「俎板の鯉」とは、相手の意向や運命にまかせるよりほかに方法のない状態のこと。
読み方: まないたのこい
意味:
- 相手の意向や運命にまかせるよりほかに方法のない状態。
- 死を待つよりほかに方法のない運命のたとえ。
語源:
- 料理されようとしている鯉は、どんなに暴れても抵抗するが、ひとたび覚悟を決めると静かに死を待つことから。
類義語:
- 俎上の魚
- 俎上の鯉
- 俎上の肉
- 俎上の蛙
- 命運尽きる
対義語:
- 自由
- 選択肢
- 生き延びる
- 希望
- 逆転
例文:
- 会社のリストラに遭い、彼は俎板の鯉となった。
- 病に倒れ、彼は俎板の鯉となった。
- 彼は抵抗するのも無駄だと悟り、俎板の鯉となった。
使い方:
- 「俎板の鯉」は、自分ではどうすることもできない状況を表す際に使われます。
- 文章だけでなく、会話でもよく使われます。
その他:
- 「俎板の鯉」は、日本語の慣用句です。
- 英語では、「at the mercy of」、「a sitting duck」、「a dead duck」などの表現が近い意味になります。
補足:
- 「俎板の鯉」は、必ずしも悲観的な意味合いを持つわけではありません。
- 死を覚悟して、潔く運命を受け入れるという意味で使われることもあります。
関連表現:
- 俎上の魚
- 俎上の鯉
- 俎上の肉
- 俎上の蛙
- 命運尽きる
参考情報:
- 俎板の鯉 - goo辞書: [無効な URL を削除しました]
- 俎板の鯉 - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
例文:
- 会社のリストラに遭い、彼は俎板の鯉となったが、それでも希望を捨てずに再就職活動に取り組んだ。
- 病に倒れ、彼は俎板の鯉となったが、家族の支えで前向きに病と向き合った。
- 彼は抵抗するのも無駄だと悟り、俎板の鯉となったが、それでも最後まで武士道精神を貫いた。