「こけら落とし」とは、新築された劇場で初めて行われる演劇などの興行のこと。
読み方: こけらおとし
意味:
- 新築された劇場で初めて行われる演劇などの興行。
- 転じて、新しく建てられた施設で初めて行われる行事。
語源:
- 劇場建築には木が使われており、建設中に木屑(こけら)がたくさん出る。
- 落成時に屋根や足組みに残ったこけら(木屑)を払い落とすことから、落成を祝って行われる興行を「こけら落とし」と呼ぶようになった。
類義語:
- 開場記念公演
- 初公演
- 記念行事
- オープニングセレモニー
- こけら葺き
例文:
- 新国立劇場のこけら落とし公演は、歌舞伎の「勧進帳」だった。
- 新球場のこけら落とし試合は、地元の球団同士の対戦となった。
使い方:
- 「こけら落とし」は、主に劇場などの施設で行われる初めての興行や行事について使う言葉です。
- 文章だけでなく、会話でもよく使われます。
その他:
- 「こけら落とし」は、日本語の慣用句です。
- 英語では、「grand opening」や「inaugural performance」などの表現が近い意味になります。
関連情報:
- こけら落とし - goo辞書: [無効な URL を削除しました]
- こけら落とし - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
補足:
- 「こけら落とし」は、単に初めての興行や行事という意味だけでなく、その施設のお披露目や記念という意味も含まれています。
- 近年では、劇場以外にも、商業施設やスポーツ施設など、様々な施設のこけら落としが行われています。
関連表現:
- 開場記念公演
- 初公演
- 記念行事
- オープニングセレモニー
- こけら葺き
参考URL:
こけら落とし - Wikipedia
その他
- 「こけら落とし」は、漢字で「杮落とし」と書くこともできます。
- 意味は同じですが、「こけら落とし」の方がより一般的によく使われます。