「血が通う」とは、以下の2つの意味があります。
- 生き生きと活動している様子
- 例文:
- 新しい企画は、社員の血が通うような活気のあるものだった。
- 長年放置されていた庭に、再び血が通うようになった。
- 人間的な温かさや親しみを感じられる様子
- 例文:
- 彼の話には、血が通うような温かさがある。
- あの店は、店員さん同士の血が通うような雰囲気が良い。
由来
「血が通う」は、体の隅々に血液が行き渡ることで、体が活き活きと動くことから、生命力や活力を表すようになりました。
また、血液は親から子へと受け継がれるものであることから、人間的な温かさや親しみを表すようにもなりました。
類義語
- 活気
- 生気
- 温もり
- 親しみ
- 人情
対義語
- 冷淡
- 無機質
- 事務的
用例
「血が通う」は、以下のような場面で使われます。
- 仕事や活動が活発な様子を形容したいとき
- 人間的な温かさや親しみを感じられる様子を形容したいとき
例文
- 新しいリーダーの下、チームに再び血が通うようになった。
- 彼女の文章には、血が通うような温かさがある。
- この町の人々は、血が通うような親しみを感じさせてくれる。
補足
「血が通う」は、「血が巡る」と書くこともあります。
また、英語では "warm" や "heartfelt" などの表現が近い意味になります。