「目にも留まらぬ」とは、非常に速く、一瞬で過ぎてしまうさまを表す慣用句です。「めにもとめらぬ」と読みます。
意味
「目にも留まらぬ」という言葉は、視覚情報が脳に認識される前に通り過ぎてしまうほどの速さを表現します。
具体的には、以下のような状況で使われます。
- 非常に速く動くもの
- 例: 新幹線は、目にも留まらぬ速さで駅を通過した。
- 彼は、目にも留まらぬ速さでボールを投げつけた。
- 一瞬で終わってしまうもの
- 例: 花火は、目にも留まらぬ速さで打ち上げられた。
- 彼の表情は、目にも留まらぬ一瞬で変わってしまった。
- 見逃してしまうもの
- 例: 彼は、目にも留まらぬ一瞬の隙に財布を盗まれた。
- 大切な書類を、目にも留まらぬうちに捨ててしまった。
使い方
「目にも留まらぬ」という言葉は、動詞と組み合わせて使われます。
- 例:
- 新幹線が駅を通過する。
- 新幹線は、目にも留まらぬ速さで駅を通過する。
- 彼はボールを投げる。
- 彼は、目にも留まらぬ速さでボールを投げる。
- 花火が打ち上げられる。
- 花火は、目にも留まらぬ速さで打ち上げられる。
- 表情が変わる。
- 彼の表情は、目にも留まらぬ一瞬で変わってしまった。
- 財布を盗まれる。
- 彼は、目にも留まらぬ一瞬の隙に財布を盗まれた。
- 書類を捨てる。
- 大切な書類を、目にも留まらぬうちに捨ててしまった。
- 新幹線が駅を通過する。
類義語
- 一瞬のうちに
- あっという間に
- 瞬く間に
- 目にも止まらぬ
- 見る間に
注意
「目にも留まらぬ」という言葉は、ポジティブな意味合いだけでなく、ネガティブな意味合いでも使われます。
例えば、見逃してしまうという意味合いで使う場合は、注意が必要です。