「七転八起」とは、何度失敗してもあきらめずに立ち上がり、努力すること。
読み方: しちてんはっき
意味:
- 何度失敗してもあきらめずに立ち上がり、努力すること。
- 失敗を乗り越えて成長していくこと。
- 人生には浮き沈みがあることの例え。
由来:
- 中国の故事「蘇秦の故事」から。
- 蘇秦は、戦国時代に活躍した政治家ですが、最初は学問に励んでも上手くいかず、何度も挫折を経験しました。しかし、諦めずに努力を重ねた結果、最終的には六国の宰相にまで上り詰めたという逸話です。
使い方:
- 失敗しても立ち上がり続ける人のことを形容する際に使う。
- 転じて、人生の浮き沈みの激しいことの例えとして使うこともある。
例文:
- 彼は、七転八起の精神で、何度も失敗を乗り越えてきた。
- 彼女は、七転八起の人生を送ってきたが、決して諦めずに努力し続けている。
- 人生は七転八起であり、常に前向きに進んでいくことが大切である。
類義語:
- 不撓不屈
- 臥薪嘗胆
- 失敗は成功のもと
- 立ち止まらずに進む
- 逆境を乗り越える
対義語:
- 諦めやすい
- 挫折しやすい
- 弱音
- 投げやり
- 自暴自棄
参考URL:
七転八起(しちてんはっき)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書
補足:
- 「七転八起」は、中国の故事から生まれた表現ですが、日本でも古くから使われており、ことわざや四字熟語として広く知られています。
- 近年では、スポーツやビジネスなどの分野でも、この表現がよく使われています。
例文:
- オリンピックに出場する選手たちは、七転八起の精神で努力を重ねてきた人たちである。
- 起業家たちは、多くの失敗を乗り越え、七転八起しながら成功を掴み取っていく。
- 七転八起の人生を歩んできた彼は、多くの人々に勇気を与えている。