「足を奪われる」とは、その美しさや迫力などに圧倒されて、思わず立ち止まってしまうという意味の慣用句です。「あしをうばわれる」と読みます。
意味
「足を奪われる」という言葉は、視覚だけでなく、聴覚や嗅覚など、五感すべてを刺激するような圧倒的な体験をした際に使われます。
具体的には、以下のような状況で使われます。
- 美しい景色を見た時
- 例: 壮大な山々の景色に、足を奪われました。
- 感動的な音楽を聴いた時
- 例: 歌手の熱唱に、足を奪われました。
- 美味しそうな料理の香りに誘われた時
- 例: パン屋から漂ってくる香りに、足を奪われました。
- 興味深い話に聞き入った時
- 例: 彼の話に、足を奪われました。
使い方
「足を奪われる」という言葉は、動詞と組み合わせて使われます。
- 例:
- 景色を見る。
- 壮大な山々の景色に、足を奪われました。
- 音楽を聴く。
- 歌手の熱唱に、足を奪われました。
- 料理の香りに誘われる。
- パン屋から漂ってくる香りに、足を奪われました。
- 話を聞く。
- 彼の話に、足を奪われました。
- 景色を見る。
類義語
- 圧倒される
- 感動する
- 魅了される
- 惹きつけられる
- 目を奪われる
注意
「足を奪われる」という言葉は、ポジティブな意味合いの強い言葉です。
使う際には、その対象に対する強い感動や敬意を表現するようなニュアンスで使うことが大切です。
「弱り目に祟り目」とは、困っている時にさらに悪いことが起こるという意味の慣用句
足を奪う(あしをうばう)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書