「風上にも置けない」とは、卑劣な人間を憎しみ、罵るときに使う言葉。
読み方: かざかみにもおけない
意味:
- 卑劣な人間を憎しみ、罵るときに使う言葉。
- 悪臭を放つものが風上にあると、風下では臭くて困るというところから。
- 非常に嫌悪すべき人物であることを強調したい時に使う。
由来:
- 悪臭を放つものが風上にあると、風下では非常に臭いことから、この表現が生まれました。
- 風上は、一般的に「良い方」、「正しい方」と見なされるため、風上に置くことができないほど卑劣な人間は、許すことができない存在であることを意味します。
使い方:
- 卑劣な行為をした人に対して、強い憤りや嫌悪感を示す際に使う。
- 許すことのできない悪事を行った人に対して、糾弾する際に使う。
- 極めて倫理に反する行為をした人に対して、罵詈雑言を浴びせる際に使う。
例文:
- あんな汚いことをするなんて、風上にも置けない。
- 彼のような人間は、風上にも置けないほど卑劣だ。
- 会社の金を横領するなんて、風上にも置けない犯罪だ。
類義語:
- 卑劣
- 悪党
- 畜生
- 腐れ外道
- 人面獣
対義語:
- 高潔
- 正義
- 善人
- 聖人
- 天使
参考:
- 風上にも置けない - コトバンク: https://kotobank.jp/word/%E9%A2%A8%E4%B8%8A%E3%81%AB%E7%BD%AE%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%84-461620
補足:
- 「風上にも置けない」は、非常に強い言葉であり、相手を深く傷つける可能性があります。
- 使用する際には、状況や相手との関係性に十分注意する必要があります。
その他:
- 英語では "despicable" や "reprehensible" という表現があります。