「国破れて山河あり」とは、戦乱によって国は滅びても、山や川は昔と変わらない姿で残っているという意味。
読み方: くにやぶれてさんがあり
意味:
- 戦乱によって国は滅びても、山や川は昔と変わらない姿で残っている。
- 国土は失われても、自然の美しさは永遠に変わらない。
- 国の盛衰は移ろいゆくものだが、自然は永遠である。
語源:
- 唐代の詩人・杜甫の詩「春望」の冒頭部分。
類義語:
- 世は移れども、自然は変わらぬ
- 興亡盛衰は世の常
- 自然は永遠
- 山河は不易
- 時代を超えて
対義語:
- 国泰民安
- 平和
- 安定
- 繁栄
- 永続
例文:
- 戦争によって国は破れたが、山河は依然として美しい。
- 国破れて山河ありという言葉通り、自然は永遠に続く。
参考:
- 国破れて山河あり - コトバンク: [無効な URL を削除しました]
- 杜甫 - 春望 - 中国の漢詩 - 漢詩・詩歌・吟詠紹介 - [学ぶ] - 関西吟詩文化協会: [無効な URL を削除しました]
補足:
- この詩は、安史の乱で長安が陥落した後の荒廃した様子を詠んだもの。
- 国土は失われても、自然の美しさは変わらないという普遍的なメッセージが込められている。