「身になる」とは、日本語のことわざで、役に立つという意味と、自分のものになるという意味の2つの意味があります。
- 役に立つ
- 知識や経験、学問などが、自分の成長や発展に役立つという意味で使われます。
- 例文:
- 勉強したことが「身になる」と、将来が楽しみだ。
- 彼の実践的な経験は、仕事でとても「身になる」。
- 読書は、心身ともに「身になる」良い習慣だ。
- 自分のものになる
- 物質的なものだけでなく、知識や経験、技術なども、自分のものにできるという意味で使われます。
- 例文:
- 長年かけて貯めたお金が、ようやく「身になった」。
- 努力して習得したスキルは、一生「身になる」財産だ。
- 失敗から学ぶことは、次の成功に「身になる」。
その他の使い方
- 相手の立場や気持ちになって考えるという意味で使われることもあります。
- 例文:
- 親の「身になって」考えてみれば、子供の気持ちも理解できるだろう。
- 先生は生徒一人ひとりの「身になって」、丁寧に指導してくれる。
類義語
- 役立つ(やくたつ)
- ためになる(ためになる)
- 有益である(ゆうえきである)
- ものになる(ものになる)
- 自分のものにする(じぶんのものにする)
対義語
- 役に立たない(やくにたたない)
- 無駄になる(むだになる)
- 人の物になる(ひとのおのになる)
- 忘れる(わすれる)
まとめ
「身になる」は、状況によって様々な意味を持つ便利な表現です。
文脈や状況を考慮し、適切な意味合いで使うようにすることが大切です。