「病は口より入り、禍は口より出ず」とは、食べ物や飲み物が原因で起き、災難は言葉がもとで引き起こされることを意味する慣用句です。
意味
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病は口より入り
- 食べ物や飲み物に含まれる細菌やウイルスが原因で病気になることがあります。
- 暴飲暴食や偏った食生活も病気の原因になります。
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禍は口より出ず
- 軽はずみな言動は、トラブルや災難を招くことがあります。
- 悪口や陰口は、人間関係を悪化させることがあります。
使い方
- 健康に気を遣う人へのアドバイスとして使う
- 軽はずみな発言を戒めるために使う
- 人間関係のトラブルを解決するためのヒントとして使う
例文
- 健康のために、病は口より入りということを忘れずに、食生活に気をつけましょう。
- 彼は、禍は口より出ずということを理解せず、軽はずみな発言で周囲を困らせている。
- 彼女は、病は口より入りということを肝に銘じて、暴飲暴食を止めた。
類義語
- 言禍
- 雉も鳴かずば打たれまい
- 禍は口より出ず
- 病は気から
- 言は心
対義語
- 病は口より出ず
- 禍は口より入り
- 良言は人を傷つけず
補足
- この慣用句は、江戸時代の儒学者である貝原益軒の『養生訓』に由来すると言われています。
- 健康と人間関係を良好に保つためには、口から入るものと口から出るものに注意することが大切です。
参考URL:
病は口より入り禍は口より出ず(やまいはくちよりいりわざわいはくちよりいず)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書