「身に覚えがない」とは、自分が何かをしたという記憶がないといった意味の表現です。
反対に、過去にそれを行った記憶がある様子は「身に覚えがある」と表現されます。
意味
「身に覚えがない」という言葉には、以下のような意味合いがあります。
- 自分が何かをしたという記憶がない
- 過去の自分の行動に思い当たるものが見いだせない
- 与り知らない
- 知らなかった
- 関係ない
使い方
「身に覚えがない」という言葉は、以下のような場面で使われます。
- 身に覚えのない罪を疑われたとき
- 覚えのない請求書が届いたとき
- 身に覚えのないメールが送られてきたとき
例文
- 私は、その犯行には身に覚えがありません。
- この請求書には、身に覚えがありません。
- 誰かが私の名義で勝手にメールを送っていたようです。身に覚えがありません。
類義語
- 心当たりがない
- 思い当たらない
- 見当がつかない
- 知らない
- 分からない
対義語
- 覚えている
- 思い当たる
- 知っている
- 関係がある
英語表現
「身に覚えがない」という言葉は、英語では "have no recollection of" または "have no memory of" と表現されます。
その他
- この慣用句は、江戸時代から使われている言葉です。
- 「身に覚えがない」という言葉は、自分の行動や責任について説明する 際に、よく使われます。
- 「身に覚えがない」という言葉は、真実を述べている ことを示すために使われることもあります。
まとめ
「身に覚えがない」という言葉は、自分が何かをしたという記憶がない、過去の自分の行動に思い当たるものが見いだせない、与り知らない、といった意味の表現です。
ぜひ、覚えておいて使ってみてください。