「一か八か」とは、結果がどうなるか分からないまま、思い切って行動することを表す慣用句です。丁か半かの「丁」と「半」の上部を取ったもの、サイコロの目の一と八を掛けたものなど、語源には諸説ありますが、いずれにしても成功か失敗かの二択しかない状況で、運を天に任せて行動する様子を表現しています。
使い方
- 「一か八か大勝負に出る」
- 「一か八かで起業してみる」
- 「試験勉強なんてしてなかったから、一か八かで受かるかどうか分からない」
- 「時間がないから、一か八かで料理してみる」
- 「財布を落としたけど、一か八かで交番に行ってみる」
例文
新しいビジネスを始めようと思い立っている。成功するかどうかは分からないが、一か八かで挑戦してみる価値はあると思う。
類義語
- 丁か半か
- 賭けに出る
- 冒険する
- 思い切ってやる
- 運任せ
注意
「一か八か」は、成功の可能性が低いことを意味します。重要な決断をする際には、慎重に検討する必要があります。
その他
- 「一か八か」は、日本語特有の慣用句であり、英語には直接的に訳せる表現はありません。
- 英語では、「take a chance」や「roll the dice」などの表現が近い意味合いになります。