「親しき仲にも礼儀あり」とは、親しい間柄であっても、礼儀を守ることは大切であるという意味の慣用句です。
意味:
- 親しい間柄であっても、礼儀を守ることは大切である。
- 親しさに甘えて、礼儀を欠くと、関係が悪化する可能性がある。
類義語:
- 遠慮は禁物
- 狎れ合うべからず
- 距離を置く
- 適度な距離感を保つ
- 馴れ合いは禁物
対義語:
- 親しき仲には垣根はいらぬ
- 親しき仲は遠慮がいらぬ
- 腹を割って話す
- 心を許す
- 親密
例文:
- 親しい友達だからといって、礼儀を忘れてはいけません。
- 家族だからといって、なんでも言い訳にはならない。
- 親しき仲にも礼儀ありということを忘れないようにしましょう。
補足:
- このことわざは、江戸時代の儒学者である貝原益軒の『和俗童子訓』に「親しき仲にも礼儀あり」という形で出てくる。
- 親しい間柄だからこそ、相手への敬意を忘れないことが大切である。
関連表現:
- 敬意
- 礼節
- 礼儀
- マナー
- 思いやり