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「またとない」とは、二度とない、二度と出会えないという意味

「またとない」とは、二度とない、二度と出会えないという意味。

読み方: またとない

意味:

  1. 二度とない。二度と出会えない。
  2. 非常に好ましい、好都合だ。
  3. 貴重な。

語源:

  • 「又」は「二度」という意味。
  • 「ない」は否定を表す。
  • 二度とない貴重な機会や出来事を表す。

類語:

  • 一期一会
  • 千載一遇
  • 絶好の機会
  • 格好の機会
  • 貴重な
  • 希少
  • 類まれ

例文:

  • 今回のチャンスは、またとないものだ。
  • 彼女は、またとない才能の持ち主だ。
  • 彼は、またとない友人だ。

注意点:

「またとない」は、二度とない貴重な機会や出来事に対して使う表現です。

補足:

「またとない」は、時間的な制約だけでなく、空間的な制約や、数量的な制約にも使用できます。

英語表現:

  • once-in-a-lifetime
  • rare
  • unique
  • precious
  • valuable
  • exceptional
  • extraordinary
  • irreplaceable

参考URL:
又と無い(またとない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「枚挙に暇がない」は、数え上げることができないほどたくさんのものがあるという意味の慣用句

「枚挙に暇がない」は、数え上げることができないほどたくさんのものがあるという意味の慣用句です。非常に多くの事柄が存在することを表し、その多さに圧倒される様子を表現します。

例文

  • 彼女の才能は枚挙に暇がない。歌、ダンス、演技、絵画など、何でもこなしてしまう。
  • 彼の知識は枚挙に暇がない。歴史、科学、文学、芸術など、あらゆる分野に精通している。
  • 今日の会議では、枚挙に暇がないほどの課題が挙げられた。

類義語

  • 数え切れない
  • 無数
  • 山積
  • 膨大
  • 掃いて捨てるほど

対義語

  • 少ない
  • 希少
  • 限定
  • 貴重
  • 稀少価値

使い方

  • 「枚挙に暇がない」は、人や物の数が多いだけでなく、種類や内容も多岐にわたる場合に使うことが多いです。
  • 主にポジティブな意味で使われますが、皮肉として使うこともできます。
  • 同じ意味の慣用句に「数え切れない」「無数」などがあります。

補足

「枚挙に暇がない」の由来は、中国の古典にある故事から来ています。枚挙は、数え上げるという意味です。暇は、時間や余裕という意味です。

現代社会では、情報や知識 が爆発的に増加しています。

「枚挙に暇がない」は、そのような状況の中で、膨大な量の情報を効率的に処理することの重要性を教えてくれる、大切な言葉です。

日常生活の中で、この言葉を意識することで、情報リテラシーを高め、より充実した生活を送ることができるでしょう。

参考URL:
枚挙に遑がない(まいきょにいとまがない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「まなじりを決する」とは、怒ったり、決意したりするさま

「まなじりを決する」とは、怒ったり、決意したりするさま。

読み方: まなじりをきめる

意味:

  • 怒ったり、決意したりするさま。
  • 目を大きく見開く。

語源:

  • 「眦(まなじり)」は目の端、「決する」は裂くという意味。
  • 怒りや決意の強さを、目を見開く様子で表している。

類義語:

  • 目をぎょろっとさせる
  • 目をむく
  • 目を吊り上げる
  • 怒り眉
  • 厳顔

対義語:

  • 微笑む
  • 穏やかな顔
  • 優しい顔
  • 柔和な表情
  • にこやかな顔

例文:

  • 彼は、上司に叱られてまなじりを決した。
  • 選手たちは、勝利を誓ってまなじりを決した。
  • 彼女は、決意を込めてまなじりを決した。

使い方:

  • 「まなじりを決する」は、強い意志や感情を表す際に使われます。
  • 文章だけでなく、会話でもよく使われます。

その他:

  • 「まなじりを決する」は、ポジティブな意味とネガティブな意味の両方で使われることがあります。

関連表現:

  • 目をぎょろっとさせる
  • 目をむく
  • 目を吊り上げる
  • 怒り眉
  • 厳顔

例文:

  • 彼は、不正を見逃せないという強い意志を込めてまなじりを決した。
  • 選手たちは、絶対に負けられないという決意を込めてまなじりを決した。
  • 彼女は、夢を実現するために努力することを決意し、まなじりを決した。

参考URL:
眦を決する(まなじりをけっする)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

その他:

  • 「まなじりを決する」は、日本語能力試験N5レベルの言葉です。
  • 正しい意味と使い方を理解して、効果的に活用しましょう。

「幕を開ける」は、物事が始まるという意味を持つ慣用句

「幕を開ける」は、物事が始まるという意味を持つ慣用句です。

  • 読み方:まくをあける
  • 由来:演劇で幕を上げる動作から
  • 類義語:開始、発端、発火、起首、着手、着工、始動、発足、創始、創設、出発、始点、嚆矢
  • 対義語:終了、終焉、終結、結末、完結、終止、終末、終着、完遂

例文

  • いよいよ新しいプロジェクトが幕を開ける。
  • 2023年、東京オリンピックが幕を開けた。
  • 新しい時代が幕を開ける。

使い方

「幕を開ける」は、主に以下のような状況で使われます。

  • 物事が始まる時
  • 新しい時代が始まる時
  • イベントが始まる時

注意点

「幕を開ける」は、ポジティブな意味合いを持つ慣用句です。

参考URL:
「幕を開ける」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書

「 真綿で首を絞める」とは、一見穏やかそうに見えても、じわじわと苦しみを与え、精神的に追い詰めていく様子

「 真綿で首を絞める」とは、一見穏やかそうに見えても、じわじわと苦しみを与え、精神的に追い詰めていく様子のこと。

意味:

真綿は、柔らかく細い繊維でありながら、強靭な性質を持っています。このことから、「真綿で首を絞める」という言葉は、一見穏やかそうに見えても、じわじわと苦しみを与え、精神的に追い詰めていく様子を比喩的に表します。

使い方:

  • 長時間労働を強いられることで、真綿で首を絞められるような思いをしている。
  • 上司からのプレッシャーが真綿で首を絞めるようで、精神的に参ってしまう。
  • 借金が重なり、真綿で首を絞められるような苦しい生活を送っている。

例文:

  • 毎日残業続きで、真綿で首を絞められるような毎日だ。
  • パワハラ上司からの嫌がらせは、真綿で首を絞めるようなもので、もう限界だ。
  • 消費者金融の利息が膨らみ、真綿で首を絞められるような状況に陥ってしまった。

類似表現:

  • じわじわと追い詰める
  • 精神的に追い詰める
  • 息を詰めるような
  • 苦痛を与える
  • 追い込む

真綿で首を絞めるという言葉は、一見穏やかそうに見えても、じわじわと苦しみを与え、精神的に追い詰めていく様子を効果的に表現することができます。

注意:

この言葉は、比喩表現であるため、実際に人を真綿で絞めるという意味ではありません。

参考URL:
真綿で首を締める(まわたでくびをしめる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「待たれる身より待つ身はつらい」は、待たされる側の方が、待たせる側よりも辛く感じるという意味を持つ慣用句

「待たれる身より待つ身はつらい」は、待たされる側の方が、待たせる側よりも辛く感じるという意味を持つ慣用句です。

読み方

「まを持たれるみよりまつみはつらい」

由来

この慣用句の由来は諸説ありますが、平安時代の歌物語「伊勢物語」の一節「待つほどに逢ふぞうれしき別れこそは」が元になったと考えられています。

意味

「待たれる身より待つ身はつらい」は、以下のような状況で使われます。

  • 相手が来ない、連絡がないなど、待たされる時間が長く、不安や焦りを感じる。
  • 何もすることができず、ただ待つだけの時間が苦痛に感じる。
  • 待っている間に、様々な悪い想像をしてしまう。

例文

  • 試験の結果発表を待つのは、「待たれる身より待つ身はつらい」。
  • 彼との待ち合わせ、時間になっても来ない。「待たれる身より待つ身はつらい」。
  • 彼女は、彼の帰りを待っている間、「待たれる身より待つ身はつらい」と、様々な悪い想像をしてしまった。

類語

  • 待ち遠しい
  • 焦燥
  • 不安
  • 退屈
  • 空虚

対義語

  • 待つのが苦にならない
  • 余裕
  • 平静
  • 安定
  • 充実

「待たれる身より待つ身はつらい」の使い方

「待たれる身より待つ身はつらい」は、以下のような点に注意して使うと良いでしょう。

  • 実際に自分が待たされている状況で使う。
  • 待たされることの辛さを表現する。
  • 相手に同情を求めるようなニュアンスで使うこともできる。

例文

  • ごめんね、待たせてしまって。やっぱり「待たれる身より待つ身はつらい」よね。
  • 試験の結果発表まであと数日。「待たれる身より待つ身はつらい」けど、もうちょっと頑張ろう。

参考URL:
「待たれる身より待つ身は辛い」意味や読み方

「間がいい」 は、タイミングが絶妙で、好都合であることを表す言葉

「間がいい」 は、タイミングが絶妙で、好都合であることを表す言葉です。

意味

間がいい は、以下のような状況で使われます。

  • 必要な時に、必要なものが手に入る
  • チャンスを逃さずに、成功する
  • 人の気持ちに寄り添い、適切なタイミングで行動する

間がいい 人は、周囲の状況をよく観察し、タイミングを計るのが上手な人と言えます。

例文

  • 彼は、いつも間がいい ことに、必要な時に必要な情報が入ってくる。
  • 彼女は、間がいい タイミングで転職活動を始めたため、希望の会社に就職できた。
  • 上司は、間がいい タイミングで冗談を言うため、いつも場を和ませる。

類義語

  • 機を見るに敏
  • 好機
  • 幸運
  • 天の助け
  • タイミング

参考URL:
間がいい(まがいい)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「学びて思わざれば則ち罔し」とは、学んだことを自分で考えなければ、知識は身につかず、理解も深まらないという意味

「学びて思わざれば則ち罔し」とは、学んだことを自分で考えなければ、知識は身につかず、理解も深まらないという意味。

読み方: まなびておもわざればすなわちくら

意味:

  • 学んだことを自分で考えなければ、知識は身につかず、理解も深まらない。
  • 知識を活かすためには、自分で考え、理解することが重要である。
  • 学ぶだけでなく、考えることも大切である。

由来:

  • 孔子の教えである「論語」の一節から。
  • 原文は「學而不思則罔、思而不學則殆」であり、「学びて思わざれば則ち罔し、思ひて學ばざれば則ち殆し」と読む。

使い方:

  • 知識を詰め込むだけの学習は意味がないことを指摘する際に使う。
  • 学んだことを活かすためには、自分で考えることが重要であることを強調する際に使う。

例文:

  • ただ教科書を丸暗記するだけでは、真の理解は得られない。「学びて思わざれば則ち罔し」だ。
  • 学んだことを自分の頭で考え、理解することで、知識は活かせるものになる。
  • 知識と思考は車の両輪のようなもの。どちらか一方だけでは、前に進むことはできない。

類義語:

  • 学思一致
  • 融会貫通
  • 活学活用
  • 知行合一
  • 実学

対義語:

  • 詰め込み学習
  • 丸暗記
  • 独学
  • 空理空論
  • 机上の空論

参考URL:
3 學びて思はざれば則ち罔し

補足:

  • 「学びて思わざれば則ち罔し」は、現代社会においても重要な教訓です。
  • 情報があふれる時代だからこそ、情報を受け身で受け入れるのではなく、自分で考え、理解することが大切です。

例文:

  • インターネットで得た情報は、鵜呑みにせず、自分で考えることが重要だ。
  • 学んだことを自分の経験と結びつけることで、より深い理解につながる。
  • 様々な視点から物事を考えることで、より良い判断ができる。

注意:

  • 「学びて思わざれば則ち罔し」は、単に知識を批判する言葉ではありません。
  • 知識を活かすためには、自分で考え、理解することが重要であることを強調する言葉です。

その他:

  • 英語では "Knowledge without reflection is useless" や "Learning must be accompanied by thinking" という表現があります。

「幕を切って落とす」とは、芝居などの演劇を始めるという意味

「幕を切って落とす」とは、芝居などの演劇を始めるという意味。

  1. 芝居などの演劇を始める

歌舞伎などの演劇では、幕を上から吊り下げて、それを振り落とすことで場面を始める演出法があります。このことから、「幕を切って落とす」は、演劇を始めるという意味で使われるようになりました。

例文

  • いよいよ、新作歌舞伎の初日を迎えた。役者たちは、緊張しながらも、「幕を切って落とす」ことに気合いが入っている。
  • 長時間の準備期間を経て、ついにミュージカルが開幕した。華やかな舞台装置と音楽で、観客は一気に物語の世界に引き込まれた。「幕を切って落とす」瞬間は、なんとも言えない感動があった。
  1. 物事を華々しく始める

演劇を始めるという意味から転じて、「幕を切って落とす」は、物事を華々しく始めるという意味でも使われます。

例文

  • 新社長は、就任早々に大規模な改革を発表した。まさに、「幕を切って落とす」ような鮮烈なデビューだった。
  • 新店舗のオープンセレモニーは、盛大に開催された。テープカットや祝辞、記念撮影など、「幕を切って落とす」にふさわしい華やかなイベントだった。

類義語

  • 開幕
  • 開演
  • 開始
  • スタート
  • 発足
  • 起動
  • 始動
  • 発端
  • 嚆矢
  • 先駆け

対義語

  • 終了
  • 終演
  • 閉幕
  • 閉鎖
  • 解散
  • 休止
  • 中止
  • 延期
  • 中断
  • 打ち切り

注意点

「幕を切って落とす」は、主に演劇や華々しいイベントなどに使われる表現です。日常的な物事の開始を表す場合は、「始める」「開始する」などの表現を使う方が適切です。

参考URL:
幕を切って落とす(まくをきっておとす)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「満更でもない」は、まったく嫌ではないが、とても良いというわけではないという意味の慣用句

「満更でもない」は、まったく嫌ではないが、とても良いというわけではないという意味の慣用句です。

  1. 謙遜(けんそん)の表現として使う
  • 褒められたり、感謝されたりしたときに、「それほどでもないですよ」と謙遜する際に使います。
  • 本心では喜んでいるにもかかわらず、あえて控えめな態度を取ることで、相手への礼儀正しさを表すことができます。

例文

  • 「今日は料理、おいしいね。」「満更でもないですよ。もっと練習します。」
  • 「いつも助けてくれてありがとう。」「満更でもないですよ。当たり前のことです。」
  1. 遠慮(えんりょ)の表現として使う
  • 誘われたり、何かを勧められたりしたときに、「申し訳ありませんが、遠慮します」と遠慮する際に使います。
  • 本心では興味があっても、あえて断ることで、相手への気遣いを表すことができます。

例文

  • 「一緒に映画を見に行かない?」「満更でもないんですが、今日は予定があって。」
  • 「このケーキ、どうぞ召し上がってください。」「満更でもないんですが、お気持ちだけいただきます。」
  1. 本心と違う気持ちを表す
  • 本当は喜んでいるのに、「別に嬉しくない」と意地っ張るような場合にも使われます。
  • 子供や思春期の若者が、素直な気持ちを表現できずに、あえて逆のことを言ってしまうことがあります。

例文

  • プレゼントをもらって喜んでいるのに、「満更でもないけど、ありがとう。」
  • デートに誘われて喜んでいるのに、「満更でもないけど、行くよ。」
  1. 皮肉(ひにく)を込める
  • 相手の言葉や態度に皮肉を込めて、「満更でもない」を使うこともあります。
  • 本心では真逆のことを思っていることを、あえて逆の言葉で表現することで、相手を皮肉ったり、からかったりすることができます。

例文

  • 自慢話ばかりする人に対して、「満更でもないけど、すごいですね。」
  • 嫌味を言ってくる人に対して、「満更でもないけど、ありがたいですね。」

その他

  • 「満更でもない」は、状況や文脈によって様々な意味合いを持つ表現です。
  • 相手の表情や言動をよく観察し、その場に応じた適切な意味で使うことが大切です。

類義語:

  • それほどでもない
  • 悪いわけではない
  • まあまあ
  • 可もなく不可もない
  • そこそこ

対義語:

  • とても良い
  • 最高
  • 素晴らしい
  • ありがたい
  • 感謝する

参考URL:
満更でもない(まんざらでもない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書