「無芸大食」とは、特にすぐれた才能もなく、ただ食べることだけは人並みであること。
意味:
- 特にすぐれた才能もなく、ただ食べることだけは人並みであること。
- また、そのような人をあざけっていう語。
- 自分のことを謙遜していう場合にも用いられる。
読み方:
- むげいたいしょく
類義語:
- 大食らい
- 食いしん坊
- 食道楽
- 大飯食らい
- 大食漢
対義語:
- 才能
- 芸達者
- 多才
- 博識
- 器用
例文:
- 例文1:
- 彼は無芸大食で、取り柄は食べることだけだ。
- 例文2:
- 運動も勉強も苦手で、無芸大食の私だが、料理だけは得意だ。
- 例文3:
- 今日は仕事で何もできなかった、無芸大食の1日だった。
由来:
- 中国の故事から。
- 南朝宋代の詩人・謝霊運の「擬古詩十九首」に「丈夫無芸大食徒、空令老母心煩」という一節がある。
教訓:
- 食べることは人間にとって基本的な欲求の一つであるが、それだけが取り柄では人生が豊かにならない。
- 何か一つでも自分の才能や特技を見つけて、人生を充実させよう。
参考になれば幸いです。
補足:
- 「無芸大食」は、相手を批判する意味合いで使われることもありますが、親しい間柄であれば、ユーモアを込めて使うこともできます。
- 自分のことを謙遜して使う場合は、「無芸大食の私ですが」のように、謙譲語と一緒に使うのが丁寧です。
この表現は、私たちに才能や特技の大切さと、謙虚さを持つことの重要性を教えてくれます。
以下は、「無芸大食」にならないためのポイントです。
- 自分の興味や関心を追求する
- 新しいことに挑戦する
- 知識や経験を積む
- 人と交流する
- 自分自身を磨く
これらのポイントを意識することで、より充実した人生を送ることができるでしょう。
また、食べること以外にも、様々な楽しみを見つけることも大切です。
読書、音楽鑑賞、スポーツなど、自分に合った趣味を見つけて、人生を豊かにしましょう。