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「二足の草鞋を履く」は、本来は両立できないような二つの職業や役務を同一人が兼ねること

「二足の草鞋を履く」は、本来は両立できないような二つの職業や役務を同一人が兼ねること。特に、江戸時代、博徒が捕吏を兼ねることをいいました。

  • 読み方:にそくのわらじをはく
  • 由来:昔、博徒が十手をあずかり、賭博(とばく)などを取り締まる捕吏をも兼ねたことから
  • 類義語:二股をかける、二枚舌を使う、朝三暮四
  • 対義語:一途

例文

  • 会社員と作家の二足の草鞋を履く
  • 研究者とタレントの二足の草鞋を履いて活躍している
  • 二足の草鞋を履くのは大変で、どちらも中途半端になる可能性がある

使い方

「二足の草鞋を履く」は、主に以下のような状況で使われます。

  • 複数の職業や役務を兼ねている人
  • 両立が難しいことをしている人
  • 忙しい人

注意点

「二足の草鞋を履く」は、本来はネガティブな意味合いを持つ慣用句です。しかし、近年では、働き方が多様化していることから、ポジティブな意味で使われることもあります。

参考URL:
「二足の草鞋を履く」って良い意味なの? 意味や例文、英語表現を解説 | Oggi.jp

「二の矢が継げない」とは、最初の行動や発言の後、それに続く適切な行動や発言ができず、困ってしまう様子を表す慣用句

「二の矢が継げない」とは、最初の行動や発言の後、それに続く適切な行動や発言ができず、困ってしまう様子を表す慣用句です。

読み方

「にのやがつげない」

語源

弓矢を射る際に、最初の矢を射った後に、すぐに二の矢を射ることができない様子から、「二の矢が継げない」という言葉が生まれました。

意味

「二の矢が継げない」は、以下のような状況で使われます。

  • 最初の行動や発言が失敗してしまい、その後どうすれば良いのか分からなくなる。
  • 緊張やプレッシャーによって、本来の能力を発揮することができなくなる。
  • 思いがけない質問や反論を受けて、答えに窮してしまう。

例文

  • 面接で緊張してしまい、最初の質問に答えた後、二の矢が継げなくなった。
  • プレゼンテーションでうまく話せなくなり、二の矢が継げなくなった。
  • 彼は、彼女の質問に答えられず、二の矢が継げなかった。

類語

  • 窮地に陥る
  • 啞然
  • 言葉に詰まる
  • 返答に窮する
  • 煮え湯を飲まされる

対義語

  • 余裕
  • 沈着冷静
  • 泰然自若
  • 臨機応変
  • 巧みに切り抜ける

「二の矢が継げない」の使い方

「二の矢が継げない」は、自分の失敗や弱さを表現する慣用句です。

謙虚な気持ちで、自分の課題を認識し、改善しようと努力することが大切です。

また、ユーモアを交えて使うこともできますが、相手を傷つけないように注意する必要があります。

参考URL:
二の矢が継げない(にのやがつげない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「二階から目薬」とは、回りくどくて効果がないことを意味する慣用句

「二階から目薬」とは、物事がうまくいかず、もどかしいこと あるいは、回りくどくて効果がないことを意味する慣用句です。

由来

二階から下にいる人に目薬をさそうとすると、うまく目薬が目に届かず、効果が得られないことから、この慣用句が生まれました。

例文

  • 息子に勉強をさせようとしても、なかなか言うことを聞いてくれない。まるで二階から目薬をさしているような気分だ。
  • 彼に好意を伝えたいと思っているのだけれど、なかなかアプローチするチャンスがない。二階から目薬で、効果が出ないような気がする。

類義語

  • 羹に懲りて膾を吹く
  • 琴線に触れる
  • 智に働けば角が立つ情に棹させば流される
  • 謗りを免れない
  • 弁当を使う

関連情報

参考URL:
二階から目薬(にかいからめぐすり)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「人間万事塞翁が馬」 は、人生の吉凶は予測不可能であり、一見不幸に見える出来事が実は幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえ

「人間万事塞翁が馬」 は、人生の吉凶は予測不可能であり、一見不幸に見える出来事が実は幸運につながったり、その逆だったりすることのたとえです。

意味:

  • 幸せか不幸かは簡単に判断できない。
  • 一見悪い出来事が良い結果につながることもある。
  • 一見良い出来事が悪い結果につながることもある。
  • 人生は常に変化しており、何が起こるかわからない。

由来:

  • 中国の古い書物「淮南子」にある故事から。
  • 北方の塞翁という老人がいた。ある日、老人の馬が胡の国に逃げていった。村人たちは不幸だと嘆いたが、その後、馬が胡の国から良い馬を連れて帰ってきた。
  • その後、老人の息子がその馬に乗って足を骨折した。村人たちは喜んだが、その後、戦争が起こり、村の青年たちは戦死したが、足が不自由だった老人の息子は戦に行かずに済んだ。

類義語:

  • 禍福は糾える縄の如し
  • 塞翁が馬
  • 禍福転変

対義語:

  • 吉凶は決まっている
  • 不幸は続く
  • 幸運は続く

例文:

  • 会社をリストラされたのは不幸だったが、それがきっかけで起業し、成功した。人間万事塞翁が馬である。
  • 病気になったのは辛い経験だったが、それがきっかけで健康の大切さに気づいた。

補足:

  • このことわざは、人生の無常を表現するだけでなく、困難な状況でも希望を失わずに前向きに生きるように励ます意味も込められています。
  • 一見不幸に見える出来事も、長い目でみると実は幸運だったということもあるので、物事を悲観的に考える必要はありません。
  • 常に前向きに考え、困難な状況を乗り越えることで、より良い人生を送ることができるという考え方もあります。

参考URL:
辛い事や悲しい事があったら、「人間万事塞翁が馬」という諺を思い出して!|お知らせ|鹿島学園高等学校|通信制高校|カシマの通信

「似たり寄ったり」とは、様子や性質などが似ていて、ほとんど区別がつかないという意味

「似たり寄ったり」とは、様子や性質などが似ていて、ほとんど区別がつかないという意味。

読み方: にたりよったり

意味:

  • 様子や性質などが似ていて、ほとんど区別がつかない。
  • どれも同じようなものばかりで、代わり映えしない。

語源:

  • 「似たり」と「寄ったり」が重なってできた言葉。

例文:

  1. どの候補者も似たり寄ったりで、誰を選べばいいのかわからない。
  2. 最近の映画は、どれも似たり寄ったりで面白くない。
  3. スーパーの商品は、どれも似たり寄ったりで、値段ばかりが高い。

類語:

  • 同工異曲
  • 大同小異
  • 似たり寄ったり
  • 五分五分
  • 大差ない

対義語:

  • 個性豊か
  • 千差万別
  • 唯一無二
  • 独創的
  • 多様性

補足:

「似たり寄ったり」は、主に物事の内容や性質について用いられます。

参考例:

  • 彼らは、顔も性格も似たり寄ったりだ。
  • 彼女たちの服は、どれも似たり寄ったりで、誰が誰だか分からない。
  • 彼の意見と私の意見は、似たり寄ったりで、大きな違いはない。

用例:

  • どの政党も政策は似たり寄ったりで、誰が政権をとってもあまり変わらないだろう。
  • 最近の音楽は、どれも似たり寄ったりで、個性がない。
  • この街のカフェは、どれも似たり寄ったりで、どこに行っても同じようなメニューばかりだ。

例文:

  1. 彼は、似たり寄ったりの人間関係に飽き飽きしていた。
  2. 彼女は、個性的な作品を探して、似たり寄ったりの作品は避けようとした。
  3. 私たちは、多様性を尊重し、似たり寄ったりにならないように努力しよう。

参考URL:
似たり寄ったり(にたりよったり)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

「にべもない 」とは、愛想がない、素っ気ない話し方や態度をするという意味の慣用句

「にべもない 」とは、愛想がない、素っ気ない話し方や態度をするという意味の慣用句です。

意味

  1. 愛想がない、素っ気ない話し方や態度をする。
  2. 冷淡で、無情である。
  3. 反応や返答がない。

語源

「にべ」は、ニベ科の魚の鰾(うきぶくろ)を原料にした膠(にかわ)のこと。膠は粘り気が強いことから、「にべ」には粘り気や感情といった意味合いが含まれるようになりました。「にべもない」は、そのような粘り気や感情が全くない様子を表す言葉です。

例文

  • 彼女は、彼に振られてから、にべもない。
  • 店員は、客の質問ににべもなく答えた。
  • 彼は、私の訴えににべもなく耳を傾けようとしなかった。

類義語

  • 愛想がない
  • 素っ気ない
  • 冷淡
  • 無情
  • 無反応
  • 無愛想

対義語

  • 愛想が良い
  • 親切
  • 優しい
  • 温かい
  • 熱心

参考URL:
語源・由来|「にべもない」「しっぺ返し」 | 世田谷自然食品

その他

「にべもない」は、相手に対してマイナスの印象を与える表現です。使う際には、相手との関係性や状況に配慮する必要があります。

例文

  • 店員のにべもない態度に、思わず怒鳴ってしまった。
  • 彼の冷たい対応に、心が傷ついた。

「荷が重い」とは、負担や責任が大きいことを表す慣用句

「荷が重い」とは、負担や責任が大きいことを表す慣用句です。

例文:

  • 新しい役職は責任が重大で、荷が重い。
  • まだ経験が浅いので、この仕事は荷が重い。

類義語:

  • 重荷
  • 負担
  • 責任
  • 重圧
  • 負債

対義語:

  • 軽い
  • 負担が少ない
  • 気楽

補足:

  • この慣用句は、物理的な荷物の重さだけでなく、精神的な負担にも使うことができます。
  • また、自分の能力や経験に比べて、負担や責任が大きすぎる場合にも使われます。

参考資料:

例文:

「日進月歩」とは、日に日に進歩することを表す四字熟語

「日進月歩」とは、日に日に進歩することを表す四字熟語。

読み方

  • にっしんげっぽ

意味

日に日に進歩すること。

由来

中国の晋代の歴史書『晋書』五行志から。

使い方

「日進月歩」は、以下のような状況で使われます。

  • 科学技術の進歩
  • 社会の変化
  • 個人

例文

  • 科学技術は日進月歩で、日々新しい発見や発明がされている。
  • 社会の変化は日進月歩で、新しい価値観や考え方を受け入れなければならない。
  • 彼女は、日進月歩で成長している。

類義語

  • 日々進歩
  • 日進月歩
  • 逐日進歩
  • 日々進化
  • 日々向上
  • 日々成長
  • 日々発展
  • 日々改善
  • 日々更新
  • 日々向上

対義語

  • 停滞
  • 衰退
  • 退歩
  • 堕落
  • 停滞
  • 停滞
  • 停滞
  • 停滞
  • 停滞
  • 停滞

補足

「日進月歩」は、良い意味 で使われることが多いですが、皮肉 を込めて使うこともできます。

例:

彼は、毎日新しいことを始めるが、どれも三日坊主で、日進月歩とは程遠い。

参考URL:
日進月歩(にっしんげっぽ)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

「二枚舌を使う」とは、相手によって都合よく違うことを言うこと

「二枚舌を使う」とは、相手によって都合よく違うことを言うこと。
意味:

  • 相手によって都合よく違うことを言うこと。
  • 本心と建前を使い分けること。
  • 嘘をついて人を騙すこと。

語源:

  • 舌が二枚あるように、二つの異なることを言えることから。
  • 古代中国の故事からとも言われる。

類義語:

  • 舌先三寸
  • 八方美人
  • 口先上手
  • 巧言令色
  • 朝三暮四

対義語:

  • 正直
  • 真面目
  • 誠実
  • 信用
  • 信頼

例文:

  • あの人は二枚舌を使って、人を騙している。
  • 二枚舌を使う人は、信用できない。
  • 政治家は二枚舌を使うのが上手い。

補足:

  • 二枚舌を使うことは、相手を欺いたり、自分の利益を得たりするために使われることが多い。
  • 二枚舌を使うことは、信頼を失う原因となる。

参考URL:
「二枚舌」とはどんなときに使う?言葉の意味・類語や使い方を例文で紹介 | Domani

関連表現:

  • 偽り
  • 欺瞞
  • 虚偽
  • 不誠実

注意:

  • 二枚舌を使うことは、倫理的に問題のある行為です。
  • 二枚舌を使うことは、人間関係を悪化させる原因となる。

「逃がした魚は大きい」とは、手に入れそこなったものは、実際以上に大きなものに思われ、くやしいものという意味

「逃がした魚は大きい」とは、手に入れそこなったものは、実際以上に大きなものに思われ、くやしいものという意味です。

意味:

  • 手に入れそこなったものは、実際以上に大きなものに思われ、くやしいものだ。
  • 実際に手に入れたものよりも、失ったものの方が大きく価値があるように感じてしまう心理。
  • 後悔や未練を表すことわざ。

例:

  • あの仕事を引き受けなかったことが、今となっては悔やまれる。逃がした魚は大きい。
  • 彼女は、彼との結婚を断ったことを後悔している。逃がした魚は大きい。
  • 彼は、あの株を買わなかったことを後悔している。逃がした魚は大きい。

類義語:

  • 後悔先に立たず
  • 過ぎたことは仕方がない
  • 水の泡
  • 夢のまた夢
  • 手遅れ

対義語:

  • 満足
  • 後悔しない
  • 幸運
  • チャンス
  • 成功

補足:

  • 「逃がした魚は大きい」は、中国の古典である『淮南子』に由来する故事が基になっています。
  • この故事では、釣り人が釣り上げた大きな魚を逃がしてしまうという内容で、手放したものへの未練を表現しています。
  • 現代では、様々な場面で後悔や未練を表すことわざとして使われています。

例文:

  • あの仕事を引き受けなかったことが、今となっては悔やまれる。逃がした魚は大きい。
  • 彼女は、彼との結婚を断ったことを後悔している。逃がした魚は大きい。
  • 彼は、あの株を買わなかったことを後悔している。逃がした魚は大きい。

「逃がした魚は大きい」と「後悔先に立たず」の違い

「逃がした魚は大きい」と「後悔先に立たず」は、どちらも後悔を表すことわざですが、以下のような違いがあります。

  • 逃がした魚は大きい: 手に入れそこなったものへの未練を表す。
  • 後悔先に立たず: 後悔しても後の祭りであることを表す。

例えば、手に入れそこなったものへの未練を表す場合は「逃がした魚は大きい」、後悔しても後の祭りであることを表す場合は「後悔先に立たず」という表現が適切です。

「逃がした魚は大きい」と「過ぎたことは仕方がない」の違い

「逃がした魚は大きい」と「過ぎたことは仕方がない」は、どちらも過去を変えることはできないことを表すことわざですが、以下のような違いがあります。

  • 逃がした魚は大きい: 過去を悔やむ気持ちを表す。
  • 過ぎたことは仕方がない: 過去を受け入れ、前向きに進むことを表す。

例えば、過去を悔やむ気持ちを表す場合は「逃がした魚は大きい」、過去を受け入れ、前向きに進むことを表す場合は「過ぎたことは仕方がない」という表現が適切です。

「逃がした魚は大きい」と「水の泡」の違い

「逃がした魚は大きい」と「水の泡」は、どちらも努力が無駄になったことを表すことわざですが、以下のような違いがあります。

  • 逃がした魚は大きい: 手に入れそこなったものへの未練を表す。
  • 水の泡: 努力が全く報われなかったことを表す。

例えば、手に入れそこなったものへの未練を表す場合は「逃がした魚は大きい」、努力が全く報われなかったことを表す場合は「水の泡」という表現が適切です。

「逃がした魚は大きい」と「夢のまた夢」の違い

「逃がした魚は大きい」と「夢のまた夢」は、どちらも実現不可能なことを表すことわざですが、以下のような違いがあります。

  • 逃がした魚は大きい: 実際に手にする可能性があったものを失ったことを表す。
  • 夢のまた夢: 実現可能性が低いことを表す。

例えば、実際に手にする可能性があったものを失ったことを表す場合は「逃がした魚は大きい」、実現可能性が低いことを表す場合は「夢のまた夢」という表現が適切です。

「逃がした魚は大きい」と「手遅れ」の違い

「逃がした魚は大きい」と「手遅れ」は、どちらもチャンスを逃したことを表すことわざですが、以下のような違いがあります。

  • 逃がした魚は大きい: 手に入れそこなったものへの未練を表す。
  • 手遅れ: もうどうすることもできないことを表す。

例えば、手に入れそこなったものへの未練を表す場合は「逃がした魚は大きい」、もうどうすることもできないことを表す場合は「手遅れ」

参考URL:

逃がした魚は大きい(ニガシタサカナハオオキイ)とは? 意味や使い方 - コトバンク