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「いざ鎌倉」とは、日本語の慣用句で、一大事が起こったときに、すぐに駆けつけなければならないという意味

「いざ鎌倉」とは、日本語の慣用句で、一大事が起こったときに、すぐに駆けつけなければならないという意味です。

由来

この言葉は、鎌倉時代(1185年~1333年)にまで遡ります。当時、鎌倉幕府に何か重大な事件が起こると、御家人と呼ばれる武士たちは、主君の命を受けて鎌倉に馳せ参じました。

使い方

「いざ鎌倉」は、以下のように使われます。

  • 会社で大きなトラブルが発生した。「これは大変だ!いざ鎌倉だ!」
  • 地震が起きた。「津波が来るかもしれない。みんなで高台に避難しよう!」
  • 敵が攻めてきた。「いざ鎌倉!敵を撃退しよう!」

類義語

  • 一大事
  • 緊急事態
  • 事変
  • 事故
  • 災害
  • 危機
  • 非常事態

対義語

  • 平常時
  • 平和
  • 安定
  • 安全

その他

「いざ鎌倉」は、現代でも様々な場面で使われています。例えば、スポーツの試合でチームがピンチになったとき、「さあ、ここで一発逆転だ!いざ鎌倉!」と鼓舞するような場面で使われたりします。

参考URL:
いざ鎌倉(いざかまくら)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「一念発起」とは、仏教用語が由来の四字熟語で、それまでの考えを改め、あることを成し遂げようと決意することす。

「一念発起」とは、仏教用語が由来の四字熟語で、それまでの考えを改め、あることを成し遂げようと決意することす。

読み方

「いちねんほっき」

意味

  • それまでの考えを改め、あることを成し遂げようと決意すること
  • 仏道に入り、悟りを開こうと固く決心すること

語源

「一念発起」は、もともと仏教用語で、「一念発起菩提心(いちねんほっきぼだいしん)」の略です。「一念発起菩提心」は、「ひたすらに仏を信じ、悟りを開こうと心を起こすこと」という意味です。

使い方

「一念発起」は、以下のような状況で使われます。

  • これまで怠けていたことを反省し、これから頑張ろうと決意したとき
  • 大きな目標に向かって、努力を始めることを決意したとき
  • 悪い習慣を断ち切ろうと決意したとき

  • 受験勉強をサボっていたが、一念発起して猛勉強を始めた。
  • 会社を辞めて、一念発起して起業した。
  • ダイエットに失敗していたが、一念発起して新しいダイエット方法に挑戦することにした。

類義語

  • 決意
  • 決心
  • 覚悟
  • 発奮
  • 振起

対義語

  • 諦め
  • 放棄
  • 怠惰
  • 無気力
  • 無関心

まとめ

「一念発起」は、心に決意があれば、どんなことでも成し遂げられることを教えてくれることわざです。何かを始めたいと思っている人は、ぜひ「一念発起」の精神でチャレンジしてみてください。

このことわざを教訓に、

  • 目標に向かって、諦めずに努力する
  • 悪い習慣を断ち切り、良い習慣を身につける
  • 毎日を充実したものにする

ように心がけましょう。

参考URL:
一念発起(いちねんほっき)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「一笑に付す」は、小さな問題や失敗を気にせず、笑って済ませるという意味の慣用句

「一笑に付す」は、小さな問題や失敗を気にせず、笑って済ませるという意味の慣用句です。

「一笑」は、ひと笑い、つまり軽い気持ちで笑うことを指します。「付す」は、何かを任せる、託すという意味です。

つまり、「一笑に付す」は、小さな問題や失敗を気にせず、笑って他人に任せてしまうという意味になります。

この慣用句は、主に以下のような状況で使われます。

  • 些細な間違いや失敗
  • 他人の欠点や弱点
  • 深刻な問題ではないと判断した場合

「一笑に付す」は、寛容や大らかさを表す言葉として、よく使われます。

しかし、問題の深刻さを軽視してしまったり、相手を傷つけてしまう可能性もあるので、使う場面や相手をよく考えて使うことが大切です。

類義語

  • 大目にみる
  • 寛大に扱う
  • 鷹揚に構える
  • 気にするな
  • 気にせず

対義語

  • 怒る
  • 批判する
  • 責める
  • 執着する
  • こだわ

その他

「一笑に付す」ということわざは、中国の故事から生まれたとされています。

中国の戦国時代、斉の国の宰相であった管仲は、国の財政再建のために、贅沢な生活を送る富裕層から税金を徴収することを提案しました。

この提案に対し、斉の桓公は「富裕層は国の経済を支える重要な存在であり、彼らを苦しめることはできない」と反対しました。

しかし、管仲は「富裕層から少しの犠牲を払ってもらうことで、より多くの人々が幸せになれる」と主張し、桓公を説得しました。

結局、桓公は管仲の提案を採用し、富裕層から税金を徴収した結果、斉の国の財政は再建され、国全体が繁栄しました。

この故事から、「一笑に付す」という言葉が生まれました。

「一笑に付す」は、小さな犠牲を払って、より大きな利益を得るという考え方を表す言葉です。

しかし、犠牲を払う人々に十分な説明と理解を求めることも重要です。

参考URL:
一笑に付す(いっしょうにふす)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「命の洗濯」は、平生の苦労から解放されて、寿命がのびるほど思う存分に楽しむこと

「命の洗濯」は、平生の苦労から解放されて、寿命がのびるほど思う存分に楽しむこと。寿命がのびるほどの保養。命の土用干し。という意味の慣用句です。

語源

「命の洗濯」の語源は諸説ありますが、江戸時代の遊郭における言葉が由来とされています。

当時、遊郭は男性にとって現実逃避の場であり、日々の苦労を忘れて思いっきり羽目を外せる場所でした。そこで遊んだことを「命を洗濯する」と表現するようになったと考えられています。

意味

「命の洗濯」には、以下の2つの意味合いがあります。

  1. 平生の苦労から解放されること
  2. 寿命が延びるほどの保養をすること

1つ目の意味合いは、遊郭での遊びに由来するものです。遊郭では、日々のストレスや悩みを忘れ、思いっきり楽しむことができます。そうすることで、心身ともにリフレッシュし、活力を得ることができます。

2つ目の意味合いは、保養に由来するものです。保養とは、病気療養のための休養や静養を指しますが、「命の洗濯」の場合は、単に体を休めるだけでなく、心身ともにリフレッシュすることを指します。

使い方

「命の洗濯」は、人に対して使うことが多いです。

例文

  • 例文1のように、旅行などの具体例を挙げて使うことができます。
  • 例文2のように、抽象的な表現で使うこともできます。

例文

  • 例文1:一週間の休みを使って、ハワイで命の洗濯をしてきた。
  • 例文2:たまには思い切って、何も考えずに命の洗濯をするのも良いものだ。

類義語

  • ストレス解消
  • リフレッシュ
  • 心身のリフレッシュ
  • 羽目を外す
  • 息抜き

注意

「命の洗濯」は、あくまでも比喩表現であることを忘れないでください。実際に命を洗濯することはできません。

その他

  • 「命の洗濯」は、江戸時代の言葉ですが、現代でも使われています。
  • 男女問わず、幅広い世代で使用することができます。

参考URL:
第371回 「命の洗濯」 - 日本語、どうでしょう?

「息がかかる」とは、息を吹きかける: 人工呼吸など、誰かに息を吹きかけること

「息がかかる」とは、息を吹きかける: 人工呼吸など、誰かに息を吹きかけること。

読み方: いきがかかる

意味:

  1. 息を吹きかける: 人工呼吸など、誰かに息を吹きかけること。
  2. わずかな影響を与える:
    • ある人の意見や考えなどに影響を受けること。
    • ある物事によって、わずかに変化すること。
    • ある物事に関与していること。
  3. 金銭的な援助をする:
    • ある人に金銭的な援助をすること。
    • ある物事に金銭的な投資をすること。
  4. 熱中する:
    • あることに熱中し、集中すること。
    • あることに強い関心を持つこと。

例文:

  • 事故で意識を失った彼は、人工呼吸で息を吹きかけられた。
  • 彼女は彼の意見に影響を受け、考えを変えた。
  • 新しいプロジェクトに、会社の息がかかっている。
  • 彼は絵画に息がかかるように、熱心に描き続けた。

類義語:

  • 影響を与える
  • 関与する
  • 援助する
  • 熱中する
  • 集中する

対義語:

  • 無関係
  • 無関心
  • 冷淡
  • 無気力
  • 無感動

補足:

  • 「息がかかる」は、文脈 によって 意味 が 大きく 変わる 表現 です。
  • どの 意味 で使 われている のか、 文脈 から よく 判断 する 必要 があります。

「息がかかる」の 意味 を 正しく 理解 し、 適切 に 使 いましょう。
参考URL:
息が掛かる(いきがかかる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「急がば回れ」とは、危険な近道を通るよりも遠回りでも安全な道を通った方が、結果的に早く着けるということ

「急がば回れ」とは、危険な近道を通るよりも遠回りでも安全な道を通った方が、結果的に早く着けるということ。

読み方: いそがばまわれ

意味:

  • 早く目的地に着きたい場合は、危険な近道を通るよりも遠回りでも安全な道を通った方が、結果的に早く着けるということ。
  • 物事を急ぐあまりに、近道や楽な方法を選んでしまうと、失敗したり、思わぬトラブルに巻き込まれたりして、かえって時間がかかったり、損をしてしまうことがあるということ。
  • 慎重に計画を立て、着実に実行することが大切であるということ。

語源:

  • 室町時代の連歌師である宗長が詠んだ歌、「もののふの矢橋の船は速くとも急がば回れ瀬田の唐橋」に由来する。
  • この歌は、東海道を大津へ向かう際、琵琶湖を渡る船便と瀬田の唐橋を渡る陸路のどちらを選ぶべきかを詠んだもので、船便は速いように見えるが、天候によっては危険なため、安全な陸路を選ぶ方がよいという教訓が含まれている。

類義語:

  • 迂回する
  • 慎重に行動する
  • 計画的に行動する
  • 焦らずに行動する
  • 着実に実行する

対義語:

  • 近道をする
  • 焦る
  • 無謀な行動をする
  • 軽率な行動をする
  • 先走る

例文:

  • 彼は、試験勉強のために、計画的に勉強を進め、急がば回れの精神で努力した。
  • 彼女は、新しいプロジェクトを立ち上げる際、慎重に計画を立て、急がば回れの精神で実行した。

参考URL:
急がば回れ(いそがばまわれ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「一陽来復」は、冬至を過ぎて日が少しずつ長くなり、春が訪れることを意味する四字熟語

「一陽来復」は、冬至を過ぎて日が少しずつ長くなり、春が訪れることを意味する四字熟語です。

易経の言葉であり、陰陽五行思想に基づいています。

陰陽五行思想では、宇宙の万物は陰と陽の二つの気から構成されると考えられています。

陰は静で冷たく、陽は動的で温かい性質を持っています。

冬至は一年の中で最も陰の気が強い時期であり、この日を境に陽の気が強くなり始めます。

つまり、「一陽来復」は、悪いことが続いた後に良いことが訪れるという意味合いも含まれています。

使い方

  • 新年を祝う言葉として使われることが多い。
  • 困難を乗り越えて希望が訪れることを表す。
  • 悪いことが続いた後に良いことが起こることを表す。

例文

  • 今年も「一陽来復」を迎え、良い年になることを願っています。
  • どんな困難も必ず乗り越えられる。「一陽来復」の精神で頑張ろう。
  • 悪いことが続いたが、ついに「一陽来復」の兆しが見えてきた。

類義語

  • 春風駘駘
  • 万物更新
  • 好転の兆し
  • 苦難の先に光あり
  • 否極泰来

対義語

  • 窮冬至極
  • 禍不単行
  • 暗転
  • 絶望
  • どん底

その他

  • 「一陽来復」は、お正月飾りや絵画の題材としてもよく用いられます。
  • また、企業の社是や商品の名前にも使われています。

まとめ

「一陽来復」は、冬至を過ぎて春が訪れることを意味する四字熟語です。

易経の言葉であり、陰陽五行思想に基づいています。

新年を祝う言葉として使われることが多いですが、困難を乗り越えて希望が訪れることを表したり、悪いことが続いた後に良いことが起こることを表したりするなど、幅広い意味合いを持っています。

参考URL:
一陽来復(いちようらいふく)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「一世を風靡する」とは、ある時代や社会全体に大きな影響を与え、多くの人々に愛好されること

「一世を風靡する」とは、ある時代や社会全体に大きな影響を与え、多くの人々に愛好されること。

読み方: いっせいをふうびする

意味:

ある時代や社会全体に大きな影響を与え、多くの人々に愛好されること。

語源:

「一世」は、その時代。「風靡」は、風が草木を吹きなびかせるように、人々をなびき従わせること。つまり、「一世を風靡する」は、その時代の多くの人々を魅了し、流行させる という意味になります。

使い方:

「一世を風靡する」は、以下のような状況で使われます。

  • 新しい商品やサービスが、多くの人々に受け入れられるとき
  • 流行歌やファッションなどが、多くの人々に愛好されるとき
  • 新しい思想や文化などが、多くの人々に広まるとき

例文:

  • そのアイドルグループは、デビュー曲から一世を風靡した。
  • タピオカドリンクは、数年前に一世を風靡した。
  • インターネットは、20世紀後半から一世を風靡している。

注意:

「一世を風靡する」という言葉は、単に流行するだけでなく、多くの人々に大きな影響を与える ことを表しています。そのため、軽々しく使うべきではありません。

類義語:

  • 大流行する
  • 流行する
  • ブームになる
  • 人気が出る
  • 脚光を浴びる

対義語:

  • 廃れる
  • 下火になる
  • 流行遅れになる
  • 人気が落ちる
  • 忘れられる

参考URL:
一世を風靡する(いっせいをふうびする)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「否が応でも」(いやがおうでも)は、「好むと好まないとにかかわらず」「承知でも不承知でも」「なんとしても」「ぜひとも」という意味

「否が応でも」(いやがおうでも)は、「好むと好まないとにかかわらず」「承知でも不承知でも」「なんとしても」「ぜひとも」という意味です。

「否が応でも」は、以下の二つの漢字から成り立っています。

  • 否(いい): 否定、拒否
  • が応(がおう): 承知、同意

「否が応でも」の直訳は「否か応か」ですが、慣用的な意味は「好むと好まないとにかかわらず」となります。

使い方

「否が応でも」は、主に文章の中で使われます。 話題が本筋から逸れた後に、「否が応でも」を使って、本題に戻ります。

例文

  • 「時間は否が応でも過ぎていく。」 (Jikan wa iyagōdemo sugite iku.) - 時間は、好むと好まないとにかかわらず過ぎていく。
  • 「彼は否が応でも有名になってしまった。」 (Kare wa iyagōdemo yūmei ni natte shimatta.) - 彼は、本人の意志とは関係なく有名になってしまった。
  • 「この商品は否が応でも売れている。」 (Kono shōhin wa iyagōdemo urete iru.) - この商品は、好むと好まないとにかかわらず売れている。

類義語

  • 「仕方なく」 (Shikata naku) - 仕方なく、どうすることもできない
  • 「どうにもならない」 (Dō ni mo naranai) - どうにもならない、どうしようもない
  • 「避けられない」 (Sakenarenai) - 避けられない、逃れられない

「否が応でも」は、様々な状況で使われることのできる便利な表現です。 好むと好まないとにかかわらず、何かが起こることを強調したいときに使えます。

以下、「否が応でも」を使った例文をいくつかご紹介します。

  • 「彼の才能は否が応でも認められるだろう。」 (Kare no saī wa iyagōdemo mitomerareru darō.) - 彼の才能は、誰もが認めるだろう。
  • 「この問題は否が応でも解決しなければならない。」 (Kono mondai wa iyagōdemo kaiketsu shinakerebanaranai.) - この問題は、どうにかして解決しなければならない。
  • 「年齢を重ねるにつれて、否が応でも体力が衰えていく。」 (Nenrei o kasanete iku ni tsurete, iyagōdemo tairiki wa yowatte iku.) - 年齢を重ねるにつれて、どうしたくても体力が衰えていく。

「否が応でも」について、さらに詳しく説明します。

  • 「否が応でも」は、「好むと好まないとにかかわらず」という意味ですが、「どうにもならない」という意味合いも含んでいます。 つまり、「否が応でも」を使うときは、何かが起こることを止めようとしても無駄であることを示唆していることが多いです。
  • 「否が応でも」は、「ぜひとも」という意味でも使われます。 つまり、「否が応でも」を使うときは、何かを強く勧めたり、強調したりしていることが多いです。
  • 「否が応でも」は、「必ず」という意味でも使われます。 つまり、「否が応でも」を使うときは、何かが起こることを確信していることを示唆していることが多いです。

参考URL:
否が応でも(いやがおうでも)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「息を凝らす」とは、緊張して事の成り行きを見守っているときなどのようすをいう

「息を凝らす」とは、緊張して事の成り行きを見守っているときなどのようすをいう。

意味:

  • 緊張して事の成り行きを見守っているときなどのようすをいう。
  • 集中して何かに取り組んでいるときの様子を表す。

読み方: いきをこらす

類義語:

  • 息を詰める
  • 息を殺す
  • 固唾を呑む
  • 緊張する
  • 集中する

例文:

  • 選手たちは、息を凝らして試合の行方を見守っていた。
  • 彼は、難しい問題に息を凝らして取り組んでいた。
  • 彼女は、舞台に上がる前に息を凝らしていた。

補足:

  • 「息を凝らす」という言葉は、日本語の慣用句です。
  • 実際に息を止めているわけではありませんが、緊張や集中によって呼吸が浅くなったり、止まってしまうような感覚を表しています。

参考URL:
息を凝らす(いきをこらす)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書