「弓折れ矢尽きる」は、日本語の慣用句で、 戦いに敗れて、さんざんな有様になるという意味があります。
- 戦いに敗れて、さんざんな有様になる
弓矢は戦いに欠かせない武器であり、それが折れたり尽きたりすれば、戦う術を失い、敗北してしまうことになります。
例文
- 長い戦いで兵士は疲れ果て、弓折れ矢尽きる状態だった。
- 敵の奇襲攻撃を受け、味方は弓折れ矢尽き、壊滅状態となった。
- 力尽きて、どうにもしようがなくなる
弓矢を使い果たすことは、戦うための力も手段も失うことを意味します。
例文
- あらゆる手を尽くしたが、問題解決には至らず、弓折れ矢尽きる思いだ。
- 病気と金欠で、もうどうにもならない。まさに弓折れ矢尽きる状態だ。
類義語
- 全滅
- 壊滅
- 窮地
- 絶望
- 困窮
- 途方に暮れる
- 手も足も出ない
対義語
- 勝利
- 成功
- 希望
- 活路
- 好転
参考URL:
弓折れ矢尽く | 会話で使えることわざ辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
故事成語辞典
- 五代史平話 ― 晋史平話・下
- 後漢書 ― 段熲伝
その他
- 「刀折れ矢尽きる」という言い方もあります。