「畳の上の水練」とは、理屈や方法論は立派でも、実地の訓練を積んでいないため、実際の役に立たないことの例え。
読み方: たたみのうえのすいれん
意味:
- 理屈や方法論は立派でも、実地の訓練を積んでいないため、実際の役に立たないことの例え。
- 机上の空論。
- 実際に試していない方法論は、役に立たない可能性があるという戒め。
由来:
- 畳の上でいくら水泳の練習をしても、実際に水に入らなければ泳げるようにはならないことから。
使い方:
- 理屈ばかりで実践を伴わない学習方法を批判する時に使う。
- 机上の空論を批判する時に使う。
- 実際に試していない方法論を過信しないように注意する時に使う。
例文:
- あの人は、理論ばかりで実践が伴わないから、まるで畳の上の水練だ。
- 新しいビジネスプランは、机上の空論ではなく、実際に試してみないと成功するかどうか分からない。
- 彼は、畳の上の水練にならないように、常に実地に即した学習を心掛けていた。
類義語:
- 机上の空論
- 絵に描いた餅
- 絵空事
- 空想
- 理想論
対義語:
- 実践
- 実地
- 実経験
- 経験則
- 実証
参考:
- 畳の上の水練 - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
補足:
- 「畳の上の水練」は、学習や仕事など様々な場面で当てはまる言葉です。
- 理屈や方法論を学ぶことは重要ですが、実際に試して経験を積むことも重要です。
- 経験を積むことで、理論や方法論をより深く理解し、実践的に活かすことができるようになります。
その他:
- 英語では "armchair theory" や "ivory tower thinking" という表現があります。