「どこ吹く風」とは、周囲の意見や状況に全く影響を受けず、自分の思い通りに行動することを意味する慣用句です。
由来
「どこ」は場所、「吹く」は風が吹くこと、「風」は空気を指し、「どこ吹く風」は、どこから風が吹いて来ようと関係ないという意味です。
使い方
- 例文:
- 批判されても、彼はどこ吹く風と自分の道を歩み続ける。
- 周囲の反対を押し切って、彼女は夢を実現した。
- 景気低迷の影響を受けず、彼の会社は業績を伸ばし続けている。
類義語
- 無頓着
- 無関心
- 我関せず
- 泰然自若
- 知らん顔
対義語
- 影響を受ける
- 流される
- 気にする
- 動揺する
- 慌てる
その他
「どこ吹く風」は、必ずしもネガティブな意味合いではありません。
- 周囲の意見に流されず、自分の信念を貫く
- 逆境にも負けず、目標に向かって努力する
といったポジティブな意味合いを持つこともあります。
例
- 彼は周囲の反対を押し切って起業したが、成功を収めた。
- 彼女は周囲の批判を気にせず、自分の夢を追い続けた。
- 彼らは景気低迷という逆境を乗り越え、業績を伸ばし続けている。
まとめ
「どこ吹く風」は、周囲に影響を受けずに自分の信念を貫く強い意志を表す慣用句です。