「足元(下)に火がつく」とは、危険が迫っていることを意味する慣用句です。
語源
「足元」は、立っている場所の地面という意味です。「火」は、危険や災難を象徴しています。
つまり、「足元(下)に火がつく」は、自分が立っている場所が危険にさらされているという意味合いになります。
意味
「足元(下)に火がつく」は、差し迫った危険を表すだけでなく、時間的な制約や焦りを感じさせるニュアンスも含まれます。
例文
- プレゼンテーションの発表が迫り、足元(下)に火がつく思いだ。
- 期限が近づいているのに、仕事がまだ終わらず、足元(下)に火がつく。
- ライバル会社が新製品を発売するらしいと聞いて、足元(下)に火がつく思いだ。
使い方
「足元(下)に火がつく」は、危機的な状況や時間的なプレッシャーを感じていることを表現したい場合によく使われます。
類義語
- 焦る
- 慌てる
- 追い詰められる
- 背水の陣
- 崖っぷち
- 窮地
- ピンチ
- 危機一髪
- 間一髪
英語訳
- have a fire under one's feet
- feel the heat
- be under pressure
- be on the spot
- be in a tight spot
- be in a bind
- be in a pickle
- be up against it
その他
「足元(下)に火がつく」は、ネガティブな印象を与える表現ではないですが、使う際には状況に注意が必要です。
- 本当に危険な状況ではない場合に使うと、大げさに聞こえてしまう可能性があります。
- 深刻な状況を表現したい場合は、もっと強い表現を使う方が適切な場合もあります。