「諸(両)刃の剣」とは、 一方で非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険性もあるもの。
読み方: もろはのつるぎ
意味:
- 一方で非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険性もあるもの。
- 利点と欠点が表裏一体になっていることのたとえ。
語源:
- 両刃の剣は、敵を切るだけでなく、自分自身も傷つける可能性があることから。
類義語:
- 双刃の剣
- 虎口に牙
- 諸刃の利器
対義語:
- 万能薬
- 一石二鳥
例文:
- インターネットは、情報収集やコミュニケーションに役立つ一方で、個人情報の流出やネット依存症などの問題も抱えている。
- 原子力は、エネルギー源として大きな可能性を秘めているが、事故の危険性も伴う諸刃の剣である。
- 新しい技術は、社会に大きな進歩をもたらす一方で、倫理的な問題や環境問題を引き起こすこともある。
使い方:
- 「諸刃の剣」は、あるものの利点と欠点の両面性を強調したい時に使う言葉です。
- 文章だけでなく、会話でもよく使われます。
その他:
- 「諸刃の剣」は、日本語の慣用句です。
- 英語では、「double-edged sword」や「a blessing in disguise」などの表現が近い意味になります。
関連情報:
- 諸刃の剣 - goo辞書: [無効な URL を削除しました]
- 諸刃の剣 - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
補足:
- 「諸刃の剣」は、利点と欠点が表裏一体になっているものを表す言葉ですが、どちらの側面が強調されるかは文脈によって異なります。
- 例えば、新しい技術の開発について語る場合、その技術の革新的な可能性を強調する一方で、潜在的なリスクについても言及することが重要です。
関連表現:
- 表裏一体
- 一長一短
- 光と影