「前門の虎、後門の狼」とは、一つの災難から逃れても、別の災難がすぐに現れること。
読み方: ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ
意味:
- 一つの災難から逃れても、別の災難がすぐに現れること。
- 困難な状況から抜け出しても、さらに別の困難が待ち受けていること。
- どんな状況でも安心できないこと。
語源:
- 中国の故事から。
- 前門から虎が、後門から狼が迫ってくるという状況を表す。
類義語:
- 虎口脱して狼穴に陥る
- 窮地に陥る
- 板挟み
- 八方塞がり
- 進退窮まる
対義語:
- 安泰
- 平穏
- 無難
- 順風満帆
- 安穏
例文:
- 会社をリストラされたら、今度は病気になった。まさに前門の虎、後門の狼だ。
- 戦争が終わっても、復興への道のりは険しく、前門の虎、後門の狼の状態だった。
補足:
- 前門の虎、後門の狼という言葉は、人生の困難や試練を表す言葉として使われます。
- また、現代社会の複雑さや不安定さを表す言葉としても使われます。