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「月下氷人(げっかひょうじん)」とは、男女の仲を取り持つ人、つまり仲人や媒酌人を意味する四字熟語

「月下氷人(げっかひょうじん)」とは、男女の仲を取り持つ人、つまり仲人や媒酌人を意味する四字熟語です。

語源

  • 月下老人:唐の韋固という独身者が旅先で月夜に会った老人から赤い紐で男女の足をつなげば縁が結ばれるといわれたという故事。
  • 氷人:晋の令孤策が夢の中で結婚の仲立ちをするだろうといわれたという故事。

類義語

  • 仲人
  • 媒酌人
  • 縁結びの神
  • 紅い糸
    *キューピッド

例文

  • 二人の結婚は、親戚の月下氷人によって実現した。
  • 彼らは長年の友人であり、月下氷人として多くのカップルを誕生させてきた。
  • 彼女は結婚相談所で月下氷人として働いている。

注意点

  • 現代ではあまり使われない言葉です。
  • 結婚式などフォーマルな場面で使うのが適切です。

英語表現

  • matchmaker
  • marriage broker
  • cupid
  • go-between
  • middleman

その他

  • 男女の縁は不思議なものとされ、月下氷人はその縁を取り持つ重要な役割を果たします。
  • 結婚は人生における重要なイベントであり、月下氷人はその門出を祝う存在でもあります。

参考URL:
月下氷人(げっかひょうじん)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「捲土重来」とは、一度失敗したり、挫折したりした者が、再び勢いを盛り返して立ち上がること

「捲土重来」とは、一度失敗したり、挫折したりした者が、再び勢いを盛り返して立ち上がること。

意味:

  • 一度失敗したり、挫折したりした者が、再び勢いを盛り返して立ち上がること。
  • 土煙を巻き上げて攻め込んでくる様子から、「捲土」は勢いの激しさを表し、「重来」は再びやって来ることを表します。

読み方: けんどちょうらい

類義語:

  • 再起する
  • 捲土重来を期す
  • 捲土重来を期して
  • 再起を期す
  • 再起不能から立ち直る

例文:

  • 選挙で敗れた候補者は、捲土重来を期して次の選挙に備えている。
  • 会社は倒産したが、社長は捲土重来を誓い、新たな事業を立ち上げた。
  • チームは試合に負けたが、捲土重来を目指して練習に励んでいる。

対義語:

  • 挫折する
  • 諦める
  • 負けを認める
  • 再起不能
  • 立ち直れない

参考URL:
捲土重来(けんどちょうらい)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「言質を取」とは、誰かの約束や合意を明確に述べさせること

「言質を取る」とは、誰かの約束や合意を明確に述べさせることです。

これは、後で問題や誤解を避けるためによく行われます。特にビジネスや法律では重要です。約束が守られなかった場合に証拠として使用できるためです。また、誰かの信頼性をチェックする方法でもあります。

以下に、言質を取る (genchi o toru) の例をいくつか示します。

  • 営業担当者が、顧客に商品を購入してもらうために、言質を取る。
  • 弁護士が、証人に、法廷で証言することを約束させるために、言質を取る。
  • 恋人が、結婚を約束させるために、言質を取る。

言質を取るは、日本語でよく使われる表現です。ビジネスや法律の分野では、特に重要です。

参考URL:
「言質を取る(げんちをとる)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

「蛍雪の功」とは、苦労して学問を修め、成果を出すことなどの意味を持つ四字熟語

「蛍雪の功」とは、苦労して学問を修め、成果を出すことなどの意味を持つ四字熟語です。

  • 苦労して学問を修め、成果を出すこと
  • 努力して学問を身につけること

読み方

  • けいせつのこう

語源

  • 中国の晋代の車胤と孫康という二人の人物が、貧しいながらも工夫して学問に励んだ故事から。
  • 車胤は、蛍の光で読書をした。
  • 孫康は、雪の反射を利用して読書をした。

類義語

  • 寒窗苦読
  • 懸梁刺股
  • 頭角を現す
  • 名を成す

対義語

  • 遊惰
  • 不精
  • 無為徒食

例文

  • 彼は蛍雪の功を積み、難関大学に合格した。
  • 彼女は幼い頃から蛍雪の功を積み、将来は医者になることを夢見ている。
  • 彼らは夜遅くまで勉強し、蛍雪の功を積んでいた。

参考URL:
蛍雪の功(けいせつのこう)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「言語に絶する」とは、言葉で表現できないほど、素晴らしい、またはひどい。

「言語に絶する」とは、言葉で表現できないほど、素晴らしい、またはひどい。

意味:

  • 言葉で表現できないほど、素晴らしい、またはひどい。
  • 形容する言葉がないほど、極端な状態である。
  • 想像を超えるほどの、強烈な印象を与える。

読み方: げんごにぜっする

類義語:

  • 筆舌に尽くしがたい
  • 形容を絶する
  • 言葉では言い表せない
  • 想像を絶する
  • 超絶
  • 驚異的
  • 凄まじい
  • 恐ろしい

対義語:

  • 平凡
  • 普通
  • ありふれた
  • 陳腐
  • 無味乾燥

例文:

  • 星空の美しさは、言語に絶する。
  • 被災地の惨状は、言語に絶する。
  • 彼の演奏は、言語に絶するほど素晴らしかった。
  • 彼女の料理は、言語に絶するほど美味しい。
  • この映画は、言語に絶するほど恐ろしい。

補足:

「言語に絶する」は、非常に強い表現であり、頻繁に使用すると意味合いが薄れてしまう可能性があります。

  • 本当に言葉で表現できないほどの状況で使用しましょう。
  • 使用する際は、具体的にどのような点が言語に絶するのかを説明すると、より伝わりやすくなります。

参考URL:
言語に絶する(げんごにぜっする)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「孤軍奮闘」は、日本語の四字熟語で、援軍もなく孤立した中で、ただ一人で懸命に戦うこと

「孤軍奮闘」は、日本語の四字熟語で、援軍もなく孤立した中で、ただ一人で懸命に戦うことを意味します。

読み方

こぐんふんとう

意味

  • 援軍もなく孤立した中で、ただ一人で懸命に戦うこと
  • 支援者や協力者がいない中で、困難に立ち向かうこと
  • 困難な状況に一人で立ち向かうこと
  • 孤立無援の中で努力すること
  • ひとりぼっちで頑張ること

類義語

  • 独力奮闘
  • 単独行動
  • 一匹狼
  • 孤高
  • 独立独歩
  • 自力更生
  • 自立
  • 自助
  • 自負
  • 自信

対義語

  • 援軍
  • 協力
  • 共同作業
  • チームワーク
  • 集団
  • 群れ
  • 団結
  • 協調
  • 連携
  • 共闘

例文

  • 彼は、孤軍奮闘して、会社を成功に導いた。
  • 彼女は、孤軍奮闘して、難病を克服した。
  • 彼らは、孤軍奮闘して、敵軍を撃退した。

使い方

「孤軍奮闘」は、以下のように使われます。

  • 彼は、孤軍奮闘の末、ついに目標を達成した。
  • 彼女は、孤軍奮闘して、困難な状況を切り抜けた。
  • 彼らは、孤軍奮闘して、プロジェクトを成功させた。

参考URL:
孤軍奮闘 | スピーチに役立つ四字熟語辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

その他

「孤軍奮闘」は、「孤軍」 と 「奮闘」 という二つの漢字から成り立っています。

  • 「孤軍」 は、援軍がなく孤立した軍隊のこと。
  • 「奮闘」 は、勇気を奮い起こして戦うこと。

例文

  • 彼は、孤軍奮闘して、敵陣に切り込んだ。
  • 彼女は、孤軍奮闘して、問題を解決しようとした。
  • 彼らは、孤軍奮闘して、夢を実現させた。

注意

「孤軍奮闘」は、援軍もなく孤立した中で、ただ一人で懸命に戦う こと を意味する言葉なので、必ずしも成功するとは限りません。

類義語表現

  • 独力奮闘
  • 単独行動
  • 一匹狼
  • 孤高
  • 独立独歩
  • 自力更生
  • 自立
  • 自助
  • 自負
  • 自信

これらの表現はすべて、支援者や協力者がいない中で、困難に立ち向かうこと を意味します。

例文

  • 彼は、独力奮闘して、会社を立ち上げた。
  • 彼女は、単独行動で、事件を解決した。
  • 彼らは、一匹狼として、道を切り開いていく。

「犬猿の仲」とは、 犬と猿のように、互いにいがみ合い、仲が悪いこと

「犬猿の仲」とは、 犬と猿のように、互いにいがみ合い、仲が悪いこと。

意味:

  • 犬と猿のように、互いにいがみ合い、仲が悪いこと。
  • 水と油のように、全く相容れない関係であること。

語源:

  • 十二支の順番を決める際、犬と猿が互いに足を引っ張り合い、仲が悪くなったという故事から。

例文:

  • 彼ら二人は、犬猿の仲で、いつも口論している。
  • あの会社とこの会社は、犬猿の仲で、いつも対立している。
  • 彼は、昔から兄とは犬猿の仲だった。

類義語:

  • 水と油
  • 天敵
  • 仇敵
  • 不倶戴天の敵
  • 相容れない

対義語:

  • 親友
  • 良好な関係
  • 蜜月関係
  • 盟友
  • 親密な関係

注意点:

  • 犬猿の仲は、非常に仲が悪いことを強調する表現。

補足:

  • 犬猿の仲は、人間関係だけでなく、動物や物などにも使うことができる。

参考URL:
犬猿の仲(けんえんのなか)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「芸は身を助ける」とは、努力して身につけた技術や知識は、将来必ず役に立つという意味

「芸は身を助ける」とは、努力して身につけた技術や知識は、将来必ず役に立つという意味。

意味:

  • どんな分野であれ、他人に秀でる能力があれば、思わぬところで役に立つものである。
  • 努力して身につけた技術や知識は、将来必ず役に立つという意味。

例文:

  • 学生時代に習得した語学力が、今の仕事で役に立っている。
  • 趣味で続けていたスポーツが、健康維持に役立っている。
  • 子供の頃に習った書道が、仕事で役に立っている。

類義語:

  • 一芸に秀でれば
  • 知識は力
  • 努力は報われる
  • 習うより慣れろ
  • 転んでもただは起きない

対義語:

  • 無知
  • 無能
  • 無力
  • 無策
  • 無為無策

英語表現:

  • Knowledge is power.
  • A skill in hand is worth two in the bush.
  • Necessity is the mother of invention.
  • Every cloud has a silver lining.
  • What doesn't kill you makes you stronger.

注意点:

  • 「芸は身を助ける」は、必ずしも目に見える成果や利益に結びつくという意味ではありません。
  • 困難な状況を乗り越えるための力や、人生を豊かにするための糧となるという意味もあります。

参考URL:
芸は身を助ける(げいはみをたすける)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

その他:

  • 「芸は身を助ける」は、古くから言い伝えられていることわざです。
  • 現代社会においても、様々な場面でこのことわざが当てはまります。

芸は身を助けるの現代的な解釈

  • 現代社会において、「芸」は単なる技術や知識だけでなく、問題解決能力、コミュニケーション能力、創造性など、様々なスキルを指すことができます。
  • これらのスキルは、仕事やプライベートなど、様々な場面で役立ちます。
  • 常に新しいスキルを学び、自分をアップデートし続けることが重要です。

「呉越同舟」とは、仲の悪い者同士が同じ場所に居合わせること

「呉越同舟」とは、仲の悪い者同士が同じ場所に居合わせること、または反目し合いながらも共通の困難や利害に対して協力し合うことを意味する四字熟語です。

読み方

「ごえつどうしゅう」

由来

「呉越同舟」は、中国春秋時代の呉と越という二つの国が、互いに敵対しながらも、共通の敵である斉を討伐するために一時的に協力した故事から由来しています。

意味

「呉越同舟」は、以下のような状況で使われます。

  • 普段は仲が悪い者同士が、同じ場所に居合わせる。
  • 敵対する者同士が、共通の困難や利害のために協力する。
  • 一時的に協力関係を築く。

例文

  • 政治理念は異なるが、経済発展という共通の目標のために、与党と野党が呉越同舟することになった。
  • ライバル同士の会社が、共同プロジェクトのために呉越同舟することになった。
  • 普段は喧嘩ばかりしている兄弟が、困難に直面した時には呉越同舟して問題を解決する。

類義語

  • 犬猿相和す
  • 敵ながら天晴れ
  • 一時休戦
  • 利害一致
  • 共通の敵

対義語

  • 水火不容
  • 相容れない
  • 対立
  • 敵対
  • 競争

「呉越同舟」の使い方

「呉越同舟」は、以下のような点に注意して使うと良いでしょう。

  • どのような状況で呉越同舟となったのかを具体的に説明する。
  • 呉越同舟となった理由を明確にする。

例文

  • 政治理念は異なるが、経済発展という共通の目標のために、与党と野党が呉越同舟することになった。経済活性化のためには、政治的な対立を超えて協力することが必要だと判断したようだ。
  • ライバル同士の会社が、共同プロジェクトのために呉越同舟することになった。新技術の開発には、両社の持つ技術力が必要不可欠だと判断したようだ。
  • 普段は喧嘩ばかりしている兄弟が、困難に直面した時には呉越同舟して問題を解決する。困難な状況を乗り越えるためには、協力し合うことが必要だと理解しているようだ。

参考URL:
呉越同舟(ごえつどうしゅう)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「牽強付会(けんきょうふかい)」とは、道理に合わないことを、自分に都合の良いように無理にこじつけること

「牽強付会(けんきょうふかい)」とは、道理に合わないことを、自分に都合の良いように無理にこじつけること。

意味:

道理に合わないことを、自分に都合の良いように無理にこじつけること。

語源:

  • 牽強: 無理に引き寄せること
  • 付会: 関係のないものを無理に結びつけること

類義語:

  • 我田引水 (がでんいんすい)
  • 強引 (ごういん)
  • 無理筋 (むりすじ)

対義語:

  • 論理的 (ろんりてき)
  • 合理的 (ごうriteki)
  • 筋道 (すじみち)

例文:

  • 彼の言い訳は牽強付会で、誰も納得しなかった。
  • 事実を無視して、自分の都合の良いように解釈するのは牽強付会だ。
  • 牽強付会な理論は、すぐに破綻してしまう。

補足:

  • 牽強付会は、自分の立場や主張を正当化するために、無理な解釈や説明をする場合によく使われます。
  • 議論や論争において、牽強付会は相手を納得させることはできないだけでなく、信頼を失墜させる可能性もあります。
  • 自分の考えを伝える際には、論理的に筋道を立てて説明することが重要です。

その他:

参考URL:
「牽強附会」「牽強付会」とは無理やりこじつけること|意味や語源などをご紹介 | Domani