「三三五五」とは、あちらに三人こちらに五人と人が行くまたは人がいるさま。
読み方: さんさんごご
意味:
- あちらに三人、こちらに五人と、人が行く、また、人がいるさま。
- 物があちこちに散らばっているさま。
- 人や物があちこちに点在している様子。
語源:
- 中国の詩人、李白の詩「采蓮曲」の一節「岸上誰家遊治郎 三三五五映 二垂楊」から。
- 三人、五人と、人が小さくかたまりになって歩くようすを表すことから。
類義語:
- ちらほら
- ばらばら
- 点在
- 散在
- まばら
対義語:
- 集中
- 密集
- 群がる
- 固まる
- 一団
例文:
- 公園には、三三五五と子供たちが遊んでいた。
- 街には、三三五五と古い家が建っている。
- 星空には、三三五五と星が輝いている。
使い方:
- 「三三五五」は、人や物が散らばっている様子を表現する際に使われます。
- 文章だけでなく、会話でもよく使われます。
その他:
- 「三三五五」は、日本語の慣用句です。
- 英語では、「scattered」、「here and there」、「sparsely」、「sporadically」、「in small groups」などの表現が近い意味になります。
補足:
- 「三三五五」は、必ずしもネガティブな意味で使われるわけではありません。
- 景色など、広がりのある様子を表現する際に、効果的に使われることがあります。
関連表現:
- ちらほら
- ばらばら
- 点在
- 散在
- まばら
参考URL:
三三五五(さんさんごご)とは? 意味や使い方 - コトバンク例文:
- 山の斜面には、三三五五と花が咲いていた。
- 街灯の灯りが、三三五五と道路に並んでいた。
- 雲が、三三五五と空に浮かんでいた。
その他:
- 「三三五五」は、俳句や短歌などの詩歌表現にもよく使われます。
- 音の響きが美しく、情緒的な効果を出すことができます。