「余裕綽綽」とは、ゆったりと落ち着いていて、慌てる様子がないさ*を表す四字熟語です。「余裕」は、あわてずにゆったりとしていること、ゆとりのあること、「綽綽」は、ゆったりとしていてこせこせしていないさまを意味します。
解釈
- どんな状況でも落ち着いて行動できる様子を表します。
- 十分な準備や実力があるため、慌てる必要がないことを示唆します。
- 周囲に余裕を与え、信頼感を与える存在であることを意味します。
使い方
- 困難な状況でも冷静沈着に対処する人の様子を形容する際に用いられます。
- 十分な準備をして試験に臨む受験生などを表現する際に用いられます。
- 余裕のある生活を送っている人の様子を表現する際に用いられます。
例文
- 明日のプレゼン発表も、余裕綽綽でこなせるだろう。
- 彼は常に余裕綽綽としていて、周囲の人々を安心させる。
- 豊富な資金力と人材を備えたその会社は、余裕綽綽で市場を制圧している。
注意
- 自慢や傲慢さを表すために使うと、相手を不快にさせる可能性があります。
- 謙虚な気持ちで使うことが大切です。
類義語:
- 泰然自若
- 余裕たっぷり
- 余裕が過ぎる
- 余裕しゃくしゃく
- 落ち着き払っている
対義語:
- 慌てる
- 焦る
- 狼狽する
- 落ち着かない
- 余裕がない
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