「峠を越す」とは、危険な状況から逃れる、困難を乗り越えるという意味の慣用句です。
意味: 危険な状況から逃れる、困難を乗り越える
例文:
- 術後の峠を越したので一安心した。
- 今夜、峠を越せば大丈夫。
- 峠を越すことを願う。
詳細:
- 峠は、山の頂上付近にある最も高い地点です。登山道は峠を越えると、下り坂になります。
- このことから、「峠を越す」は、困難な状況の頂点を乗り越え、楽になることを意味するようになりました。
- 例文1では、手術後の危険な時期を乗り越えたことを意味します。
- 例文2では、今夜を乗り越えれば、問題は解決することを意味します。
- 例文3では、困難な状況を乗り越えられることを願っていることを意味します。
類義語:
- 難関を突破する
- 苦難を乗り越える
- 危機を脱する
- 鬼門を越える
- 厄を逃れる
対義語:
- 挫折する
- 失敗する
- 道半ばで倒れる
- 頓挫する
使い方:
- 峠を越すは、困難な状況を乗り越えたとき、または乗り越えられることを願うときに使われます。
- 具体的な状況を説明すると、より意味が明確になります。
例:
- 会社の倒産の危機を峠を越した。
- 病気の峠を越すことができたのは、家族の支えがあったからだ。
- あと一息だ。峠を越さえすれば、成功だ。