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「つうと言えばかあ」とは、関西地方(特に大阪)の方言で、「互いに気心が通じ合って、ちょっと言っただけで相手の言おうとしていることがわかること」という意味

「つうと言えばかあ」とは、関西地方(特に大阪)の方言で、「互いに気心が通じ合って、ちょっと言っただけで相手の言おうとしていることがわかること」という意味を表す表現です。

この表現は、以下のような特徴があります。

  • 意味: 相手と心が通じ合っていて、言葉少なくも意図を理解し合える関係
  • 使い方: 主に親しい間柄で、相手との深い理解を強調したい時に用いる
  • 例文:
    • 長年の夫婦は、つうと言えばかあで、何年も一緒に暮らしているだけあって、お互いの言いたいことがすぐにわかる。
    • あの二人は、つうと言えばかあで、いつも息がぴったりやね。

「つうと言えばかあ」は、単に相手と仲が良いという意味だけでなく、言葉を超えた深い理解関係を表現する方言です。

この表現の起源は諸説ありますが、江戸時代の浄瑠璃や歌舞伎で使われていた「つうかあの仲」という表現が由来だとする説が有力です。「つうかあの仲」は、互いに気心が知れていて、言葉少なくも意図を理解し合える親密な関係を表す言葉です。

「つうと言えばかあ」は、関西地方の方言の中でも、特に大阪でよく使われる表現です。大阪の人と話す機会があれば、ぜひ覚えて使ってみてください。

類義語:

  • 以心伝心
  • 阿吽の呼吸
  • 息がぴったり
  • 気心が知れている
  • 心が通じ合っている

参考URL:
つうと言えばかあ(つうといえばかあ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「鍔迫り合い」とは、競争や勝負などが激しいことのたとえ

「鍔迫り合い」とは、競争や勝負などが激しいことのたとえ。

読み方: つばぜりあい

意味:

  1. 刀を打ち合わせた際に、鍔で押し合うこと。
  2. 競争や勝負などが激しいこと。
  3. 互いに一歩も譲らない激しい議論や対立。

語源:

  • 刀の鍔を押し合う様子から。

例文:

  1. 剣道では、鍔迫り合いから技を繰り出す。
  2. 選挙戦は、まさに鍔迫り合いだ。
  3. 両者は、予算案について鍔迫り合いを演じた。

類語:

  • 激戦
  • 熱戦
  • 競り合い
  • 互角
  • 一進一退

対義語:

  • 一方的
  • 圧倒
  • 無気力
  • 無関心
  • 和解

補足:

「鍔迫り合い」は、主に勝負や競争、議論などの状況で使われます。

参考例:

  • 試合は、終始鍔迫り合いの末、彼の勝利で幕を閉じた。
  • 彼は、常に挑戦者との鍔迫り合いを楽しむ。
  • 彼女は、会議で常に自分の意見を主張し、鍔迫り合いを演じる。

用例:

  • 今年のオリンピックは、どの競技も鍔迫り合いが見られるだろう。
  • 新商品の開発は、各社が鍔迫り合いを繰り広げている。
  • 政府と野党は、政策について鍔迫り合いが続いている。

参考URL:
鍔競(り)合い/鍔迫り合い(つばぜりあい)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「爪を研ぐ」とは、動物が爪を研ぐことから転じて、自分の能力や才能を磨くために、努力するという意味を持つ慣用句

「爪を研ぐ」とは、動物が爪を研ぐことから転じて、自分の能力や才能を磨くために、努力するという意味を持つ慣用句です。

  1. 動物が爪を研ぐ
  • 猫などの動物が、自分の爪を鋭くするために、木の幹や柱などに引っ掻く様子を表します。
  • 転じて、自分の能力や才能を磨くために、努力するという意味にも使われます。

例文

  • 猫は、爪を研ぐために、柱を引っ掻く。
  • 彼は、将来のために、日々爪を研いでいる。

類語

  • 研鑽を積む
  • 修練する
  • 努力する
  • 鍛錬する
  • 向上心を持つ
  1. 敵対する
  • 動物が獲物を捕らえるために、爪を鋭くする様子から、敵対するという意味にも使われます。
  • 転じて、相手を攻撃したり、批判したりするという意味にも使われます。

例文

  • ライバル企業は、互いに爪を研ぎ合っている。
  • 批評家は、彼の作品に爪を研いだ。

類語

  • 対抗する
  • 競争する
  • 敵対する
  • 批判する
  • 攻撃する

「爪を研ぐ」の解釈

「爪を研ぐ」は、文脈によって異なる意味を持つため、注意が必要です。

動物の行動を表す場合は、前後の文脈から、どちらの意味で使われているのか判断する必要があります。

また、比喩的な表現として使われる場合は、状況や登場人物の関係性などを考慮して、適切な意味を解釈する必要があります。

参考URL:
爪を研ぐ(つめをとぐ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「杖とも柱とも頼む」とは、杖にも柱にも頼るように、非常に頼りにすることを意味する慣用句

「杖とも柱とも頼む」とは、杖にも柱にも頼るように、非常に頼りにすることを意味する慣用句です。

例文:

  • 母は私にとって杖とも柱とも頼む存在だ。
  • 彼には仕事のことだけでなく、プライベートな相談も杖とも柱とも頼っている。

類義語:

  • 頼りになる
  • 信頼できる
  • 欠かせない
  • 必要不可欠
  • 頼みの綱

対義語:

  • 頼りにならない
  • 信頼できない
  • 不必要

補足:

  • この慣用句は、「杖」と「柱」という、日常生活において非常に重要な役割を果たすものを例えにしているので、その信頼度の高さがよくわかります。
  • 目上の人に対して使う場合は、「杖とも柱とも頼りにしております」のように、謙譲語を用いるのが丁寧です。

参考URL:
杖とも柱とも頼む | ルーツでなるほど慣用句辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス

「粒が揃う」とは、集まっている人や物が、大きさや質が均等であるという意味

「粒が揃う」とは、集まっている人や物が、大きさや質が均等であるという意味です。

転じて

  • 優れた人や良質な物が揃っている
  • 能力や才能が均等に優れている

例文

  • 今年の入部した新人は粒が揃っていて期待できる。
  • このチームは、粒が揃っていてどの選手もレギュラー候補だ。
  • この商品のレビューは、どれも粒が揃っていて参考になる。

類義語

  • 揃いも揃って
  • どれもこれも
  • 一様に
  • 一律
  • 一貫
  • 一様
  • どれも同じ
  • どれを取っても
  • どれを選んでも

対義語

  • バラバラ
  • まちまち
  • 三者三様
  • 千差万別
  • 十人十色
  • 各人各様
  • 人それぞれ
  • それぞれ
  • 個性豊か
  • 多種多様

補足

「粒が揃う」は、良い意味 で使われることが多いですが、皮肉 を込めて使うこともできます。

  • 例:

彼は、いつも同じような失敗をする。本当に粒が揃っている。

血の気が失せる」とは、顔色が青白くなり、血の気がないように見える様子を表す慣用句
粒が揃う(つぶがそろう)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「面の皮が厚い 」とは、恥知らずで、厚かましいことを表す慣用句

「面の皮が厚い 」とは、恥知らずで、厚かましいことを表す慣用句です。

意味

恥知らずで、厚かましいこと。

語源

感情の変化を隠してしまうほど顔面の表皮が厚いの意から。

例文

  • 彼氏は、振られたのにまだ連絡してくるなんて、面の皮が厚い。
  • あの会社は、クレームがあっても謝罪しないなんて、面の皮が厚い。
  • 彼は、いつもお金を無心してくるので、面の皮が厚い。

類義語

  • 図々しい
  • 厚かましい
  • 無恥
  • 恥知らず
  • 鉄面皮

対義語

  • 謙虚
  • 恥じらい
  • 誠実
  • 真面目

使い方

「面の皮が厚い」は、主に人の性格や行動を批判するときに使用します。

注意点

「面の皮が厚い」は、相手を強く批判する表現になります。使う際には、相手との関係性や状況に配慮する必要があります。

参考URL:
面の皮が厚い(つらのかわがあつい)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

その他

「面の皮が厚い」は、日本語でよく使われる表現ですが、英語で一言で表現するのは難しいです。状況に応じて、"shameless", "brazen", "audacious"などの単語を使い分ける必要があります。

「月とすっぽん」とは、見た目は似ているが、実際には全く異なるもののこと

「月とすっぽん」とは、見た目は似ているが、実際には全く異なるものを言います。

意味:

  • 見た目は似ているが、実際には全く異なるもの。
  • 比較にならないほど、差が大きいこと。
  • 価値や質が大きく異なること。

例:

  • 彼は天才と凡才の差、月とすっぽんだ。
  • 彼女の料理は、彼の料理と比べると月とすっぽんだ。
  • この車は、あの車と比べると月とすっぽんだ。

類義語:

  • 雲泥の差
  • 天と地
  • 霄壤の別
  • 格段の差
  • 著しい差

対義語:

  • 同等
  • 同じ
  • 似ている
  • 匹敵する
  • 甲乙つけがたい

補足:

  • 「月とすっぽん」は、もともと見た目は似ているが、実際には全く異なるものである「月」と「すっぽん」を例えて、比較にならないほど差が大きいことを表す言葉です。
  • 現代では、必ずしも見た目が似ているものだけでなく、価値や質が大きく異なるものに対しても使われます。

例文:

  • 彼は天才と凡才の差、月とすっぽんだ。
  • 彼女の料理は、彼の料理と比べると月とすっぽんだ。
  • この車は、あの車と比べると月とすっぽんだ。

「月とすっぽん」と「雲泥の差」の違い

「月とすっぽん」と「雲泥の差」は、どちらも非常に大きな差を表す言葉ですが、以下のような違いがあります。

  • 月とすっぽん: 見た目は似ているが、実際には全く異なるもの。
  • 雲泥の差: 天と地の差のように、非常に大きな差。

例えば、見た目は似ているが、実際には全く異なるものである場合は「月とすっぽん」、天と地の差のように、非常に大きな差の場合は「雲泥の差」という表現が適切です。

「月とすっぽん」と「天と地」の違い

「月とすっぽん」と「天と地」は、どちらも非常に大きな差を表す言葉ですが、以下のような違いがあります。

  • 月とすっぽん: 比較にならないほど、差が大きい。
  • 天と地: 天と地の差のように、非常に大きな差。

例えば、比較にならないほど、差が大きい場合は「月とすっぽん」、天と地の差のように、非常に大きな差の場合は「天と地」という表現が適切です。

「月とすっぽん」と「霄壤の別」の違い

「月とすっぽん」と「霄壤の別」は、どちらも非常に大きな差を表す言葉ですが、以下のような違いがあります。

  • 月とすっぽん: 見た目は似ているが、実際には全く異なるもの。
  • 霄壤の別: 天と地の差のように、非常に大きな差。

例えば、見た目は似ているが、実際には全く異なるものである場合は「月とすっぽん」、天と地の差のように、非常に大きな差の場合は「霄壤の別」という表現が適切です。

「月とすっぽん」と「格段の差」の違い

「月とすっぽん」と「格段の差」は、どちらも非常に大きな差を表す言葉ですが、以下のような違いがあります。

  • 月とすっぽん: 比較にならないほど、差が大きい。
  • 格段の差: かなり大きな差。

例えば、比較にならないほど、差が大きい場合は「月とすっぽん」、かなり大きな差の場合は「格段の差」という表現が適切です。

「月とすっぽん」と「著しい差」の違い

「月とすっぽん」と「著しい差」は、どちらも非常に大きな差を表す言葉ですが、以下のような違いがあります。

  • 月とすっぽん: 比較にならないほど、差が大きい。
  • 著しい差: 目立って大きな差。

例えば、比較にならないほど、差が大きい場合は「月とすっぽん」、目立って大きな差の場合は「著しい差」という表現が適切です。

参考URL:
月と鼈(つきとすっぽん)とは? 意味や使い方 - コトバンク

「つぶしがきく」とは、さまざまな仕事や状況に適応できる能力やスキルを持っていること

「つぶしがきく」とは、さまざまな仕事や状況に適応できる能力やスキルを持っていること。

意味:

  • さまざまな仕事や状況に適応できる能力やスキルを持っていること。
  • どんな状況でも役に立つ知識や経験を持っていること。

語源:

  • 金属を溶かして別の形に作り変えることができることから、転じて、様々な仕事に活用できる人材を指すようになった。

例文:

  • パソコンスキルはつぶしがきくので、どんな仕事でも役に立つ。
  • 語学力はつぶしがきくので、海外でも活躍できる。
  • コミュニケーション能力はつぶしがきくので、どの職場でも重宝される。

類義語:

  • マルチタスク
  • 汎用性
  • 適応力
  • 転換力
  • 柔軟性

対義語:

  • 専門性
  • 限定的
  • 特化型
  • 融通がきかない
  • 一芸入魂

注意点:

  • つぶしがきくは、必ずしも良い意味ではなく、専門性が足りないという捉え方をされる場合もある。

補足:

  • つぶしがきくは、様々な場面で使える表現。

その他:

「面の皮を剥ぐ」とは、厚かましくも恥知らずな人間の、悪事を暴いて面目を失わせること

「面の皮を剥ぐ」とは、厚かましくも恥知らずな人間の、悪事を暴いて面目を失わせることをいう。

意味:

  • 厚かましくも恥知らずな人間の、悪事を暴いて面目を失わせることをいう。
  • 図々しい人の正体を暴き、恥をかかせること。
  • 厚顔無恥な態度を改めさせるために、厳しく叱責すること。

例文:

  • 彼は、会社の金を横領していたことが発覚し、面の皮を剥がされた。
  • 彼女は、いつも人の悪口を言っていて、ついに面の皮を剥がされた。
  • あの詐欺師は、人の同情を利用して金儲けをしていたが、ついに面の皮を剥がされた。

類義語:

  • 恥をさらす
  • 糾弾する
  • 罵倒する
  • 恥辱を与える
  • 痛い目に遭わせる

対義語:

  • 褒める
  • 称賛する
  • 尊敬する
  • 敬意を表する
  • 甘やかす

補足:

  • 面の皮を剥ぐは、強い言葉なので、使う場面には注意が必要です。
  • 面の皮を剥ぐは、相手を改心させる目的で使うこともあります。

参考:

関連表現:

  • 厚顔無恥
  • 図々しい
  • 恥知らず
    面の皮が厚い
    面の皮がない

注意:

  • 面の皮を剥ぐは、相手を傷つける表現なので、使用には注意が必要です。
  • 相手を批判する際は、より穏便な表現を用いることを心がけましょう。

参考URL:
面の皮を剝ぐ(つらのかわをはぐ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「月に叢雲、花に風」とは、世の中の好事には、とかく差し障りが多いことのたとえなどの意味を持つ慣用句

「月に叢雲、花に風」とは、世の中の好事には、とかく差し障りが多いことのたとえなどの意味を持つ慣用句です。

世の中の好事には、とかく差し障りが多いことのたとえ。

読み方

  • つきにむらくも はなにかぜ

語源

  • 月は美しいものだが、雲に隠れてしまうこともある。花は美しいものだが、風が吹いて散ってしまうこともある。
  • このように、美しいものや良いことには、何かと障害や妨害があるというところから生まれた表現。

類義語

  • 花は桜木人は武士
  • 花より団子
  • 所詮は夢
  • 夢幻泡影
  • 無常

対義語

  • 万事如意
  • 思い通り
  • 順風満帆
  • 吉事重々
  • 百花繚乱

例文

  • せっかくの旅行なのに、台風が来てしまって「月に叢雲、花に風」だ。
  • 彼は長年努力して夢を実現したが、病に倒れてしまい「月に叢雲、花に風」だった。
  • 人生は「月に叢雲、花に風」の連続だが、それでも希望を持って生きていきたい。

注意点

  • 「月に叢雲、花に風」は、ネガティブな意味で使われることが多いです。
  • 物事のうまくいかない側面に焦点を当てている表現なので、使用には注意が必要です。

参考URL:
「月に叢雲(むらくも)、花に風」は、いい意味 or 悪い意味? 3割以上が誤解していた! | Oggi.jp