「口を酸っぱくする」とは、日本語の慣用句で、同じことを何度も繰り返し注意するという意味です。
語源
何度も同じことを言うと、口の中が酸っぱくなるような感覚になることから、この表現が生まれました。
類義語
- 言い聞かせる
- 説得する
- 諄々(じゅんじゅん)と教える
- 繰り返し注意する
- 口うるさく言う
- くどくど言う
- 念仏のように言う
対義語
- 一度で理解する
- 素直に言うことを聞く
- 黙って言うことを聞く
- 従順
- 言うことを聞く
例文
- 親は子供に、勉強の大切さを口を酸っぱくして言い聞かせる。
- 先生は、生徒に同じ間違いを繰り返さないように、口を酸っぱくして注意する。
- 上司は、部下に安全確認を怠らないように、口を酸っぱく言って聞かせる。
使い方
「口を酸っぱくする」は、以下のように使われます。
- 子供がゲームばかりして勉強しないので、口を酸っぱくして注意しているが、一向に言うことを聞いてくれない。
- 彼はずっと時間にルーズなので、何度も注意しているが、改善されない。
- 会社の安全規則は口を酸っぱくして注意しているにもかかわらず、事故が起きる。
参考URL:
口を酸っぱくする(くちをすっぱくする)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
その他
「口を酸っぱくする」は、親や教師などが子供に対して使うことが多い表現です。しかし、上司や先輩などが部下に対して使う場合もあります。また、恋愛関係においても、相手を心配して何度も同じことを注意する場合に使うことがあります。