「七転八倒」とは、激しい苦痛や悲しみで、ころげまわってもがくさま。
読み方: しちてんばっとう
意味:
- 激しい苦痛や悲しみで、ころげまわってもがくさま。
- ひどい混乱や動揺を表すさま。
由来:
- 中国の故事から。
- 晋の陶淵明の詩「桃花源記」に、「七転八倒して、乃ち其の門を叩く」という一節がある。
使い方:
- 激しい苦痛や悲しみを受けた様子を表現したい時に使う。
- 混乱や動揺を表現したい時に使う。
例文:
- 彼は、病気の苦痛で七転八倒した。
- 事故の知らせを聞いて、七転八倒の思いだった。
- 会社の業績悪化で、社員は七転八倒の様相だ。
類義語:
- 苦しむ
- もがく
- 悶絶する
- 混乱する
- 動揺する
対義語:
- 平静
- 安定
- 泰然自若
- 余裕
- 冷静
参考:
- 七転八倒 - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
補足:
- 「七転八倒」は、非常に強い表現であり、状況によっては相手を不快にさせる可能性があります。
- 使用する際には、状況や相手との関係性に十分注意する必要があります。
その他:
- 英語では "to writhe in agony" や "to be in a state of turmoil" という表現があります。