「聞きしに勝る」とは、実際に見てみると、噂や評判よりもはるかに優れていること。
読み方: ききしにまさる
意味:
- 実際に見てみると、噂や評判よりもはるかに優れていること。
- 期待していた以上に素晴らしいこと。
例文:
- 富士山は、写真で見るよりも実際に見た方が聞きしに勝る美しさだった。
- 彼女の演技は、評判通りどころか、聞きしに勝る素晴らしさだった。
- 噂には聞いていたが、実際に訪れてみると、この街は聞きしに勝る魅力的な場所だった。
類義語:
- 期待以上
- 想像以上
- 噂にたがわず
- 名実共に
- 百聞は一見にしかず
対義語:
- 期待外れ
- 想像以下
- 噂倒れ
- 名ばかり
- 絵に描いた餅
参考URL:
聞きしに勝る(ききしにまさる)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
補足:
- この表現は、ポジティブな意味で使われることが多いですが、稀に皮肉として使われることもあります。
- 例えば、「彼の才能は聞きしに勝っていた。しかし、同時に傲慢な性格も聞きしに勝っていた。」というように、良い面だけでなく、悪い面も強調する場合に使われます。
例文:
- 新しくオープンしたレストランは、予約が困難なほどの人気店だ。口コミで評判を聞いていたが、実際に食事をしてみると、聞きしに勝る美味しさだった。
- 長年憧れていた海外旅行にようやく行くことができた。想像していた以上に美しい景色と文化に触れ、聞きしに勝る素晴らしい体験だった。
- 話題の最新映画は、批評家からも絶賛されていた。期待していた以上に壮大なスケールと深いストーリーで、聞きしに勝る傑作だった。