「鰻登り」とは、 物価や株の相場などが、何かをきっかけに急速に上昇して行く場合等に、その急速さを比喩する慣用句。
読み方: うなぎのぼり
意味:
- 物価や株の相場などが、何かをきっかけに急速に上昇して行く場合等に、その急速さを比喩する慣用句。
- 主に、副詞の形で使う。
由来:
- ウナギは、水中の障害物を乗り越えながら、勢いよく上流に向かって泳ぐことから、この比喩が生まれたと言われています。
使い方:
- 物価や株価などが急速に上昇している様子を表現する際に使う。
- 景気が良くなっている様子を表現する際に使う。
- 何かの勢いが増している様子を表現する際に使う。
例文:
- 景気回復の兆しが見え、株価は鰻登りに上昇している。
- 新製品の発売により、会社の業績は鰻登りに向上している。
- 彼の人気は、鰻登りに上昇している。
類義語:
- 急上昇
- 急騰
- 飛躍
- 向上
- 発展
対義語:
- 急降下
- 下落
- 衰退
- 停滞
- 悪化
参考:
- 鰻登り - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
補足:
- 「鰻登り」は、必ずしもポジティブな意味合いを持つ言葉ではありません。
- 物価が急速に上昇すると、生活が苦しくなる人もいるためです。
例文:
- 物価が鰻登りに上昇し、家計が苦しい。
- 株価が鰻登りに上昇し、バブル経済の再来を懸念する声もある。
- 彼の人気は鰻登りに上昇しているが、驕ることなく努力を続けてほしい。
その他:
- 英語では "skyrocket" や "soar" という表現があります。