「いざ鎌倉」とは、日本語の慣用句で、一大事が起こったときに、すぐに駆けつけなければならないという意味です。
由来
この言葉は、鎌倉時代(1185年~1333年)にまで遡ります。当時、鎌倉幕府に何か重大な事件が起こると、御家人と呼ばれる武士たちは、主君の命を受けて鎌倉に馳せ参じました。
使い方
「いざ鎌倉」は、以下のように使われます。
- 会社で大きなトラブルが発生した。「これは大変だ!いざ鎌倉だ!」
- 地震が起きた。「津波が来るかもしれない。みんなで高台に避難しよう!」
- 敵が攻めてきた。「いざ鎌倉!敵を撃退しよう!」
類義語
- 一大事
- 緊急事態
- 事変
- 事故
- 災害
- 危機
- 非常事態
対義語
- 平常時
- 平和
- 安定
- 安全
その他
「いざ鎌倉」は、現代でも様々な場面で使われています。例えば、スポーツの試合でチームがピンチになったとき、「さあ、ここで一発逆転だ!いざ鎌倉!」と鼓舞するような場面で使われたりします。