「悲喜交交」とは、喜びと悲しみが入り交じっていることを言います。
読み方:ひきこもごも
意味:
- 喜びと悲しみが入り交じっていること。
- 嬉しいことと悲しいことが同時に起こったり、交互に起こったりすること。
語源:
- 中国の古典「詩経」から。
使い方:
- 「悲喜交交の表情で結果発表を待つ」
- 「長年連れ添ったペットが亡くなり、悲喜交交の気持ちで葬儀を執り行った」
- 「合格発表の掲示板は、歓喜と落胆の悲喜交交の場となった」
類義語:
- 喜憂交々
- 喜怒哀楽
- 泣き笑い
対義語:
- 喜び
- 悲しみ
例文
- 受験結果発表の日:掲示板の前には、合格発表を待つ受験生たちが集まっていた。中には、合格の喜びで涙を浮かべる人もいれば、不合格の悲しみに打ちひしがれる人もいた。まさに悲喜交交の光景であった。
- 結婚:結婚は人生における大きな節目であり、喜びと悲しみが入り交じる瞬間である。これまで育ててくれた両親への感謝の気持ちと、これから始まる新しい生活への期待感。そして、これまで過ごしてきた家や家族との別れへの寂しさ。様々な感情が交錯する。
- 人生:人生は山あり谷ありであり、喜怒哀楽様々な感情を経験する。嬉しいことばかりではなく、悲しいことや辛いこともたくさんある。しかし、そのような経験を通して人は成長していく。悲喜交交の人生を歩むことが大切である。
補足:
「悲喜交交」という言葉は、人間の感情の複雑さを表す言葉としてよく使われます。人生は喜びと悲しみが混ざり合っており、常にどちらか一方だけというわけではないことを理解することが大切です。