百科事典

その他

「腕を買われる」は、「腕」 という言葉が、「能力」 や 「技術」 という意味を持っていることから生まれた表現です。

例文

  • 彼は、営業の腕を買われ、部長に抜擢された。
  • 彼女は、料理の腕を買われ、レストランで働くことになった。
  • その選手は、野球の腕を買われ、プロ野球選手になった。

注意

「腕を買われる」は、その人の能力や技術を高く評価され、認められる ことを意味する言葉なので、ネガティブな意味で使うことはできません。

類義語表現

  • 実力を認められる
  • 重用される
  • 引き抜かれる
  • ヘッドハンティングされる
  • 能力を評価される
  • 才能を認められる
  • 活躍の場を与えられる
  • 高く評価される
  • 認められる
  • 賞賛される

これらの表現はすべて、その人の能力や技術を高く評価され、認められる ことを意味します。

例文

  • 彼の実力は、多くの人から認められ、腕を買われている。
  • 彼女は、会社で重用され、重要な仕事を任されている。
  • その選手は、多くの球団から引き抜きオファーを受けている。

まとめ

「腕を買われる」は、日本語の慣用句で、その人の能力や技術を高く評価され、認められる ことを意味します。

「嘘から出た実(誠)」とは、最初は嘘のつもりで言ったことが、結果として本当のことになってしまうこと

「嘘から出た実(誠)」とは、最初は嘘のつもりで言ったことが、結果として本当のことになってしまうこと。

読み方: うそからでたまこと

意味:

  • 最初は嘘のつもりで言ったことが、結果として本当のことになってしまうこと。
  • 冗談や戯言が、後に実現してしまうこと。

類義語:

  • 戯言から出たまこと
  • 嘘も方便
  • 冗談が本当になる

例:

  • 彼は、「いつか社長になる」と冗談で言っていたが、本当に社長になった。
  • 彼女は、「宝くじに当たる」と嘘をついたが、本当に当たってしまった。
  • あのプロジェクトは、「失敗するはずがない」という声が多かったが、本当に成功した。

参考URL:
[嘘から出た実(うそからでたまこと)とは? 意味や使い方 - コトバンク](https://kotobank.jp/word/%E5%98%98%E3%81%8B%E3%82%89%E5%87%BA%E3%81%9F%E5%AE%9F-440022

「紆余曲折」とは、ことのなりゆきがさまざまの込み入った経過をたどり変化することを意味する四字熟語

「紆余曲折」とは、道などが曲がりくねっていること、また、ことのなりゆきがさまざまの込み入った経過をたどり変化することを意味する四字熟語です。

語源

「紆」と「余」はどちらも川や丘などが曲がりくねって続いているさまを表す言葉です。「曲折」は曲がりくねること。

意味

「紆余曲折」には、主に以下の2つの意味があります。

  1. 道などが曲がりくねっている
  • 山道や川など、物理的に曲がりくねっている様子を表します。
  • 目的地まで一直線ではなく、様々な方向に曲がりながら続いている様子を意味します。

例文:

  • 山道を登るには、険しく紆余曲折した道を歩かなければならない。
  • 川の流れは、ゆっくりと紆余曲折しながら海へと向かっている。
  • 迷路は、壁にぶつかりながら紆余曲折して進んでいく。
  1. ことのなりゆきがさまざまの込み入った経過をたどり変化する
  • 物事の展開が順調ではなく、様々な困難や障害を乗り越えながら進んでいく様子を表します。
  • 計画通りに進まず、思いがけない方向へ変化していく様子を意味します。

例文:

  • 新製品の開発は、紆余曲折を経てようやく完成した。
  • 彼の恋愛は、紆余曲折しながらも、最終的には結婚へと至った。
  • 人生は、紆余曲折があるからこそ面白い。

その他

  • 「紆余曲折」は、主にネガティブな意味合いで使われますが、状況によってはポジティブな意味合いで使うこともできます。
  • 例えば、「紆余曲折を経て成長を遂げる」のように、困難を乗り越えることで得られる経験や教訓を強調する意味で使うことができます。

類義語:

  • 曲折
  • 紆余
  • 紆折
  • 紆曲
  • 紆徐曲折

対義語:

  • 直線
  • 一直線
  • 単純
  • 容易
  • 平坦

参考URL:
紆余曲折(うよきょくせつ)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書