「世に伯楽ありて然る後に千里の馬あり」とは、才能のある人材が活躍するためには、その才能を見抜き、登用する人が必要であるということ。
読み方: よに はくらく ありて しかる のち に せんりの うま あり
意味:
- 才能のある人材が活躍するためには、その才能を見抜き、登用する人が必要であるということ。
- 能力のある人材は常に存在するが、それを評価できる人がいなければ、その才能は日の目を見ないということ。
語源:
- 中国の戦国時代の韓非子の故事「雑説」から。伯楽は、古代中国で優れた馬を見抜く名人とされていた人物。
使い方:
- 人材育成の重要性を説きたい時に使う。
- 才能のある人材が活躍できる環境の必要性を強調したい時に使う。
例文:
- 世に伯楽ありて然る後に千里の馬あり。真に優れた人材を見抜き、登用することが重要である。
- 彼は、才能はあったが、それを評価してくれる人がいなければ、埋もれたままだった。
類義語:
- 千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず
- 明主は必ず良臣を致す
- 人材は育成にあり
- 玉磨けば光る
- 人材登用
対義語:
- 人材不足
- 無能
- 埋もれた才能
- 不遇
- 機会喪失
参考URL:
韓愈『雑説』「世に伯楽有りて~」原文・書き下し文・現代語訳 - 勉強応援サイト
補足:
- 現代社会では、多様な人材が活躍できる環境づくりが重要である。