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「七度尋ねて人を疑え」とは、むやみに人を疑ってはいけないという教えのこと

「七度尋ねて人を疑え」とは、むやみに人を疑ってはいけないという教えのこと。

意味:

  • 物が見当たらないときは、何度も探した上でなければ、人に疑いをかけてはならない。
  • むやみに人を疑ってはいけないという教え。

読み方: ななたびたずねてひとをうたがえ

類義語:

  • 羹に懲りて膾を吹く
  • 疑心暗鬼
  • 疑うより確かめよ
  • 慎重
  • 冷静

対義語:

  • 軽率
  • 短絡
  • 性急
  • 独断
  • 先入観

例文:

  • 財布が見当たらないからといって、すぐに家族を疑うのは良くない。七度尋ねて人を疑えという言葉もあるように、まずはよく探してみよう。
  • 大切なものをなくしたときは、落ち着いて七度尋ねて人を疑え。焦って行動すると、後で後悔することになる。
  • 人を疑う気持ちは大切だが、七度尋ねて人を疑えというように、むやみに疑ってはいけない。

補足:

  • この言葉は、中国の故事から由来しています。
  • 昔々、ある人が大切な玉佩をなくしました。探し回っても見つからず、家来を疑い始めました。家来たちは皆、自分が盗んだのではないと訴えます。そこで、その人は家来たちに玉佩をどのように探したのか尋ねました。すると、家来たちは皆、部屋の隅々まで探したと答えました。その人は、家来たちが本当に探しているかどうか確かめるために、家来たちに七度も探し直させました。すると、七度目の捜索で、家来の一人が玉佩を隠し持っていたことが発覚しました。
  • この故事から、「七度尋ねて人を疑え」という言葉が生まれました。

参考URL:
柳は緑 花は紅 | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

「名を成す」とは、世間に広く知れ渡り、良い評判を得るという意味の慣用句

「名を成す」とは、世間に広く知れ渡り、良い評判を得るという意味の慣用句です。「名」は、名前や評判、「成す」は、完成させる、成し遂げることを意味します。つまり、自分の名前を世間に知らしめ、良い評判を築き上げることを表しています。

具体的には、以下のような状況で使われます。

  • 著名な作家や芸術家などが、作品によって名を成す。
  • スポーツ選手が、大会で優勝して名を成す。
  • 企業家が、優れた経営手腕で名を成す。

この慣用句は、努力と成功を表現する際によく使われます。

以下のような例があります。

  • 彼は、幼い頃から剣術に励み、ついに名を成した。
  • 彼女は、新人歌手としてデビューし、瞬く間に名を成した。
  • その会社は、革新的な技術で名を成し、業界をリードしている。

「名を成す」は、多くの人にとって憧れの言葉です。しかし、名を成すためには、並々ならぬ努力と忍耐が必要となります。

類義語

  • 名を馳せる(なを馳せる)
  • 名を揚げる(なをあげる)
  • 名を博す(なをひろめる)
  • 名を残す(なをのこす)
  • 名を成す

英語表現

  • make a name for oneself
  • achieve fame
  • gain recognition
  • become famous
  • rise to prominence

「名を成す」は、日本語ならではの奥深い表現です。状況に合わせて、適切な言葉を選んで使ってみましょう。

しかしながら、近年では「名を成す」という言葉に対して、以下のような考え方も生まれています。

  • 必ずしも世間に知られる必要はなく、自分自身の価値観に基づいて人生を歩むことが大切である。
  • 名声は儚いものであり、真の幸福は名声ではなく、自分自身にある。
  • 周囲の人との繋がりや、社会貢献など、目に見える成果以外の価値も大切にする。

これらの考え方を踏まえ、「名を成す」ということばをどのように捉えるかは、人それぞれに委ねられています。

大切なのは、このことばに込められた意味を深く理解し、自分自身の生き方や価値観について改めて考えることです。

参考URL:
名を成す(なをなす)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書