「我関せず」とは、自分のことではないので、関心がないという意味を持つ慣用句です。
読み方: われかんせず
意味:
- 自分には関係がない。
- 自分のことではないので、関心がない。
語源:
- 中国の古典『論語』の一節「己の欲せざる所は、人に施す勿れ」から。
- 自分のことだけを考えず、周りのことも考えることの重要性を説いた言葉。
類義語:
- 無関心
- 無関係
- 冷淡
- 無頓着
- 無心
対義語:
- 関心
- 関係
- 熱心
- 積極的
- 献身
例文:
- 彼は、世間の噂話には我関せずといった態度だった。
- 政治の世界は、我関せずではいられない。
- 子供たちは、周りの迷惑も顧みず、我関せずで遊んでいた。
使い方:
- 「我関せず」は、自分には関係がないことや、関心がないことを表す時に使う言葉です。
- 肯定的な意味だけでなく、否定的な意味でも使われます。
- 文章だけでなく、会話でもよく使われます。
その他:
- 「我関せず」は、日本語の慣用句です。
- 英語では、「be indifferent to」や「have nothing to do with」などの表現が近い意味になります。
関連情報:
- 我関せず - goo辞書: [無効な URL を削除しました]
- 我関せず - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
補足:
- 「我関せず」は、自分のことだけを考えるのではなく、周りのことも考えることの重要性を思い出させてくれる言葉です。
- ただし、必要以上に他人に干渉することや、社会問題に関心を抱かないことは、批判されることもあります。
関連表現:
- 無関心
- 無関係
- 冷淡
- 無頓着
- 無心