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「矢も楯もたまらず」とは、矢や盾で身を守ることもできないほどの勢いで、何かに夢中になったり、興奮したりすること

「矢も楯もたまらず」とは、矢や盾で身を守ることもできないほどの勢いで、何かに夢中になったり、興奮したりすること。

読み方: やもたてもたまらず

意味:

  • 矢や盾で身を守ることもできないほどの勢いで、何かに夢中になったり、興奮したりすること。
  • 気持ちが抑えられず、いてもたってもいられない状態を表すこと。

語源:

  • 矢や盾は、古代中国において戦闘時に使われていた武器と防具です。
  • 矢も盾もたまらずという言葉は、これらの武器や防具でさえも防ぐことのできないほどの勢いを表すために使われるようになりました。

類義語:

  • 我慢できない
  • いてもたってもいられない
  • 落ち着かない
  • 焦る
  • 興奮する

対義語:

  • 落ち着いている
  • 冷静
  • 泰然自若
  • 平然
  • 鈍感

例文:

  • 彼は、彼女に会えることが嬉しくて、矢も楯もたまらず駆け出した。
  • 彼女は、夢を実現するために、矢も楯もたまらず努力を続けた。

参考URL:
矢も盾もたまらない(やもたてもたまらない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

補足:

  • 矢も楯もたまらずという言葉は、主にポジティブな感情を表すために使われます。
  • 恋愛、仕事、夢など、強い情熱を傾ける対象に対して使われることが多いです。
  • 矢も楯もたまらずという言葉は、強い意志と行動力を表す言葉としても使えます。

「柳の下にいつもどじょうはいない」とは、一度うまくいったからといって、同じ方法でまたうまくいくとは限らない

「柳の下にいつもどじょうはいない」とは、一度うまくいったからといって、同じ方法でまたうまくいくとは限らない。

意味:

  • 一度うまくいったからといって、同じ方法でまたうまくいくとは限らない。
  • 偶然の好機は二度と訪れないこともあるので、油断してはいけない。

読み方: やなぎのしたにいつもどじょうはいない

類義語:

  • 驕りは滅びの始まり
  • 油断大敵
  • 一寸先は闇
  • 二度あることは三度ない
  • 転ばぬ先の杖

対義語:

  • 幸運
  • 成功
  • 確実
  • 常勝
  • 無敵

例文:

  • 彼は、一度成功しただけで慢心し、その後は失敗を重ねた。
  • 株投資は、一度儲かったからといって、必ずしも次は儲かるとは限らない。
  • 試験勉強は、過去問を解いただけで安心せず、最後までしっかり復習することが大切だ。

補足:

  • このことわざは、江戸時代から使われており、当時の川柳にも詠まれています。
  • 現代社会でも、ビジネスや投資など様々な場面で当てはまる教訓です。

参考URL:
柳の下に何時も泥鰌は居ない(やなぎのしたにいつもどじょうはいない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「山が見える」とは、物事の絶頂が見えるという意味の慣用句です

「山が見える」とは、物事の絶頂が見えるという意味の慣用句です。

  1. 実際に山が見える

これは、物理的な意味で、視界に山が入っている状態を指します。

例文

  • 晴れの日には、東京から富士山が見える。
  • 雪をいただいた山が見える。
  • 遠くに山が見える。
  1. 物事の絶頂が見える

これは、困難な状況を乗り越えて、将来の見通しが立つという意味です。

例文

  • 難関を乗り越えて、ようやく山が見えた。
  • 長い道のりを歩んできて、ようやく山が見えた。
  1. 物事が最盛期を過ぎる

これは、物事が頂点に達した後は下り坂になるという意味です。

例文

  • 彼の人気は、すでに山が見えている。
  • その会社の業績は、山が見えているようだ。
  1. 何かが達成できる

これは、努力すれば目標を達成できるという意味です。

例文

  • 彼は、努力すれば夢の山が見えるはずだ。
  • 彼女は、目標達成まであと少しの山が見えている。
  1. 問題の解決策が見つかる

これは、困難な問題を解決する道筋が見えてくるという意味です。

例文

  • 議論を重ねることで、ようやく問題解決の山が見えた。
  • 調査の結果、解決策の山が見えてきた。
  1. 嘘をつく

これは、「ほらを吹く」の婉曲表現として使われる場合があります。

例文

  • 彼は、いつも山が見えるような話をしている。
  • 彼女の話は、山が見えるようなところもある。
  1. 冗談を言う

これは、相手を楽しませるために、大げさな話をするという意味です。

例文

  • 彼は、いつも山が見えるような冗談を言う。
  • 彼女は、彼の山が見えるような冗談が好きだ。
  1. 大げさに話す

これは、事実を誇張して話すという意味です。

例文

  • 彼は、自分の釣った魚の大きさを山が見えるように話した。
  • 彼女は、彼氏とのデートの話を山が見えるように話した。
  1. 脅す

これは、相手を怖がらせるために、大げさなことを言うという意味です。

例文

  • 彼は、子供を山が見えるようなことを言って脅した。
  • 彼女は、彼に山が見えるようなことを言って従わせた。
  1. 嘘をつく

これは、「嘘を言う」の婉曲表現として使われる場合があります。

例文

  • 彼は、いつも山が見えるようなことを言っている。
  • 彼女の話は、山が見えるようなところもある。

「山が見える」の意味は、文脈によって異なるので、注意が必要です。

参考URL:
山が見える(やまがみえる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「焼け野の雉子夜の鶴(やけののきぎすよるのつる)」とは、自分の子供を思う親の深い愛情を例えたことわざ

「焼け野の雉子夜の鶴(やけののきぎすよるのつる)」とは、自分の子供を思う親の深い愛情を例えたことわざ。

意味:

  • 自分の子供を思う親の深い愛情を例えたことわざ。
  • 雉は巣を焼かれても雛を助けようと戻り、鶴は寒い夜に翼で雛を覆うという故事から。

使い方:

  • 親が子を思う気持ちを表す際に用いる。
  • 子育ての大変さや苦労を共感する際に用いる。
  • 子に対する愛情表現として用いる。

例文:

  • 子供が熱を出した時、母親は徹夜で看病し、まさに「焼け野の雉子夜の鶴」だった。
  • 戦争で両親を亡くした子供たちは、焼け野原を彷徨い、「焼け野の雉子夜の鶴」のように互いに支え合った。
  • 親の愛情はどんな困難にも打ち勝つことができる、「焼け野の雉子夜の鶴」のようなものだ。

類義語:

  • 虎の母
  • 子を思う親心
  • 子を思う心

対義語:

  • 子煩悩
  • 過保護

補足:

  • 中国の故事「晋書」に由来する。
  • 雉はキジ科の鳥類。
  • 鶴はツル科の鳥類。

「焼け野の雉子夜の鶴」は、親子の深い愛情を表現する美しいことわざです。

親の愛情は、どんな困難な状況でも子供を守り、導く力を持っています。

このことわざを 心に 留め て、 子供 を 大切に 育て ましょう。

参考URL:
焼け野の雉夜の鶴(やけののきぎすよるのつる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「遣らずの雨」とは、帰ろうとする人を引き留めるかのように降ってくる雨

「遣らずの雨」とは、帰ろうとする人を引き留めるかのように降ってくる雨。

読み方: やらずのあめ

意味:

  • 帰ろうとする人を引き留めるかのように降ってくる雨。
  • 別れを惜しむように降る雨。
  • 名残惜しい別れを表す比喩表現。

語源:

  • 「遣らず」は「行かせない」という意味で、帰り行く人を引き留める雨を表す。

類義語:

  • 引き留めの雨
  • 名残惜しい雨
  • 別れの雨
  • 涙雨
  • 惜別の雨

対義語:

  • 送りの雨
  • 旅立ちの雨
  • 出発の雨
  • 新しい門出
  • 爽快な雨

例文:

  • 二人が別れるとき、遣らずの雨が降り出した。
  • 彼は、遣らずの雨の中、故郷を後にした。
  • 遣らずの雨に打たれながら、私は彼の背中を見送った。

補足:

  • 「遣らずの雨」という言葉は、古くから和歌や俳句などに使われてきた。
  • 恋人や友人との別れを惜しむ情景を表現するのに、よく用いられる。

参考URL:
遣らずの雨 | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

「柳は緑、花は紅」とは、自然のありのままの姿が美しいということ

「柳は緑、花は紅」とは、自然のありのままの姿が美しいということ。

意味:

  • 自然のありのままの姿が美しいということ。
  • 万物の生命の真実の姿を表している。
  • 個性や多様性を尊重すること。

読み方: やなぎはみどり はなはくれない

類義語:

  • 千紫万紅
  • 各色各様
  • 百花繚乱
  • 多種多様
  • 個性尊重

対義語:

  • 画一
  • 単調
  • 均質
  • 無個性
  • 単色

例文:

  • 春の野山は、柳は緑、花は紅で美しく彩られている。
  • 人それぞれ個性があり、柳は緑、花は紅のように多様である。
  • 意見の違いを認め合い、柳は緑、花は紅のように共存することが大切だ。

補足:

  • この言葉は、中国の唐代の詩人・白居易の詩「春江花月夜」の一節から由来しています。
  • 自然の美しさだけでなく、個性や多様性を尊重する意味合いも含まれています。

参考URL:
柳は緑 花は紅 | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

「山高きが故に貴からず」とは、山は高いから価値があるのではなく、そこに木が生えているからこそ価値があるという意味を持つ慣用句

「山高きが故に貴からず」とは、山は高いから価値があるのではなく、そこに木が生えているからこそ価値があるという意味を持つ慣用句です。

読み方: やまたかきがゆえにたっとからず

意味:

  • 山は高いから価値があるのではなく、そこに木が生えているからこそ価値がある。
  • 人も外見が立派だから優れた人物とは限らず、知識や徳を兼ね備えてこそ立派な人物と言える。

由来:

  • 中国の晋代に書かれた『実語教』という書物にある故事から。

類義語:

  • 見かけはともかく中身が大事
  • 外見より内面
  • 中身は見た目より重要

例文:

  • 学歴が高いだけの人間が尊敬されるわけではない。真に尊敬される人は、学問だけでなく、人格も立派な人である。
  • あの人は背が高くてかっこいいけど、中身は空っぽなんだよね。

補足:

「山高きが故に貴からず」は、見た目だけで人を判断してはいけないという教訓を表すことわざです。

現代社会でも、外見が重視される傾向がありますが、このことわざは、外見よりも内面が重要であるということを思い出させてくれます。

参考資料:
山高きが故に貴からず(やまたかきがゆえにたっとからず)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「焼け木杭に火が付く」とは、一度関係を持った男女が、再び関係を持ちやすいことを意味する慣用句

「焼け木杭に火が付く」とは、一度関係を持った男女が、再び関係を持ちやすいことを意味する慣用句です。

由来

一度燃えた杭は、乾燥しているため、再び火がつきやすいことから、この慣用句が生まれました。

使い方

  • 二人は一度別れたが、焼け木杭に火が付いたように、また付き合い始めた。
  • あの二人は、何度別れても、焼け木杭に火が付くように、またくっつくんだ。

類義語

  • 元鞘に収まる
  • 縁は異なもの味なもの
  • 別れても縁がある

対義語

  • 縁が切れる
  • 水と油
  • 犬猿の仲

例文

  • A子とB子は、高校時代付き合っていたが、大学進学で別れた。しかし、数年後に偶然再会し、焼け木杭に火が付いたように再び付き合い始めた。
  • 彼は結婚歴があり、バツイチだ。しかし、彼は「焼け木杭に火が付く」というように、女性との縁が途切れない。

補足

この慣用句は、主に男女関係について使われますが、友人関係やビジネス関係などにも応用できます。

参考URL:
【焼けぼっくりに火が付く】は間違い!? 何が違う?その読み方、実は 〝知ってるつもり〟かも!? | Domani

「槍玉に挙げる」と は、日本語で「批判や攻撃の対象にする」という意味を持つ慣用句

「槍玉に挙げる」と は、日本語で「批判や攻撃の対象にする」という意味を持つ慣用句です。政治やメディアの文脈でよく使われますが、一般的に誰かを責めたり批判したりする状況でも使われます。

「槍玉に挙げる」の語源

「槍玉」とは、槍の穂先の玉を指します。槍は武器として使われるだけでなく、古くは神事や儀式にも使われていました。神事や儀式において、槍の穂先の玉は神聖なものと考えられていました。

「槍玉に挙げる」という慣用句は、この神聖な玉に例えて、批判や攻撃の対象にすることを意味するようになりました。つまり、批判や攻撃の対象にすることは、神聖なものに触れることと同じくらい重大なことであるというニュアンスが含まれています。

「槍玉に挙げる」の使い方

  • 政治家がスキャンダルで槍玉に挙げられた。(The politician was targeted for criticism over a scandal.)
  • 新しい製品がマスコミで槍玉に挙げられた。(The new product was attacked in the media.)
  • 彼は、いつも同僚から槍玉に挙げられていた。(He was always being picked on by his colleagues.)

「槍玉に挙げる」の類義語

  • 批判の的になる (hihan no mato ni naru)
  • 攻撃の対象になる (kougeki no taishou ni naru)
  • 責められる (semerareru)
  • 非難される (hinan sareru)

「槍玉に挙げる」の注意点

「槍玉に挙げる」という慣用句は、批判や攻撃の対象にすることを意味するため、相手を傷つける可能性があります。使う際には、相手との関係性や状況をよく考えて使うことが大切です。

参考URL:
槍玉に挙げる(やりだまにあげる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「野に下る」とは、公職を辞めて民間人になることを意味する慣用句

「野に下る」とは、公職を辞めて民間人になることを意味する慣用句です。

読み方: やにくだる

類義語:

  • 下野する
  • 官職を辞す
  • 政界を引退する
  • 民間人になる

例文:

  • 首相は選挙で敗北し、野に下ることを表明した。
  • 大臣は汚職スキャンダルで辞任し、野に下った。
  • 長年国会議員を務めた彼は、今回で引退し、野に下る。

解説:

「野に下る」は、政治家や官僚などの公職についている人が、その職を辞して民間人になることを意味します。

これは、選挙で敗北したり、汚職スキャンダルで辞任したり、任期満了で退職したり、自ら辞職したりするなど、さまざまな理由で起こります。

野に下った後の生活:

野に下った後は、

  • 評論家やタレントとして活動する
  • 企業の顧問や役員に就任する
  • 大学で教鞭を執る
  • 自ら事業を立ち上げる

など、さまざまな人生を送ります。

参考URL:
【漢字】「野に下る=のにくだる」は間違い!実は知らない漢字の読み方3選 | CLASSY.[クラッシィ]