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「口も八丁手も八丁」とは、よくしゃべり、行動力も優れた人を表す慣用句

「口も八丁手も八丁」とは、よくしゃべり、行動力も優れた人を表す慣用句。

意味:

  • よくしゃべり、行動力も優れた人を表す慣用句。
  • 口八丁手八丁。
  • 英語では "be a smooth talker and a good worker" や "have both the gift of gab and the ability to get things done" と表現できます。

例:

  • 彼女は、口も八丁手も八丁で、どんな相手でもうまく丸め込む。
  • 彼は、口も八丁手も八丁で、どんな仕事でもやり遂げてしまう。
  • あの社長は、口も八丁手も八丁で、会社を大きく成長させた。

類義語:

  • 八面六臂
  • 八方美人
  • 口八丁手八丁
  • 長袖短袖
  • 手八丁口八丁

対義語:

  • 無口
  • 不器用
  • 鈍くさい
  • 能無し
  • 役立たず

補足:

  • 「八丁」は、昔の距離の単位で、約873メートル。
  • 櫓(ろ)と呼ばれる小舟を自在に操る様子から、口もうまく、手も器用に動く人を例えた。

参考URL:口八丁手八丁(くちはっちょうてはっちょう)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

例文:

  • あの営業マンは、口も八丁手も八丁で、契約を取ってくるのが得意だ。

「口も八丁手も八丁」という言葉は、

口もうまく

行動力も優れた

人を

褒める言葉です。

状況に合わせて、適切に使用することが大切です。

「苦しい時の神頼み」とは、困ったときになって初めて神仏にすがる様子を表す日本語のことわざ

「苦しい時の神頼み」とは、困ったときになって初めて神仏にすがる様子を表す日本語のことわざです。普段は信仰心がない人でも、苦境に陥ったときに神仏に助けを求めるという意味で使われます。

語源

「苦しい時の神頼み」の語源は、明確ではありません。古くから日本に伝わることわざと考えられています。人間の弱さや心の葛藤を表現したものと言えます。

文化的な背景

伝統的な日本の文化では、神仏への信仰が非常に重要視されていました。人々は、日々の生活の中で神仏に感謝し、祈りをしていました。しかし、苦難や災難に直面したときには、神仏への信仰心がより強くなると言われています。

現代的な用法

「苦しい時の神頼み」ということわざは、現代でもよく使われます。試験前に勉強をせずに、合格祈願のお守りを買う学生や、仕事で失敗したときに、神仏に助けを求めるサラリーマンなど、困難な状況に陥ったときに神仏に頼る人のことを表現するために使われます。

  • 試験前になって勉強をせずに、合格祈願のお守りを買うなんて、「苦しい時の神頼み」もいいところだ。
  • 仕事で失敗して落ち込んだとき、つい神仏にお祈りしてしまった。まさに「苦しい時の神頼み」だよ。

類義語

  • 虎口を逃れて竜穴に入る
  • 弱り目に祟り目
  • 泣きっ面に蜂

まとめ

「苦しい時の神頼み」ということわざは、人間の弱さについて教えてくれます。人は、困難に直面したときに、神仏に頼ることがあります。しかし、神仏に頼るだけでは問題は解決しません。自分自身で努力することも大切です。

補足

  • 「苦しい時の神頼み」は、皮肉を込めて使われることもあります。普段は信心深くない人が、困ったときにだけ神仏にすがる様子を嘲笑的に表現するために使われます。
  • 「苦しい時の神頼み」は、ポジティブな意味で使われることもあります。困難な状況を乗り越えるための希望を表すために使われます。

参考URL:
苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「臭い物に蓋をする」とは、問題や不正行為などを隠蔽し、表面上だけ解決したように見せかけること

「臭い物に蓋をする」とは、問題や不正行為などを隠蔽し、表面上だけ解決したように見せかけること。

意味:

  • 問題や不正行為などを隠蔽し、表面上だけ解決したように見せかけること。
  • 根本的な解決をせずに、一時しのぎの方法で問題を先延ばしにすること。

例文:

  • 会社の不正を臭い物に蓋をして問題を解決しようとした。
  • いじめ問題を臭い物に蓋をして、何も解決していない。
  • 臭い物に蓋をするようなやり方は、いずれ問題が大きくなるだけだ。

類義語:

  • 隠蔽
  • 闇に葬る
  • 問題の先延ばし
  • 場当たり的な対応
  • ごまかす

対義語:

  • 根本的な解決
  • 問題を正視する
  • 真正面から取り組む
  • 透明性のある対応
  • 誠実な対応

英語表現:

  • sweep something under the rug
  • ignore a problem
  • cover up a scandal
  • put off dealing with an issue
  • bury one's head in the sand

注意点:

  • 「臭い物に蓋をする」は、一時しのぎの方法であり、根本的な解決にはなりません。
  • 時間が経てば、問題が再燃する可能性が高いです。
  • 問題を隠蔽することは、組織や個人の信頼を失墜させる可能性があります。

参考資料:

その他:

  • 「臭い物に蓋をする」は、日本語特有の表現です。
  • 英語では、様々な表現を使って「臭い物に蓋をする」という気持ちを伝えることができます。

参考URL:
臭い物に蓋をする(くさいものにふたをする)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「苦肉の策」とは、自分の身を苦しめることで、敵を欺いたり、窮地を脱したりするための策略

「苦肉の策」とは、自分の身を苦しめることで、敵を欺いたり、窮地を脱したりするための策略。

読み方: くにくのさく

意味:

  • 自分の身を苦しめることで、敵を欺いたり、窮地を脱したりするための策略。
  • 苦しまぎれに考え出した方策。

語源:

  • 中国の古典小説「三国志演義」に登場する故事から。

類義語:

  • 苦肉の計
  • 苦肉の謀
  • 反間苦肉の計
  • 敵を欺く
  • 窮地を脱する

対義語:

  • 正攻法
  • 誠実
  • 真っ向勝負
  • 堂々正々
  • 光明正大

例文:

  • 彼は、敵を欺くために、苦肉の策を用いた。
  • 会社は、業績悪化のために、苦肉の策としてリストラを実施した。

補足:

  • 苦肉の策は、必ずしも成功するとは限らず、場合によっては逆効果になることもあります。

参考URL:
苦肉の策(くにくのさく)とは? 意味や使い方 - コトバンク

例文を追加:

  • 戦国時代の武将たちは、敵を欺くために、様々な苦肉の策を用いた。
  • 彼は、試験に合格するために、徹夜で勉強という苦肉の策に出た。

補足:

  • 戦国時代の苦肉の策: 具体的な例や逸話を説明する。
  • 試験における苦肉の策: 具体的な勉強方法や効果などを説明する。

「口が減らない」とは、よくしゃべり、話が止まらないこと

「口が減らない」とは、よくしゃべり、話が止まらないこと。

意味:

  • よくしゃべり、話が止まらない。
  • おしゃべりが止まらない。
  • 饒舌で、次々と話続ける。

読み方: くちがへらない

類義語:

  • おしゃべり
  • 饒舌
  • 口達者
  • よくしゃべる
  • 喋りまくる
  • ぺちゃくちゃ
  • まくし立てる
  • 滔々と

対義語:

  • 無口
  • 寡黙
  • 静か
  • 黙り込む
  • 無言

例文:

  • 彼女は口が減らないので、一日中しゃべり続けている。
  • 彼は口が減らないので、話を聞いていて疲れてしまう。
  • あの人は口が減らないので、どんな話題でも話せる。
  • 子供は口が減らないので、質問が止まらない。
  • 先生は口が減らないので、授業が長い。

補足:

「口が減らない」は、必ずしも悪い意味ではありません。

  • 場を盛り上げるおしゃべり上手という意味で使われることもあります。
  • 一方、話が長すぎて相手を疲らせてしまうような場合は、ネガティブな意味合いになります。

状況や文脈によって、どちらの意味合いで使われているかを判断する必要があります。

参考URL:
口が減らない(くちがへらない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「首を長くする」とは、何かを心待ちにするという意味

「首を長くする」とは、何かを心待ちにするという意味があります。

  1. 何かを心待ちにする

「首を長くする」は、何かを心待ちにして、その様子を表現する慣用句です。

語源

「首を長くする」は、待ち遠しくて、何度も首を伸ばして様子を伺う様子から生まれた表現と言われています。

意味

「首を長くする」は、以下のような意味で使われます。

  • 何かを心待ちにする
  • 待ち遠しくて仕方がない
  • 早く来ないかとそわそわする

例文

  • 新商品の発売を、首を長くして待っている。
  • 子供は、サンタクロースの来訪を、首を長くして待っている。
  • 旅行の日が近づいてきて、首を長くして待っている。

使い方

「首を長くする」は、何かを心待ちにしていることを表現したいときに使う表現です。

  • 本当に待ち遠しく感じていることを強調したい場合は、「とても首を長くして待っている」のように言うことができます。
  • 軽い気持ちで使うこともできますが、相手が本当に楽しみにしていることを理解していないように聞こえないように注意する必要があります。

類義語

  • 待ち遠しい
  • 待ちに待った
  • 待ち焦がれる
  • 心待ちにする
  • 首を洗って待つ

英語訳

  • look forward to
  • eagerly await
  • be on pins and needles
  • be all ears
  • wait with bated breath

その他

「首を長くする」は、日常会話で比較的よく使われる表現です。

  • 意味を理解しておくと、相手の気持ちを理解し、共感することができるでしょう。

  • Aさん:「新しいスマホの発売、首を長くして待っているんだよね。」
  • Bさん:「私もだよ。早く発売してほしいよね。」

「首を長くする」は、誰にとっても経験したことのある感情です。

参考URL:
首を長くする(くびをながくする)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「口が利く」には、弁舌が達者であるという意味

「口が利く」には、弁舌が達者であるという意味があります。

  1. 話すことができる
  • 例:
    • 赤ちゃんはまだ口が利かない。
    • 事故の後、彼は口がきかなくなった。
  1. 弁舌が達者である
  • 例:
    • 彼は口が利くので、交渉に有利だ。
    • 彼女は口が利くので、人から好かれる。
  1. うまく言い訳をする
  • 例:
    • 彼は口が利くので、先生に怒られない。
    • 彼女は口が利くので、いつも許してもらえる。
  1. 仲裁をする
  • 例:
    • 彼は口が利くので、二人の喧嘩を仲裁した。
    • 彼女は口が利くので、うまく話をまとめた。
  1. 幅を利かせる
  • 例:
    • 彼は政界で口が利くので、誰も逆らえない。
    • 彼女は芸能界で口が利くので、仕事に困らない。

どの意味で使われているかは、文脈によって判断する必要があります。

参考URL:
口が利く(くちがきく)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「車の両輪」とは、二つのものが互いに支え合い、どちらも欠かせない関係であることを比喩的に表した言葉

「車の両輪」とは、二つのものが互いに支え合い、どちらも欠かせない関係であることを比喩的に表した言葉です。車には左右に2つの車輪があるように、二つのものが互いに協力し合って初めて目的を達成できるという意味合いがあります。

具体例

  • 「ハードとソフト」:コンピュータにとって、ハードウェアとソフトウェアは車の両輪のような関係です。どちらか一方でも欠ければ、コンピュータは正しく動作しません。
  • 「理論と実践」:理論と実践は車の両輪のような関係です。机上の空論だけでは何も成し遂げられず、実践的な経験も理論なくしては意味がありません。
  • 「文武両道」:文武両道とは、学問と武芸をどちらも修めることです。これは、知性と体力、つまり頭脳と身体の両方を兼ね備えることが重要であるという考えを表しており、車の両輪に例えられることもあります。

使い方

「車の両輪」は、二つのものが密接な関係にあることを強調したいときに使われます。

  • 研究開発と営業は車の両輪のような関係であり、どちらも会社にとって欠かせない存在です。
  • 子育てと仕事は車の両輪のような関係であり、どちらか一方に偏りすぎるとうまくいきません。
  • 健康な体と健全な精神は車の両輪のような関係であり、どちらも大切です。

類義語

  • 相互依存
  • 相補関係
  • 一心同体
  • 陰陽
  • 表裏一体

対義語

  • 独立
  • 矛盾
  • 対立
  • 相克
  • 水火不相容

その他

「車の両輪」は、様々な場面で使える便利な表現です。二つのものが密接な関係にあることを強調したいときは、ぜひこのことわざを使ってみてください。

まとめ

「車の両輪」は、二つのものが互いに支え合い、どちらも欠かせない関係であることを表した日本語のことわざです。幅広い場面で使える便利な表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

参考URL:
車の両輪(くるまのりょうわ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「腐っても鯛」とは、元々価値のあるものは、多少傷んでいても、それなりの価値は残っているという意味

「腐っても鯛」とは、元々価値のあるものは、多少傷んでいても、それなりの価値は残っているという意味。

読み方

くさってもたい

意味

  • 元々価値のあるものは、多少傷んでいても、それなりの価値は残っている。
  • 優秀な人物は、落ちぶれても、本来の能力や資質を失わない。

語源

鯛は高級魚の代表格であり、多少腐敗しても他の魚よりは価値があることから。

類義語

  • 虎の子は虎
  • 種は瓜
  • 隔世遺伝
  • 遺伝
  • 性格は親譲り

例文

  • あの会社は今は業績が落ちているが、腐っても鯛だから、いずれ復活するだろう。
  • 彼は昔は優秀な選手だったが、怪我で引退しても、腐っても鯛で指導者として成功している。
  • 彼女は美貌が衰えても、腐っても鯛で、その存在感は変わらない。

使い方

  • 落ちぶれた人や物でも、本来の価値を評価したい時に使う。
  • 元々価値のあるものが、多少傷んでも、それなりの価値は残っていることを表現したい時に使う。

注意

「腐っても鯛」は、必ずしも肯定的な意味で使われるわけではありません。単に、過去の栄光に固執して、現状を直視しようとしない人を批判する場合にも使われます。

英語表現

  • A diamond in the rough
  • A good thing is still good even when it's damaged
  • A leopard can't change its spots
  • Once a king, always a king
  • You can't polish a turd

参考URL:
腐っても鯛 - ウィクショナリー日本語版

「国破れて山河あり」とは、戦乱によって国は滅びても、山や川は昔と変わらない姿で残っているという意味

「国破れて山河あり」とは、戦乱によって国は滅びても、山や川は昔と変わらない姿で残っているという意味。

読み方: くにやぶれてさんがあり

意味:

  • 戦乱によって国は滅びても、山や川は昔と変わらない姿で残っている。
  • 国土は失われても、自然の美しさは永遠に変わらない。
  • 国の盛衰は移ろいゆくものだが、自然は永遠である。

語源:

  • 唐代の詩人・杜甫の詩「春望」の冒頭部分。

類義語:

  • 世は移れども、自然は変わらぬ
  • 興亡盛衰は世の常
  • 自然は永遠
  • 山河は不易
  • 時代を超えて

対義語:

  • 国泰民安
  • 平和
  • 安定
  • 繁栄
  • 永続

例文:

  • 戦争によって国は破れたが、山河は依然として美しい。
  • 国破れて山河ありという言葉通り、自然は永遠に続く。

参考:

  • 国破れて山河あり - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
  • 杜甫 - 春望 - 中国の漢詩 - 漢詩・詩歌・吟詠紹介 - [学ぶ] - 関西吟詩文化協会: [無効な URL を削除しました]

補足:

  • この詩は、安史の乱で長安が陥落した後の荒廃した様子を詠んだもの。
  • 国土は失われても、自然の美しさは変わらないという普遍的なメッセージが込められている。

参考URL:
国破れて山河あり(くにやぶれてさんがあり)とは? 意味や使い方 - コトバンク