「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」は、人生には苦しいことも楽しいこともあるという意味のことわざです。
- 意味:
- 辛いことがあれば、必ず楽しいことも訪れる。
- 楽しいことがあれば、必ず辛いことも訪れる。
- 人生は山あり谷ありで、常に一定の状態ではない。
- 由来:
- 中国の古典「老子」の「禍兮福之所倚、福兮禍之所伏」から
- 日本では江戸時代に広く使われるようになった
- 類義語:
- 塞翁が馬
- 禍福は糾える縄の如し
- 人生は浮き沈みがある
- 対義語:
- 常に苦しい
- 常に楽しい
- 例文:
- 仕事で辛いことがあっても、家族と過ごせば元気になれる。苦あれば楽ありだ。
- 今は楽しい時でも、いつまでも続くわけではない。楽あれば苦ありということを忘れないようにしよう。
- 人生は苦楽を繰り返しながら進んでいくものだ。
補足:
- このことわざは、人生の無常を表現するだけでなく、苦しい時でも希望を失わずに頑張るように励ます意味も込められています。
- 苦しい時は、その苦しみを乗り越えることで、より大きな喜びを得ることができるという考え方もあります。
- 楽な時は、その喜びを感謝し、将来の苦しみに備えることも大切です。