「不撓不屈」とは、どんな困難や障害にも屈せず、強い意志を持って目標を達成しようとすること。
読み方: ふとうふくつ
意味: どんな困難や障害にも屈せず、強い意志を持って目標を達成しようとすること。
語源:
- 不撓:撓(たわむ)の否定形。どんな困難にも心が折れないこと。
- 不屈:屈(くじける)の否定形。どんな圧力にも屈しないこと。
類義語:
- 堅忍不抜(けんにんふばつ)
- 百折不撓(ひゃくせつふとう)
- 百折不屈(ひゃくせつふくつ)
対義語:
- 弱気(よわき)
- 卑屈(ひくつ)
- 諦観(ていかん)
例文:
- 不撓不屈の精神で、彼は難関を乗り越えた。
- 彼女は不撓不屈の努力で、夢を実現した。
- あの人の不撓不屈の生き方には感銘を受ける。
使い方:
- 「不撓不屈」は、困難に立ち向かう人の精神を表す言葉です。
- 目標に向かって努力する人、逆境に負けない人などを形容する際に使われます。
- 文章だけでなく、演説やスピーチなどでもよく使われる言葉です。
有名な例:
- イギリスの首相、ウィンストン・チャーチルは、不撓不屈の精神で第二次世界大戦を乗り越えたと言われています。
- アメリカの公民権運動家、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、不撓不屈の精神で人種差別撤廃のために戦いました。
その他:
- 「不撓不屈」は、四字熟語の中でも比較的よく知られている言葉です。
-
書き順は、
- 不
- 撓
- 不
- 屈
となります。