「後を引く」は、 終わるはずのことがいつまでも続いてきまりがつかないという意味を持つ慣用句です。
- 終わるはずのことがいつまでも続いてきまりがつかない
物事や行動が、本来終わるはずなのに、いつまでも続いてしまい、先延ばしにされる様子を表します。主に、飲食や好みなどについて、味をしめることを意味します。
例:
- このドラマは、続きが気になって後を引く。
- あの店のラーメンは、後を引く美味しさだ。
- 彼は、ギャンブルに勝ってしまい、後を引いてやめられなくなった。
- 彼女は、ショッピングが大好きで、いつも後を引いてしまう。
- 終えるはずのことをいつまでも続けてする
物事や行動を、本来終わるはずなのに、いつまでも続けてしまう様子を表します。主に、飲食や好みなどについて、味をしめることを意味します。
例:
- 彼は、仕事が終わっても、つい残業してしまう後癖がある。
- 彼女は、ダイエット中なのに、つい夜食を食べてしまう後癖がある。
- 子供たちは、ゲームが面白すぎて、後を引いてしまう。
- 彼は、お酒が大好きで、いつも飲み過ぎてしまう後癖がある。
- 関連表現
- 後を引くような
- 後を引く味
- 後を引く話
- 後を引く展開
- 後を引くような結末
- 英語表現
「後を引く」を英語で表現する場合には、drag on や be addictive などの表現がよく使われます。
例
- The meeting dragged on for hours. (英語での例)
- その他
「後を引く」ということわざは、江戸時代に生まれたと言われています。当時の人々は、質素倹約を美徳とし、無駄遣いをしないことを心がけていました。本来必要のないことをいつまでも続けてしまうことは、悪いこととされていたのです。
現代社会においても、「後を引く」ということわざは、様々な場面で使われています。物事や行動がいつまでも続いてしまい、先延ばしにされる、本来終わるはずなのに、いつまでも続けてしまうといった状況を表す際に、よく使われます。
- まとめ
「後を引く」は、終わるはずのことがいつまでも続いてきまりがつかない、終えるはずのことをいつまでも続けてするという意味を持つ慣用句です。江戸時代に生まれたこのことわざは、現代社会においても、様々な場面で使われています。物事や行動がいつまでも続いてしまい、先延ばしにされる、本来終わるはずなのに、いつまでも続けてしまうといった状況を表す際に、よく使われます。