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「亡羊の嘆」とは、学問の道が非常に奥深く広いため、何を学べばよいのか途方に暮れることを表す四字熟語です

「亡羊の嘆」とは、学問の道が非常に奥深く広いため、何を学べばよいのか途方に暮れることを表す四字熟語です。

  • 読み方:ぼうようのたん
  • 由来:中国の古典『列子』にある故事から。羊飼いである主人公が逃げ出した羊を追いかけるが、道が分かれてしまい、羊を見失ってしまう。このことから、学問の道が広すぎて何を学べばよいのか分からなくなることを「亡羊の嘆」と呼ぶようになった。
  • 類義語:茫洋自失、多岐亡羊、望洋之嘆
  • 対義語:学究一途、一途専念

例文

  • 現代社会は情報過多で、学問の道も多岐にわたるため、亡羊の嘆を漏らす人も多い。
  • 若い頃は様々な学問に興味を持ち、亡羊の嘆を味わった時期もあった。
  • 専門分野を決める前に、色々な学問に触れて視野を広げることも大切です。

使い方

「亡羊の嘆」は、主に以下のような状況で使われます。

  • 学問の道に迷う人
  • 何を学べばよいのか分からない人
  • 学問の奥深さに圧倒される人

注意点

「亡羊の嘆」は、ネガティブな意味合いを持つ四字熟語です。しかし、学問への意欲があることを示す表現としても使えます。

参考URL:
亡羊の嘆(ぼうようのたん)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「股に掛ける」とは、 世界各地を頻繁に訪問し、商売や活動範囲が広範囲に及ぶ様子を表す慣用句

「股に掛ける」とは、 世界各地を頻繁に訪問し、商売や活動範囲が広範囲に及ぶ様子を表す慣用句です。

意味: 世界各地を頻繁に訪問し、商売や活動範囲が広範囲に及ぶ様子を表す慣用句です。

読み方: またにかける

例文:

  1. スポーツ選手:

    • テニス選手はグランドスラムを目指し、世界を股に掛けて活躍する。
    • サッカー選手は欧州リーグでプレーするため、世界を股に掛ける生活を送る。
  2. ビジネス:

    • 国際的な貿易会社で働く彼は、世界を股に掛けて商談をまとめる。
    • グローバル企業の役員は、世界各地の拠点を行き来する日々を送る。
  3. その他:

    • 国際ジャーナリストは、世界各地で取材を行い、真実を伝える。
    • 国際NGOの職員は、世界各地で支援活動を行う。

補足:

  • 近年、インターネットや交通機関の発達により、世界を股に掛けることが以前よりも容易になりました。
  • 世界を股に掛ける生活は、様々な文化に触れる機会を与えてくれますが、同時に過密なスケジュールや孤独といった課題も伴います。

類語:

  • 世界を股にかける
  • 世界を舞台に活躍する
  • 国際的に活躍する
  • グローバルに活躍する
  • 世界中を飛び回る
  • 各地を飛び回る
  • 東奔西走する

対義語:

  • 地域に根差した
  • ローカルな

例文の解説:

  • 例文1:
    • テニス選手は世界各地で開催されるトーナメントに出場するため、世界を股に掛けて活躍すると言えます。
  • 例文2:
    • 国際的な企業で働いたり、国際機関に勤務したりする人は、世界を股に掛ける職業に就いていると言えるでしょう。
  • 例文3:
    • インターネットの普及により、ネットショップやオンラインサービスを通じて世界中の人と取引できるようになり、世界を股に掛けることが容易になりました。

参考URL:
股に掛ける | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

「判官びいき」とは、弱い立場にある者や苦境にある者に対して同情し、味方したくなる気持ちを表す言葉

「判官びいき」とは、弱い立場にある者や苦境にある者に対して同情し、味方したくなる気持ちを表す言葉です。

由来

判官 は、源義経の幼名である牛若丸の通称です。源義経は、兄・源頼朝に追われ、悲劇的な運命をたどった武将として知られています。

判官びいき は、源義経のような悲劇的な人物に対して同情する気持ちが、弱い立場にある者や苦境にある者に対して同情する気持ちへと転化したことから生まれた言葉です。

意味

判官びいき は、以下のような意味合いを持っています。

  • 客観的な視点を欠いた同情
  • 理屈を超えた感情的な応援
  • 不公平な判断

判官びいき は、必ずしも良い意味で使われる言葉ではありません。客観的な判断を妨げる場合もあるため、注意が必要です。

例文

  • 彼は、いつも弱い者いじめをするような子に判官びいきしてしまう。
  • 裁判官は、被告人の境遇に同情し、判官びいきで判決を下した。
  • スポーツ観戦では、つい underdog に判官びいきしてしまう。

類義語

  • 弱者
  • 敗者
  • 不遇
  • 同情
  • 哀惜

参考URL:
判官贔屓 - Wikipedia

「盆と正月が一緒に来たよう」とは、 うれしいことが重なること

「盆と正月が一緒に来たよう」とは、 うれしいことが重なること。

読み方: ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう

意味:

  • うれしいことが重なること。
  • 非常に忙しいこと。

語源:

  • 盆(お盆)と正月は、いずれも行事が多く、慌ただしい時期であることから。

類義語:

  • 嬉しい悲鳴
  • てんてこ舞い
  • 八面六臂
  • 大忙し
  • 目まぐるしい

対義語:

  • 退屈
  • 閑散
  • 停滞
  • 平穏

例文:

  • 今日は、仕事もプライベートも忙しくて、盆と正月が一緒に来たよう。
  • 子供が二人とも大学に合格して、我が家は盆と正月が一緒に来たよう。
  • 年末は、仕事納めや忘年会、クリスマスなど、イベントが多くて盆と正月が一緒に来たよう。

使い方:

  • 「盆と正月が一緒に来たよう」は、うれしいことが重なること、または非常に忙しいことを表現する際に使われます。
  • 文章だけでなく、会話でもよく使われます。

その他:

  • 「盆と正月が一緒に来たよう」は、ポジティブな意味とネガティブな意味の両方で使われることがあります。

関連表現:

  • 嬉しい悲鳴
  • てんてこ舞い
  • 八面六臂
  • 大忙し
  • 目まぐるしい

例文:

  • 年末は、仕事納めや忘年会、クリスマスなど、イベントが多くて、盆と正月が一緒に来たよう。嬉しい悲鳴だ。
  • 子供が二人とも大学に合格して、我が家は盆と正月が一緒に来たよう。忙しくなるけど、幸せだ。
  • 今日は、仕事もプライベートも忙しくて、盆と正月が一緒に来たよう。てんてこ舞いだが、充実している。

参考URL:
盆と正月が一緒に来たよう(ボントショウガツガイッショニキタヨウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「吠える犬は噛み付かぬ」とは、よく威嚇したり文句を言う人は、実際には何もできないことが多いという意味のことわざ

「吠える犬は噛み付かぬ」とは、よく威嚇したり文句を言う人は、実際には何もできないことが多いという意味のことわざです。

意味

犬は、敵に対して吠えることで威嚇します。しかし、実際に噛み付く犬は意外と少ないものです。

このことわざは、見た目や声で威嚇する人は、実際には弱いことが多いという人間の性質を表しています。

使い方

「吠える犬は噛み付かぬ」は、以下のような状況で使われます。

  • いつも怒鳴っている上司は、実は優しい人だった。
  • よく文句を言う人は、意外と行動力がない。
  • 見かけは強そうだけど、実際は弱い人。

例文

  • あの人は、いつも大声で怒鳴っているけど、「吠える犬は噛み付かぬ」って言うからね。
  • 彼は、いつも文句ばかり言っているけど、いざという時には何もできない。まさに「吠える犬は噛み付かぬ」だね。
  • 彼女は、見た目は強そうだけど、実はとても優しい人。「吠える犬は噛み付かぬ」の典型だね。

類義語

  • 虚勢を張る
  • 虎の威を借る狐
  • 雷同
  • 徒手空拳
  • 虚勢
  • 啖呵
  • 脅し文句
  • 虚勢を張る

対義語

  • 実際に強い
  • 行動力がある
  • 実行力がある
  • 貫禄がある
    補足

「吠える犬は噛み付かぬ」は、英語で "Barking dogs seldom (or never) bite." ということわざに相当します。

このことわざは、世界中の様々な文化で見られます。これは、人間の性質が普遍的なものであることを示唆しています。

しかし、このことわざは必ずしも常に正しいわけではありません。実際に、威嚇する人が本当に強い場合もあります。

そのため、このことわざはあくまでも一つの目安として捉え、状況に合わせて判断することが大切です。

参考URL:
【吠える犬は噛み付かぬ】の意味と使い方や例文(慣用句) – ことわざ・慣用句の百科事典

「骨身にこたえる」は、体に強く感じたり、心に深く感じたりするという意味を持つ慣用句

「骨身にこたえる」は、体に強く感じたり、心に深く感じたりするという意味を持つ慣用句です。

読み方

「ほねみにこたえる」

由来

「骨身」は、体の骨と肉全体を指し、「こたえる」は、「強く感じる」という意味です。

意味

「骨身にこたえる」は、以下のような状況で使われます。

  • 強い痛みや苦しみを感じる。
  • 寒さや暑さなど、身体的な刺激を強く感じる。
  • 感動や悲しみなど、精神的な衝撃を強く感じる。

例文

  • 彼は、激しい運動で骨身にこたえる疲労を感じた。
  • 彼女は、彼の冷たい態度に骨身にこたえるような悲しみを感じた。
  • 冬の寒さは、骨身にこたえる。

類語

  • 身にしみる
  • 沁みわたる
  • 痛切
  • 深刻
  • 厳格

対義語

  • 軽い
  • 弱い
  • 薄い
  • 浅い
  • 緩い

「骨身にこたえる」の使い方

「骨身にこたえる」は、以下のような点に注意して使うと良いでしょう。

  • 強い感情や感覚を表現する際に使う。
  • 程度や強さを強調したいときに使う。
  • 使いすぎると、陳腐な印象を与えてしまう可能性があるため、注意が必要。

例文

  • 長時間の労働で、骨身にこたえる疲労を感じている。
  • 彼からの言葉は、骨身にこたえるような衝撃だった。
  • 戦争の悲惨さは、骨身にこたえる。

参考URL:
骨身に応える(ほねみにこたえる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「傍若無人」とは、周囲のことを気にせず、勝手気ままに振る舞う様子を表す四字熟語

「傍若無人」とは、周囲のことを気にせず、勝手気ままに振る舞う様子を表す四字熟語です。

読み方: ぼうじゃくぶじん

類義語:

  • 無遠慮
  • 無礼
  • 勝手
  • わがまま
  • 横暴
  • 無茶苦茶
  • 傍若無人に

対義語:

  • 謙虚
  • 礼儀正しい
  • 思いやり
  • 配慮
  • 遠慮
  • 慎み

例文:

  • 社長は傍若無人な態度で社員を怒鳴りつけた。
  • 子供たちは傍若無人に公園で遊んでいた。
  • 彼女は傍若無人な振る舞いで周囲から反感を買っていた。

補足:

「傍若無人」は、「傍らに人無きが若し」という漢字から成り立っています。これは、「周囲に人がいないように」という意味です。つまり、周囲のことを気にせず、自分のことだけを考えて行動することを表しています。

参考URL:
「傍若無人」の意味とは? 由来となる漢文、類語、使い方、性格の特徴を解説 | Domani

「本末転倒」とは、物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること

「本末転倒」とは、物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。

読み方: ほんまつてんとう

意味:

  • 物事の根本的なことと、そうでないこととを取り違えること。
  • 重要なことと、どうでもよいこととの扱いが逆になっていること。
  • 大切なこととつまらないことの区別がつかずに取り違えていること。
  • 根本を忘れ、つまらないことにこだわっていること。

由来:

  • 古くから使われている表現であり、具体的な出典は不明です。
  • 中国の古典「易経」から来ていると言われています。

使い方:

  • 重要なことを見失い、つまらないことにこだわっている際に使う。
  • 目先のことにとらわれて、根本的な問題を解決していない際に使う。

例文:

  • 成績を上げるために、塾に通わせるのは本末転倒だ。大切なのは、子供が自ら学ぶ意欲を持つことだ。
  • お金儲けのために、健康を犠牲にするのは本末転倒だ。
  • 環境問題を解決するためには、まず一人ひとりが意識を変えることが重要だ。本末転倒にならないよう、根本的な問題に取り組む必要がある。

類義語:

  • 軽重を弁えない
  • 主客転倒
  • 鶏口牛後
  • 捨本逐末
  • 皮相

対義語:

  • 重要
  • 本質
  • 根本
  • 核心
  • 本筋

参考URL:
本末転倒(ほんまつてんとう)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

補足:

  • 「本末転倒」は、物事の本質を見失い、誤った方向に進んでしまうことを戒める言葉です。
  • 人生や仕事において、成功するためには、何が重要なのかを常に意識することが大切です。

例文:

  • 彼、仕事のことばかり考えて、家族をないがしろにするのは本末転倒だ。
  • 彼女、ダイエットのことばかり考えて、体調を崩すのは本末転倒だ。
  • 彼ら、目先の利益ばかり追求して、将来のことは考えていないのは本末転倒だ。

注意:

  • 「本末転倒」は、自分自身の行動を振り返り、正しい方向に進むためのヒントとなる言葉です。
  • 他人を批判するだけでなく、自分自身にも当てはめて考えることが大切です。

その他:

  • 英語では "put the cart before the horse" や "lose sight of the forest for the trees" という表現があります。

「頬が落ちる」とは、あまりにも美味しくて、思わず頬が落ちてしまうような、極上の美味しさであること。

「頬が落ちる」とは、あまりにも美味しくて、思わず頬が落ちてしまうような、極上の美味しさであること。

読み方: ほっぺがおちる

意味:

  • あまりにも美味しくて、思わず頬が落ちてしまうような、極上の美味しさであること。
  • 美味しすぎて、言葉にならないほどの感動を味わうこと。

語源:

  • 美味しすぎて、頬の肉が落ちるほど喜ぶ様子を表現した言葉。
  • 実際に頬が落ちるわけではない。

例文:

  • この店のケーキは、頬が落ちるほど美味しい。
  • 彼の作る料理は、どれも頬が落ちるような美味しさだ。
  • あの店のラーメンは、一度食べたら、もう他のラーメンは食べられないほど、頬が落ちる美味しさだった。

類義語:

  • 絶品
  • 極上
  • 至福
  • 悶絶
  • 恍惚

対義語:

  • 不味い
  • まずい
  • 不快
  • 失望
  • 嫌悪

注意点:

  • 頬が落ちるは、主観的な表現である。
  • 人によって、美味しさの感じ方は異なる。

補足:

  • 頬が落ちるは、主に食べ物に対して使われる表現。

参考URL:
頰っ辺が落ちる(ほっぺたがおちる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「骨身を惜しまず」とは、労力や面倒をいとわず、一心に取り組むこと

「骨身を惜しまず」とは、労力や面倒をいとわず、一心に取り組むこと。

意味

労力や面倒をいとわず、一心に取り組むこと。

解説

「骨身」は、体の骨と肉。「惜しまず」は、惜しむ気持ちがないこと。つまり、「骨身」を削るような努力をいとわないという意味です。

例文

  • 彼は、夢を実現するために、骨身を惜しまず努力した。
  • 彼女は、子供のために、骨身を惜しまず働いた。
  • 彼らは、目標達成のために、骨身を惜しまず協力した。

類義語

  • 努力を惜しまない
  • 精一杯
  • 全力
  • 一生懸命
  • 奮闘

対義語

  • 手抜き
  • 怠惰
  • 無気力
  • 不精
  • 懈怠

参考URL:
骨身を惜しまず(ほねみをおしまず)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

その他

「骨身を惜しまず」は、誰かが何か目標に向かって努力している様子を伝える際に、よく使われる表現です。

例文

  • 選手たちは、金メダルを目指して、骨身を惜しまず練習に励んでいる。
  • 研究者たちは、難病の治療法を開発するために、骨身を惜しまず研究を続けている。
  • ボランティアたちは、被災者支援のために、骨身を惜しまず活動している。

補足

「骨身を惜しまず」は、相手を褒めるだけでなく、自分の決意を表明する際にも使用できます。

例文

  • 私は、このプロジェクトを成功させるために、骨身を惜しまず努力します。
  • あなたの夢を叶えるために、私も骨身を惜しまず協力します。