「間が抜ける」とは、重要なポイントを見落とすなどで、間の悪い印象を与えてしまうことを意味します。
意味:
「間が抜ける」とは、状況や雰囲気に合っていない行動や言動をとったり、重要なポイントを見落としたりして、間の悪い印象を与えてしまうことを意味します。具体的には、以下のような状況で使われます。
- 場違いな発言をする
- タイミングが悪い行動をとる
- 重要なことを忘れてしまう
- 冗談が滑る
- 空気が読めない
語源:
「間」には、時間的なタイミングだけでなく、場の雰囲気や状況という意味もあります。「間が抜ける」は、これらの「間」をうまく捉えることができず、場違いな行動や言動をとってしまう様子を表しています。
使い方:
「間が抜ける」は、主に人の行動や言動を批評する際に用いられます。以下は、例文と解説です。
例文:
- Aさん: ねえねえ、昨日のテスト、難しかったよね?
- Bさん: うん、難しかったよ。でも、○○君は100点だったらしいよ。
- Aさん: えーっ、また? あの人、いつも間が抜けてるのに、どうしてテストだけできるんだろう?
この例では、AさんはBさんにテストの話を振っていますが、Bさんはテストのことよりも○○君の点数の方が気になっているようです。Aさんは、Bさんの反応が場違いだと感じ、「間が抜けてる」と表現しています。
類義語:
- 空気が読めない
- 場違い
- 頓珍漢
- 不器用
- 鈍感
対義語:
- 機転が利く
- 場をわきまえる
- 要領が良い
- スマート
- 気配り上手
まとめ
「間が抜ける」は、人の行動や言動を批評する際に用いられる言葉です。使い方には注意が必要で、相手を傷つけないように配慮しましょう。