「火の付いたよう」とは、活発で勢いがある様子という意味があります。
- 活発で勢いがある様子
例文:
- 子供たちは、火の付いたように公園で遊んでいた。
- 新入社員は、火の付いたように仕事に取り組んでいる。
- 選挙戦は、火の付いたように盛り上がっている。
- 怒っている様子
例文:
- 上司は、部下のミスに腹を立てて、火の付いたような顔をしていた。
- 子供は、おもちゃを取り上げられて、火の付いたような目で睨みつけてきた。
- 犬は、見知らぬ人に吠えかかり、火の付いたような勢いだった。
どちらの意味で使われているかは、文脈によって判断する必要があります。
語源
「火」は、燃え盛る炎や激しい情熱 を象徴する言葉であり、「付く」は、燃え広がる や勢いづく という意味の動詞です。
つまり、「火の付いたよう」という言葉は、燃え盛る炎のように活発で勢いがある様子 や、激しい情熱に駆られている様子 を表す比喩表現となります。
類義語
- 活発
- 勢いがある
- 元気
- 精悍
- 熱狂的
対義語
- どんより
- 憂鬱
- 覇気のない
- 意気消沈
- かったるい
英語表現
- be full of energy
- be enthusiastic
- be passionate
- be vigorous
- be spirited
その他
- この慣用句は、江戸時代から使われている言葉です。
- 「火の付いたよう」という言葉は、人 や物 の活発さ や勢い を生き生きと表現 することができます。
- 「火の付いたよう」という言葉は、文章 や会話 に臨場感 を与えることができます。
まとめ
「火の付いたよう」という言葉は、活発で勢いがある様子 や 怒っている様子 を表す慣用句です。
文脈によってどちらの意味で使われているかを判断 する必要があります。
ぜひ、覚えておいて使ってみてください。