「鼻息が荒い」とは、日本語の慣用句で、怒ったり興奮したりしている様子を表すという意味を持ちます。「鼻息」(はないき/hanaiki) は、「鼻から出る息」「荒い」(あらい/arai) は、「激しい、乱暴な」という意味です。
つまり、「鼻息が荒い」は、怒りや興奮によって、呼吸が荒くなっている様子を表現し、感情が高ぶっていることを表す言葉です。
「鼻息が荒い」の由来
この慣用句の由来は、定かではありませんが、いくつかの説があります。
- 説1: 怒ったり興奮したりすると、呼吸が荒くなることから、「鼻息が荒い」という表現が使われるようになったと考えられています。
- 説2: 動物が怒ったり興奮したりすると、鼻息を荒くする様子から、「鼻息が荒い」という表現が使われるようになったと考えられています。
使い方
このことわざは、主に以下の様な状況で使われます。
- 怒っている様子を表す
- 興奮している様子を表す
- 闘志を燃やしている様子を表す
例
- 彼は、試合に負けて悔しくて、「鼻息が荒かった」。(He was so frustrated after losing the game that he was "snorting".)
- 彼女は、プレゼンテーションを前に緊張して、「鼻息が荒かった」。(She was so nervous before her presentation that she was "snorting".)
- アスリートたちは、勝利を目指して、「鼻息が荒かった」。(The athletes were "snorting" with determination to win.)
「鼻息が荒い」の類義語
- 怒り狂う (ikarikuruu)
- 激怒する (gekiro suru)
- 興奮する (kōfun suru)
- 闘志を燃やす (tōshi o moyasu)
- 血相を変える (kekisō o kaeru)
「鼻息が荒い」の対義語
- 冷静 (reisei)
- 泰然自若 (taizenjijaku)
- 穏やか (onoyaka)
- 涼しい顔 (suzushī kao)
- 鼻先で笑う (hanasen de warau)