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「腑に落ちない」とは、説明などを受けても、納得できない

「腑に落ちない」とは、説明などを受けても、納得できない。

読み方: ふにおちない

意味:

  • 説明などを受けても、納得できない。
  • 理解できない。
  • 納得がいかない。

由来:

  • 「腑」は、動物の腹わた。「腑に落ちる」は、食べたものが腸におさまって納得できるイメージから。

使い方:

  • 説明が分かりやすく、理解しやすいことを強調したい時に使う。
  • イメージが鮮明で、具体的に理解できることを強調したい時に使う。
  • 証拠が明確で、疑いようがないことを強調したい時に使う。

例文:

  • 先生の説明は、非常に分かりやすく、腑に落ちた。
  • 事件現場の写真は、腑に落ちるように当時の状況を伝えていた。
  • 彼の犯行は、腑に落ちるように証拠によって証明されていた。

類義語:

  • 分かりやすい
  • 明確
  • 具体
  • 鮮明
  • 歴然

対義語:

  • 分かりにくい
  • 抽象的
  • 曖昧
  • 不鮮明
  • 不確実

参考:

  • 腑に落ちない - コトバンク: [無効な URL を削除しました]

補足:

  • 「腑に落ちない」は、視覚だけでなく、聴覚や触覚などの感覚も含めて、総合的に理解できないことを表す表現です。
  • 説明や表現が明確で具体的に、五感に訴えかけるようなものである場合に用いられます。

その他:

  • 英語では "not make sense" や "not be convinced" という表現があります。

参考URL:
腑に落ちない(ふにおちない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「笛吹けど(も)踊らず」とは、色々手を尽くしても、相手がそれに応じてくれないことのたとえ

「笛吹けど(も)踊らず」とは、色々手を尽くしても、相手がそれに応じてくれないことのたとえ。

読み方: ふえふけど(も)おどらず

意味:

  • 色々手を尽くしても、相手がそれに応じてくれないことのたとえ。
  • 誘ったり、勧めたりしても、相手がそれに応じてくれない様子を表す。

語源:

  • 新約聖書マタイ伝11章17節「われら汝らに笛を吹きしかども汝ら踊らず、われら哀歌を歌いしかども汝ら泣き叫ばず」

使い方:

  • 「笛吹けど(も)踊らず」は、恋愛、仕事、教育など様々な場面で用いられます。
  • 特に、相手が自分の思い通りにならないことに対する、焦りや苛立ちの感情を表現する場合に多く使われます。
  • 「笛」は、誘いや勧誘を表す象徴として用いられています。
  • 「踊る」は、相手の反応を表す象徴として用いられています。

例文:

  • 彼に告白したけど、笛吹けど踊らずで、全く相手にされなかった。
  • 何度も説明したのに、彼は理解しようとせず、笛吹けど踊らずだ。
  • 子供に勉強をさせようと色々工夫しても、笛吹けど踊らずで困っている。

類義語:

  • 牛に引かれて善光寺参り
  • 鶏口牛後
  • 無理強いは禁物

対義語:

  • 唯々諾々(唯々諾々)
  • 従順
  • 言うことを聞く

補足:

  • 「笛吹けど(も)踊らず」は、相手を尊重し、相手の意思を尊重することの大切さを示唆する慣用句でもあります。
  • つまり、自分の思い通りにしようと無理強いするのではなく、相手の気持ちに寄り添って、丁寧に接することが重要です。

「笛吹けど(も)踊らず」は、人間関係において、相手とのコミュニケーションを円滑に進めるためのヒントを与えてくれる慣用句です。

相手の気持ちに寄り添い、丁寧に接することで、相手との信頼関係を築き、より良い関係を築くことができるでしょう。

参考URL:
笛吹けども踊らず(ふえふけどもおどらず)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「不眠不休」とは、眠ったり休んだりせずに、物事に熱中すること

「不眠不休」とは、眠ったり休んだりせずに、物事に熱中すること。

読み方: ふみんふきゅう

意味:

  • 眠ったり休んだりせずに、物事に熱中すること。
  • 休まずに仕事や勉強などに取り組むこと。

語源:

  • 中国の古典「論語」にある「君子以文会友、以友輔仁」という一節から。

類義語:

  • 寝食を忘れる
  • 徹夜
  • 一睡もせずに
  • 休む暇もなく
  • 日夜

対義語:

  • 睡眠
  • 休憩
  • 怠惰
  • 安逸
  • 無為

例文:

  • 彼は、試験勉強のため不眠不休で頑張った。
  • 彼女は、プロジェクトの締め切りに間に合わせるため不眠不休で働いた。

参考URL:
不眠不休(ふみんふきゅう)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

補足:

  • 不眠不休は、短期間であれば集中力を高めて成果を出すことができますが、長期的に続けると健康を害する可能性があります。

「深い川は静かに流れる」とは、真に優れた人は、表面的な騒ぎや派手さを好まず、静かに落ち着いた様子で振る舞うという意味

「深い川は静かに流れる」とは、真に優れた人は、表面的な騒ぎや派手さを好まず、静かに落ち着いた様子で振る舞うという意味の慣用句です。

意味

  • 真に優れた人や、深い知識や経験を持つ人は、表面的な騒ぎや派手さを好まない。
  • 静かに落ち着いた様子で振る舞う。
  • 見かけや言動で派手さを主張するような人ほど、真の実力がないことが多い。

使い方

  • 彼はずっと勉強を続けているので、深い川のように静かに自信を持っている。
  • 彼女は派手な服装はせず、深い川のように静かに話をする。
  • 本当にすごい人は、深い川のように静かに自信を持っているものだ。

例文:

  • 彼の話は派手ではないが、深い川のように静かに説得力があり、周りの人は彼の意見に耳を傾けた。
  • 彼女はいつも冷静沈着で、深い川のように静かに物事を判断する。
  • 真のリーダーは、深い川のように静かに周囲を導いていくものだ。

類義語:

  • 泰然自若
  • 謙虚
  • 控えめ
  • 落ち着いている
  • 余裕がある

対義語:

  • 派手
  • 目立ちたがり
  • 傲慢
  • うぬぼれる
  • 自信過剰

補足:

  • この慣用句は、中国の故事「老子」に由来すると言われています。
  • 表面的な派手さではなく、内面の深さこそが重要であるという教訓が含まれています。

参考URL:
「深い川は静かに流れる」の解説 : 故事ことわざ辞典

「不撓不屈」とは、どんな困難や障害にも屈せず、強い意志を持って目標を達成しようとすること

「不撓不屈」とは、どんな困難や障害にも屈せず、強い意志を持って目標を達成しようとすること。

読み方: ふとうふくつ

意味: どんな困難や障害にも屈せず、強い意志を持って目標を達成しようとすること。

語源:

  • 不撓:撓(たわむ)の否定形。どんな困難にも心が折れないこと。
  • 不屈:屈(くじける)の否定形。どんな圧力にも屈しないこと。

類義語:

  • 堅忍不抜(けんにんふばつ)
  • 百折不撓(ひゃくせつふとう)
  • 百折不屈(ひゃくせつふくつ)

対義語:

  • 弱気(よわき)
  • 卑屈(ひくつ)
  • 諦観(ていかん)

例文:

  • 不撓不屈の精神で、彼は難関を乗り越えた。
  • 彼女は不撓不屈の努力で、夢を実現した。
  • あの人の不撓不屈の生き方には感銘を受ける。

使い方:

  • 「不撓不屈」は、困難に立ち向かう人の精神を表す言葉です。
  • 目標に向かって努力する人、逆境に負けない人などを形容する際に使われます。
  • 文章だけでなく、演説やスピーチなどでもよく使われる言葉です。

有名な例:

  • イギリスの首相、ウィンストン・チャーチルは、不撓不屈の精神で第二次世界大戦を乗り越えたと言われています。
  • アメリカの公民権運動家、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、不撓不屈の精神で人種差別撤廃のために戦いました。

その他:

  • 「不撓不屈」は、四字熟語の中でも比較的よく知られている言葉です。
  • 書き順は、

となります。

参考URL:
不撓不屈(ふとうふくつ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「筆を入れる」は、日本語の慣用句で、文章や絵画などに修正や加筆をするという意味

「筆を入れる」は、日本語の慣用句で、文章や絵画などに修正や加筆をするという意味です。

読み方

ふでをいれる

意味

  • 文章や絵画などに修正や加筆をする
  • 手を入れる
  • 改善する
  • 補足する
  • 修正する
  • 書き換える

類義語

  • 加筆する
  • 修正する
  • 書き換える
  • 手を入れる
  • 訂正する
  • 補足する
  • 編集する
  • 推敲する

対義語

  • そのまま
  • 未修正
  • 原稿
  • 完成
  • 完璧

例文

  • 彼は、先生のアドバイスを参考に、作文に筆を入れた。
  • 彼女は、絵画の色使いを調整するために、筆を入れた。
  • 会社は、ホームページの内容を更新するために、筆を入れた。

使い方

「筆を入れる」は、以下のように使われます。

  • 彼は、自分の文章に自信がなかったので、友人に筆を入れてもらった。
  • 彼女は、絵画の完成度を高めるために、何度も筆を入れた。
  • 会社は、誤字脱字を修正するために、ホームページに筆を入れた。

参考URL:
筆を入れる(ふでをいれる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

その他

「筆を入れる」は、文章や絵画だけでなく、様々なものに対して使うことができます。

例文

  • 彼は、自分の計画に修正を加えるために、筆を入れた。
  • 彼女は、料理のレシピをアレンジするために、筆を入れた。
  • 会社は、経営戦略を見直すために、筆を入れた。

注意

「筆を入れる」は、必ずしも良い意味で使われるわけではありません。

例文

  • 彼は、先生の批評に腹を立て、原稿に筆を入れることを拒否した。
  • 彼女は、彼の意見を無視して、勝手に絵画に筆を入れた。
  • 会社は、売上を上げるために、無理やり商品に筆を入れた。

「武士は食わねど高楊枝」とは、武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せるという意味のことわざ

「武士は食わねど高楊枝」とは、武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せるという意味のことわざです。

武士は、清貧や体面を重んじる気風がありました。そのため、たとえ貧しくても、腹が減っているような顔をせず、満ち足りているように楊枝を使うことで、気位の高さを示していました。

現代では、気位が高いことや、やせ我慢をすることにも用いられることがあります。

例えば、

  • 貧しい家庭に生まれながらも、名門大学に進学し、高級車に乗っている人
  • 仕事で失敗しても、決して弱音を吐かず、いつも自信満々な人

などに対して、「武士は食わねど高楊枝」という言葉が使われます。

なお、このことわざの英語訳は、「Better go to bed supperless than rise in debt.」です。直訳すると「借金を背負って起きているくらいなら、夕飯抜きで寝るほうが良い」という意味で、貧しくても気品高く悠然としていることを意味しています。

参考URL:
武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「冬来たりなば春遠からじ」とは、厳しい冬がやって来たら、その後には必ず暖かい春が訪れるという意味

「冬来たりなば春遠からじ」とは、厳しい冬がやって来たら、その後には必ず暖かい春が訪れるという意味。

読み方: ふゆきたりなばはるとおからじ

意味:

  • 厳しい冬がやって来たら、その後には必ず暖かい春が訪れるという意味。
  • 苦難や困難な状況が続いたとしても、必ず良い時が来るという希望を表す言葉。

語源:

  • イギリスの詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの詩「西風に寄せる歌」の一節 "If Winter comes, can Spring be far behind?" が日本語に翻訳されたもの。

類義語:

  • 苦あれば楽あり
  • 否極泰来
  • 雨降って地固まる
  • 塞翁が馬
  • 闇夜に灯火

対義語:

  • 絶望
  • 諦め
  • 無気力
  • 悲観
  • 停滞

例文:

  • 仕事で辛い時期が続いているが、「冬来たりなば春遠からじ」と思って頑張っている。
  • 病気療養中の人を励ますために、「冬来たりなば春遠からじ」という言葉をかける。
  • 人生は山あり谷あり、「冬来たりなば春遠からじ」という言葉通り、必ず良い時が来ると信じる。

補足:

  • この言葉は、様々な場面で励ましの言葉として使われます。
  • 困難な状況に直面している人々に、希望を与える言葉として効果的です。

参考URL:
冬来りなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「刎頸の交わり(ふんけいのまじわり)」とは、互いに首を斬られても後悔しないほどの深い友情のこと

「刎頸の交わり(ふんけいのまじわり)」とは、中国の戦国時代に趙で活躍した藺相如と廉頗が残した故事に由来する四字熟語です。刎頸とは「首を刎ねる」ことで、互いに首を斬られても後悔しないほどの深い友情を表します。

故事の概要

趙の恵文王は、秦から十五の城を奪還した廉頗を重用していました。しかし、秦の使者が十五の城と引き換えに藺相如を人質として差し出すと申し出た時、恵文王は藺相如を秦に送ることを決意します。

藺相如は、秦王に十五の城を返却させてから自分を引き渡すことを条件に秦へ向かいます。そして、秦王の前で堂々と趙の立場を主張し、十五の城を返却させることに成功します。

帰国後、藺相如は廉頗に対して謙虚な態度を取り、廉頗も藺相如の才能を認めて謝罪しました。二人は互いを尊重し、信頼し合う真の友情を結んだのです。

解釈

「刎頸の交わり」は、単に生死を共にするというだけでなく、互いを尊重し、信頼し合い、助け合う深い友情を指します。

使い方

  • 二人の固い友情を称える際に用いられます。
  • 困難な状況を乗り越えるために、互いに協力し合うことの大切さを伝える際に用いられます。
  • 真の友情とは何かということを考える際に用いられます。

例文

  • 彼らは幼い頃から仲が良く、「刎頸の交わり」と称されるほどの深い友情で結ばれていた。
  • チームメンバーは互いを尊重し、信頼し合い、「刎頸の交わり」のような関係を築いていた。
  • 困難な状況に直面しても、互いに支え合い、「刎頸の交わり」の精神で乗り越えてきた。

その他

「刎頸の交わり」は、中国だけでなく日本でも古くから重んじられてきた美徳です。現代社会においても、互いを尊重し、信頼し合う真の友情を築くことは、人生を豊かにするために欠かせない要素と言えるでしょう。

参考URL:
刎頸之交(ふんけいのまじわり)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「踏んだり蹴ったり」とは、立て続けに悪いことが起こるという意味の慣用句

「踏んだり蹴ったり」とは、立て続けに悪いことが起こるという意味の慣用句です。

語源

「踏んだり蹴ったり」の語源は、江戸時代の浄瑠璃や歌舞伎に見られる表現です。当時、武士は刀を腰に差しており、歩く際に誤って刀で足を踏んだり蹴ったりすることがありました。このことから、「踏んだり蹴ったり」という言葉が、「立て続けに悪いことが起こる」という意味で使われるようになりました。

意味

「踏んだり蹴ったり」は、単に悪いことが起こるだけでなく、その状況がさらに悪化したり、不幸が重なったりするニュアンスが含まれます。

例文

  • せっかく就職が決まったのに、入社前に交通事故に遭ってしまって、踏んだり蹴ったりだ。
  • 試験勉強を頑張っていたのに、当日に体調を崩してしまい、踏んだり蹴ったりだった。
  • 彼女にフラれたと思ったら、仕事でもミスをしてしまい、踏んだり蹴ったりだ。

使い方

「踏んだり蹴ったり」は、自分の不幸を嘆いたり、愚痴を言ったりする際に使われます。また、気の毒や同情の気持ちを表現する場合にも使われます。

類義語

  • 不幸続き
  • 災難続き
  • 泣きっ面に蜂
  • 追い打ちをかける
  • 雪の上を走る
  • 不運のどん底
  • 八方塞がり
  • 進退窮まる

英語訳

  • have a run of bad luck
  • go from bad to worse
  • have one's troubles in bunches
  • pile on the agony
  • rub salt in the wound
  • be down on one's luck
  • be at the end of one's tether
  • be in a desperate situation

その他

「踏んだり蹴ったり」は、ネガティブな印象を与える表現なので、使う際には注意が必要です。

例:

  • 今年の夏は、台風が連続して襲来して、観光業は大打撃を受け、踏んだり蹴ったりだ。
  • あの会社は、最近立て続けに不祥事を起こしており、踏んだり蹴ったりだ。
  • 彼は失業してしまい、家賃も払えず、まさに踏んだり蹴ったりの状態だ。

参考URL:
【6話無料】踏んだり、蹴ったり、愛したり | 漫画なら、めちゃコミック