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「波に乗る」とは、時勢に合って栄えるという意味

「波に乗る」とは、時勢に合って栄えるという意味があります。

  1. 波の流れに乗る
  • サーフィンなど、波を利用して遊ぶスポーツにおいて、波の流れに乗ることを意味します。
  • 転じて、物事が順調に進む様子を表現する慣用句としても使われます。

例文

  • サーファーは、大きな波に乗って見事に技を決めた。
  • 彼は、今まさに波に乗っていて、仕事もプライベートも充実している。
  1. 時勢に合って栄える
  • 時代の流れに乗って、成功すること。
  • 流行に乗って儲けること。

例文

  • インターネット関連の会社は、時代の波に乗って大きく成長した。
  • 彼女は、歌手の夢を追いかけ、ついに波に乗ったようだ。

どちらの意味で使われているかは、文脈によって判断する必要があります。

類義語

  • 順風満帆
  • 飛ぶ鳥を落とす勢い
  • 時流に乗る

対義語

  • 逆風
  • 不調
  • 時代の寵児から転落する

参考URL:

波に乗る(なみにのる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「泣く子と地頭には勝てぬ」とは、泣き止まない子供や、横暴な地頭には、道理で争っても勝ち目がない。

「泣く子と地頭には勝てぬ」とは、泣き止まない子供や、横暴な地頭には、道理で争っても勝ち目がない。

意味:

  • 泣き止まない子供や、横暴な地頭には、道理で争っても勝ち目がない。
  • 理屈が通じない相手には、無理に争わずに、従うのが賢明である。

語源:

  • 「地頭」は、鎌倉時代に荘園の管理者として武士が任命された役職。
  • 当時、地頭は権力にものを言わせて、農民から年貢を徴収したり、無理な要求をしたりすることが多かった。

類義語:

  • 泣きっ面に蜂
  • 権力には逆らえない
  • 無理は通らない
  • 大人しく従う
  • 泣き寝入りする

対義語:

  • 正義を貫く
  • 抵抗する
  • 立ち向かう
  • 議論する
  • 筋を通す

例文:

  • 上司の命令には、泣く子と地頭には勝てぬで、従うしかない。
  • 理屈が通じない人には、いくら説明しても無駄だ。
  • 泣く子と地頭には勝てぬ、という諺は、世の中の現実をよく表している。

補足:

  • この諺は、必ずしも相手を肯定的に評価しているわけではありません。
  • 理屈が通じない相手と無理に争っても、無駄なエネルギーを使うだけであるという、現実的な考え方です。
  • ただし、状況によっては、毅然とした態度で相手に抗議することも大切です。

参考URL:
泣く子と地頭には勝てぬ(ナクコトジトウニハカテヌ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「涙に暮れる」とは、悲しみや苦しみで、ひどく泣いて過ごすこと

「涙に暮れる」とは、悲しみや苦しみで、ひどく泣いて過ごすこと。

意味

  • 悲しみや苦しみで、ひどく泣いて過ごす。
  • 涙が止まらず、悲嘆に暮れる。
  • 泣き暮らす。

由来

  • 「暮れる」は、ここでは時間ばかりが過ぎていく様子を表す。
  • 悲しみや苦しみで、何も手につかず、ただ泣いて過ごす様子を表現している。

使い方

  • 母の死を悲しみ、彼女は涙に暮れた。
  • 彼氏は彼女に振られ、涙に暮れた。
  • 試験に落ちて、彼は涙に暮れた。

例文:

  • 彼女は、愛犬の死を悲しみ、数日間涙に暮れた。
  • 彼氏は、会社をクビになり、将来への不安で涙に暮れた。
  • 子供は、両親が離婚して、寂しさで涙に暮れた。

類義語:

  • 泣き暮らす
  • 悲嘆に暮れる
  • 涙が止まらない
  • 悲しみ
  • 苦しみ

対義語:

  • 喜ぶ
  • 幸せ
  • 楽しい
  • 笑顔
  • 陽気

補足:

  • 涙に暮れるは、日常会話でもよく使われる表現です。
  • 悲しみや苦しみを表す表現として、様々な場面で使うことができます。

参考URL:
涙に暮れる(なみだにくれる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「生兵法は大怪我の元」とは、十分な知識や技術を身につけていない状態で実践すると、かえって失敗して大きな損害を被ってしまうことがあるという戒めの言葉

「生兵法は大怪我の元」とは、十分な知識や技術を身につけていない状態で実践すると、かえって失敗して大きな損害を被ってしまうことがあるという戒めの言葉。

意味:

  • 十分な知識や技術を身につけていない状態で実践すると、かえって失敗して大きな損害を被ってしまうことがあるという戒めの言葉。
  • 武道やスポーツなど、技術を伴う分野だけでなく、日常生活や仕事などにも広く当てはまる教訓。
  • 英語では "A little knowledge can be a dangerous thing" に相当する表現。

例:

  • 彼はまだ運転免許を取ったばかりで、生兵法なので事故を起こしやすい。
  • 彼女は法律の知識が浅いため、生兵法で契約書を作成してトラブルになった。
  • 会社は新しいシステムを導入したが、社員の教育が不十分で、生兵法によるトラブルが続発した。

類義語:

  • 浅学非才
  • 半可通
  • 独学
  • 見よう見まね
  • 不十分

対義語:

  • 熟練
  • 経験
  • 専門知識
  • 慎重
  • 準備

補足:

  • 生兵法は大怪我の元は、古くから伝わることわざであり、様々な場面で教訓として使われています。
  • 現代社会においても、情報技術の発展により、誰でも簡単に情報を得ることができるようになった一方で、情報の真偽を見極めたり、適切に活用したりすることが難しくなっています。
  • 生兵法で大怪我をしないためには、知識や技術を学ぶだけでなく、実践経験を積み、常に慎重な判断を心がけることが大切です。

参考URL:
生兵法は大怪我のもと | その日本語、相手を不快にします-日本語検定

例文:

  • 新しい投資方法に興味を持った彼は、生兵法で投資を始めて失敗した。

生兵法は大怪我の元という言葉は、知識や技術を身につけることの大切さだけでなく、実践経験を積み、常に慎重な判断を心がけることの大切さを教えてくれます。

「流れに掉さす」は、状況・傾向に乗って、ある事柄の勢いを増す行為をすること

「流れに掉さす」は、状況・傾向に乗って、ある事柄の勢いを増す行為をすることです。

読み方

  • ながれにさおさす

由来

「掉」は「棹」の異字で、船を漕ぐための長い柄のことです。

本来の意味と誤用

本来、「流れに掉さす」は、船頭が棹を使って船を水流に乗せて勢いを増すことから、「傾向に乗って、ある事柄の勢いを増す」という意味で使われていました。

しかし、近年では誤って「傾向に逆らって、ある事柄の勢いを失わせる」という意味で使われることが多くなっています。

  • 新しい流行を取り入れることで、事業の勢いを「流れに掉さす」ことができる。
  • 彼は、世の中の流れに逆らって、独自の道を歩んでいる。

類義語

  • 追い風に乗る
  • 波に乗る
  • 流れに乗る
  • 時流に乗る
  • トレンドに乗る
  • 機に乗る
  • 勢いに乗る
  • 好機に乗る
  • 時機に乗る
  • 機会に乗る

対義語

  • 逆風を受ける
  • 逆波を受ける
  • 逆流に逆らう
  • 時流に逆らう
  • トレンドに逆らう
  • 機に乗れない
  • 勢いを失う
  • 好機を逃す
  • 時機を逃す
  • 機会を逃す

補足

近年、「流れに掉さす」が誤って使われることが多いため、注意が必要です。

本来の意味と誤用を理解し、状況に応じて適切な表現を使うようにしましょう。

参考URL:
間違いやすい日本語|「流れに掉さす」「他山の石」 間違いやすい慣用句 | 世田谷自然食品

「波風が立つ」とは、平穏な状態が乱され、騒ぎや問題が発生すること

「波風が立つ」とは、平穏な状態が乱され、騒ぎや問題が発生すること。

意味:

  • 平穏な状態が乱され、騒ぎや問題が発生すること。
  • 英語では "to cause trouble" や "to make waves" と表現できます。

例:

  • 新しい上司が来てから、部署内に波風が立っている。
  • あの人の発言は、いつも波風を立てる。
  • 彼の行動は、波風を立てずに済む方法でなかった。

類義語:

  • 騒動
  • 紛争
  • 混乱
  • 揉め事
  • 問題

対義語:

  • 平和
  • 平穏
  • 安定
  • 静寂
  • 無風

補足:

  • 波風が立つ様子を、「波乱が起きる」とも表現します。
  • この言葉は、ネガティブな意味で使われることが多いです。

*参考URL:
波風が立つ〔波風を立てる〕 | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

「泣いても笑っても」とは、どうあがいても結果は変わらないことを表す表現

「泣いても笑っても」とは、どうあがいても結果は変わらないことを表す表現です。

意味:

  • どうあがいても結果は変わらないことを表す表現です。
  • どんなに努力しても、あるいは諦めても、最終的な結果は同じであることを意味します。

読み方:

  • ないてもわらっても

類義語:

  • どうあがいても
  • どう転んでも
  • 覆水盆に返らず
  • 後の祭り
  • 木已成舟

対義語:

  • まだ間に合う
  • 希望がある
  • やり直せる
  • 挽回できる
  • 逆転できる

例文:

  • 例文1:
    • 試験の結果はすでに出ているので、泣いても笑っても仕方ない。
  • 例文2:
    • あの会社は倒産が決まっている。泣いても笑っても、もう終わりだ。
  • 例文3:
    • 時間は戻せない。泣いても笑っても、過去を変えることはできない。

その他:

  • 「泣いても笑っても」は、日本語独特の表現です。
  • 英語では、「it's too late to change things」「no matter what you do, the outcome will be the same」「it's a done deal」などの表現が近い意味になります。

補足:

  • この表現は、諦めの気持ちを表すだけでなく、現実を受け入れる覚悟を表す場合にも使われます。
  • 結果がどうであれ、前向きに進んでいくことが大切です。

この表現は、私たちに人生の無常と、それでも前向きに生きていくことの大切さを教えてくれます。

以下は、「泣いても笑っても」状況を乗り越えるためのポイントです。

  • 結果を受け入れる
  • 前向きに考える
  • 次の目標を見つける
  • 経験を活かす
  • 周囲の人に感謝する

これらのポイントを意識することで、「泣いても笑っても」状況を乗り越え、より充実した人生を送ることができるでしょう。

参考URL:
泣いても笑っても(ないてもわらっても)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「鳴かず飛ばず」は、長い間何の成果も出せずにいる様子を表す慣用句

「鳴かず飛ばず」は、長い間何の成果も出せずにいる様子を表す慣用句です。

  • 読み方:なかずとばず
  • 由来:中国の古典『史記』の故事から。楚の荘王は、即位してから三年間、政務を怠り、諫言する家臣を処刑すると公言していた。そこで、淳于髠という家臣は、「三年飛ばず鳴かずにいる鳥は、飛び上がれば天まで届き、鳴けば人を驚かせる」という謎かけをして、荘王を諫めた。
  • 類義語:鳴かぬ蛍、鳴かず飛ばず、鳴かぬ蛙、鳴かず飛ばず、鳴かず食わぬ、鳴かず食わぬ
  • 対義語:鳴く鳥、飛ぶ鳥、鳴き飛ぶ

例文

  • 新人歌手は鳴かず飛ばずで、デビューから三年経ってもヒット曲がない。
  • 新しいプロジェクトは鳴かず飛ばずで、当初の目標達成は難しそうだ。
  • 彼は才能があるのに、鳴かず飛ばずにいるのはもったいない。

使い方

「鳴かず飛ばず」は、主に以下のような状況で使われます。

  • 長い間、成果が出ずにいる人や物
  • 期待されていたのに、結果が出ない人や物
  • 才能があるのに、活躍できていない人

注意点

「鳴かず飛ばず」は、ネガティブな意味合いを持つ慣用句です。相手を傷つける可能性があるので、使う場面には注意が必要です。

参考URL:
鳴かず飛ばず(なかずとばず)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「雪崩を打つ」とは、雪崩が落ちるように、大勢の人が一時にどっと移動すること

「雪崩を打つ」とは、雪崩が落ちるように、大勢の人が一時にどっと移動すること。

読み方: なだれをうつ

意味:

  1. 雪崩が落ちるように、大勢の人が一時にどっと移動する。
  2. 物事が一気に進展する。

語源:

  • 雪崩が山を滑り落ちる様子から、大勢の人が一気に移動する様子を比喩的に表現するようになった。

類語:

  • どっと押し寄せる
  • 雪崩のように
  • 一斉に
  • 続々と
  • 押し寄せる
  • 襲い来る
  • 堰を切ったように
  • 洪水のように

例文:

  • コンサートが終わると、観客が雪崩を打って会場を出た。
  • 新製品の発売日、店には雪崩を打つように客が押し寄せた。
  • 改革派の勢力は雪崩を打って政権を掌握した。

注意点:

「雪崩を打つ」は、人が移動する場合だけでなく、物事が一気に進展する場合にも使用できます。

補足:

「雪崩を打つ」は、ポジティブな意味だけでなく、ネガティブな意味にも使用できます。

英語表現:

  • rush
  • swarm
  • flood
  • pour
  • surge
  • stream

参考URL:
雪崩を打つ(なだれをうつ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「鳴りを潜める」とは、音や声が小さくなること

「鳴りを潜める」とは、音や声が小さくなること。

読み方: なりをひそめる

意味:

  • 音や声が小さくなること。
  • 活動や勢力が弱まること。
  • 目立たなくなること。

語源:

  • 鳥などが鳴き声を止めることから。

類義語:

  • 静かになる
  • 勢いを失う
  • 姿を消す
  • 潜伏する
  • 雲隠れする

対義語:

  • 活発になる
  • 目立つ
  • 登場する
  • 表舞台に立つ
  • 勢力を拡大する

例文:

  • 抗議活動は、警察の介入によって鳴りを潜めた。
  • かつては人気だったアイドルも、最近は鳴りを潜めている。

補足:

  • 鳴りを潜めるという言葉は、ネガティブな意味合いで使われることが多い。
  • 一方、一時的に活動を休止して、再起を図るという意味で使われることもある。

参考URL:
鳴りを潜める(なりをひそめる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書