「紆余曲折」とは、ことのなりゆきがさまざまの込み入った経過をたどり変化することを意味する四字熟語

「紆余曲折」とは、道などが曲がりくねっていること、また、ことのなりゆきがさまざまの込み入った経過をたどり変化することを意味する四字熟語です。

語源

「紆」と「余」はどちらも川や丘などが曲がりくねって続いているさまを表す言葉です。「曲折」は曲がりくねること。

意味

「紆余曲折」には、主に以下の2つの意味があります。

  1. 道などが曲がりくねっている
  • 山道や川など、物理的に曲がりくねっている様子を表します。
  • 目的地まで一直線ではなく、様々な方向に曲がりながら続いている様子を意味します。

例文:

  • 山道を登るには、険しく紆余曲折した道を歩かなければならない。
  • 川の流れは、ゆっくりと紆余曲折しながら海へと向かっている。
  • 迷路は、壁にぶつかりながら紆余曲折して進んでいく。
  1. ことのなりゆきがさまざまの込み入った経過をたどり変化する
  • 物事の展開が順調ではなく、様々な困難や障害を乗り越えながら進んでいく様子を表します。
  • 計画通りに進まず、思いがけない方向へ変化していく様子を意味します。

例文:

  • 新製品の開発は、紆余曲折を経てようやく完成した。
  • 彼の恋愛は、紆余曲折しながらも、最終的には結婚へと至った。
  • 人生は、紆余曲折があるからこそ面白い。

その他

  • 「紆余曲折」は、主にネガティブな意味合いで使われますが、状況によってはポジティブな意味合いで使うこともできます。
  • 例えば、「紆余曲折を経て成長を遂げる」のように、困難を乗り越えることで得られる経験や教訓を強調する意味で使うことができます。

類義語:

  • 曲折
  • 紆余
  • 紆折
  • 紆曲
  • 紆徐曲折

対義語:

  • 直線
  • 一直線
  • 単純
  • 容易
  • 平坦

参考URL:
紆余曲折(うよきょくせつ)とは? 意味・読み方・使い方 - 四字熟語一覧 - goo辞書

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です